これは黄昏泣き? ママの悩みに助産師がアドバイス!
個人差はありますが、夕方ごろになると泣き続け、急に大きな声で泣く、あらゆる対応をしても泣きやまない、一定時間泣き続けるという状態が続きます。抱き上げてあやしてもなかなか泣き止みません。突然始まり原因もわからなくてお悩みのママさんもたくさんいらっしゃいますよ。
はっきりとした原因は解明されていませんが、ストレスの発散、夕方に昼間の疲れが出るなどが原因ではないかと言われています。体調も悪いわけではなく、やれることをやりつくしても泣いている場合は、お子さんもどうしていいかわからない状態である場合があります。泣き止ませようと頑張るのではなく、こういう時期なんだと割り切って接してあげると、ママさんのお気持ちも少しはラクになるかもしれませんよ。
また、何をしてもだめで、ママさんの気持ちが壊れそうになったら、少しの時間泣かせておいても大丈夫ですよ。お子さんを安全な場所に仰向けに寝かせ、別室に行って深呼吸して、じょうずくストレスを吐き出すようにしてくださいね。
一時的なものですので、ママさんの心が壊れないことが一番大切ですよ。また、例えばお散歩に出たり、ベランダで外の風を当たるなど、少し気分転換をさせてあげると泣きやむこともありますよ。
※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー
※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください
黄昏泣きとは?
赤ちゃんは生まれて2~3カ月経つと、生活のリズムが少しずつできてきます。その時期に、夕方になるとなんとなく赤ちゃんがぐずり出し、泣き続けて止まらない状態になることがあります。
赤ちゃんが泣く理由と言えば、おなかがすいたり、おむつを替えてほしいなど、何かしらメッセージを伝えようとしている場合が多いですが、何をしても泣きやまないという場合があります。それが、「黄昏泣き」です。
長い子では1時間ほど泣き続けるケースもあり、抱っこしても、泣きやまない状況にどうしてよいか戸惑うお母さんも多いのではないでしょうか?
一般的に黄昏れ泣きは、生後2〜3カ月ごろに始まり、生後5カ月ごろになると、ある程度の体力が付き、自然と消えると言われています。ただ、これには個人差があり、まったく黄昏泣きをしない赤ちゃんもいるようです。
黄昏泣きが始まっても赤ちゃんの確認は必要
黄昏泣きと言ってしまうと、そういうものなんだと思いがちなのですが、基本的に泣くということは赤ちゃんが何かしらを伝えようとしていることの表れです。