お風呂は毎日入らなくていいの?小児科医がムダ育児を省きます/お風呂編【ラクに楽しく♪特集】
汚れを落とそうとゴシゴシしすぎると、必要な皮脂まで流れてしまいます。洗浄料はたっぷりの泡で素手でやさしく洗うのが基本。冬など乾燥しやすい時期は、週に数回は洗浄料を使わない日をつくるのもおすすめです。
ここが大変③赤ちゃんの衣類を分けて洗うのが面倒
大人の衣類と一緒に洗濯してOK
肌がデリケートな赤ちゃんでない限り、0カ月から大人と同じ洗剤で洗っても問題ありません。大切なのは、洗剤が残らないように、洗剤の適正量を守り、すすぎをしっかりすることです。
柔軟剤の選び方に注意
むしろ気をつけて欲しいのは、柔軟剤の選び方です。最近は香りが強く、持続しやすいタイプがトレンドですが、赤ちゃんへは刺激が強すぎる恐れもあります。使用を控えるか、無香・微香タイプを選ぶようにしましょう。
まとめ
お風呂やスキンケアは、お手入れをしすぎることで赤ちゃんのお肌に刺激を与えてしまう場合もあります。赤ちゃんの肌の状態が良さそうならば、1日くらいお休みしても大丈夫です。ママがゆったりした気持ちで毎日を送ることを大切にしてくださいね。
監修者:医師 さくらんぼこどもクリニック院長 三日市 薫先生
東京女子医科大学卒業、東京大学医学部附属病院、日本赤十字社医療センター、川崎市の保健所勤務などを経て、東京・府中市にさくらんぼこどもクリニックを開院。3人のお子さんをもつ母親でもあり、地域の方々と一緒に病気を考え、子育てができる環境づくりに励んでいる。
著者:ライター 大浦綾子
2015年8月生まれの男児の母。出版社勤務を経てフリーの編集・ライターに。「夜の寝かしつけ後に仕事を残さない!」を目標に日々奮闘中。