子育て情報『出産するまでに必要なお金はどのくらいなのでしょうか?【助産師に相談】』

出産するまでに必要なお金はどのくらいなのでしょうか?【助産師に相談】

目次

・Q.出産費用はどのくらいあれば足りるのでしょうか?
・高杉絵里助産師からの回答
・妊婦健診の費用と補助券の利用について
・分娩費用と入院費用の相場
・出産費用の内訳
お金のイメージ


「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。今回は出産費用に関するご相談です。

Q.出産費用はどのくらいあれば足りるのでしょうか?

今、妊娠31週と5日です。妊婦健診のとき、毎回補助券を出すのですが、補助券+3000円ぐらいいつも払っています。補助券をきちんと出しているのにどうして追加のお金がかかるのでしょうか? また、出産費用はどのくらいあれば足りるのでしょうか? 私がかかっている産院は、正常分娩だと産後6日の入院で基本料金54万〜となっています。


高杉絵里助産師からの回答

妊婦健診の費用は保険適応外なので、金額は地域や病院によってさまざまです。補助券の範囲でおさまるところもあれば、かなりの金額を追加で払わなければならないところもあります。毎回の健診の度だと負担になりますよね。

出産の際にかかる費用も病院によって異なりますので、あらかじめ病院に尋ねておくと安心かと思います。

※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください

妊婦健診の費用と補助券の利用について

母体の健康や胎児の成長を確認できる妊婦健診ですが、定期的に受診するとなると費用が気になるという人も多いのではないでしょうか。一般的なケースを見ていきましょう。

●妊婦健診の費用
妊娠届を出すことで、公費の補助制度が受けられます。母子健康手帳とともに補助券がもらえます。


妊婦健診の基本の6項目(血圧、尿検査、体重、足のむくみ、子宮底長、腹囲)は公費負担、つまり無料で受けられるケースがほとんどです。しかし、血液検査や特殊な検査の費用に関しては地域差があります。全額自己負担となる人もいれば、助成制度によって無料や一部負担で受けられるのが現状です。

里帰り出産の場合、お住まいの地域外で妊婦健診をおこなうと補助券が使えないケースがほとんどです。ですが、申請することで助成金を受けられる自治体が多いです。ただ、助成限度額が決められているケースがほとんどのため、限度額をオーバーしている場合は一部自己負担となります。

助成制度を利用しない場合、妊婦健診は保険適用外のため、健康保険証を提示しても医療費の一部免除はしてもらえず、全額自己負担となります。

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