コロナで募る不安・孤独・ストレスに『ママをやめてもいいですか!?』
新型コロナウイルスの緊急事態宣言の延長により、長引く密室育児。当然育児のストレスは募り、パートナーとももめることが増えてきます。そこでベビーカレンダーでは、5月末までオンライン上映中の映画『ママをやめてもいいですか!?』にちなんで、「ママをやめたくなった瞬間」の体験談を募集。コロナ禍にいるママたちのリアルな声をお届けします。
保育園休園でお出かけもままならず…働くママの緊急事態宣言
コロナ自粛中の風邪でぐずりまくる娘にもう限界
新学期が始まる4月。ようやく決まった娘の保育園も、慣らし保育3日目にして登園自粛に。1年半の長い育児集中生活もようやく終わり、新しいスタートだ!と思ってしまっていただけに、気持ちが沈んでしまいました。しかもこのタイミングで娘が発熱。熱は下がりましたが、たんが絡んでむせ過ぎて吐いてしまったため受診。
PCR検査はなく、薬を処方されておしまいでした。けれど症状はいっこうに改善せず、娘は一日中ぐずってばかり。横になると鼻水が流れるせいかうまく寝つけず、泣き疲れて眠るのを待つ日々が続きました。
不安と疲労でまさに地獄です。
薬を変えてもらってようやく症状が治まってきたのですが、今度は寝るときになぜか大泣き。やはり泣き疲れるのを待つのみで、これが本当にしんどい! 何もしてあげられない、何もしていないことへの罪悪感といつ終わるかわからない悲痛な泣き声。なんで子どもの泣き声って、あんなにカンに障るようにできているんでしょうか。もうイラ立ちと罪悪感のスパイラルで、娘と一緒になって何度涙を流したことか……。
外出自粛が叫ばれるなか、親子共々リフレッシュできる機会もなく、いつまでこの状態が続くのかと憂鬱です。ただ、こうやって娘の不機嫌を憂いてはいますが、私のほうこそ、コロナ禍でめいった気持ちを切り替えられていない、ダメな母親。娘にイラつくなんてお門違いもいいところ。
30歳になって、思わぬところで自分の欠点を見つめ直すことになってしまいました。
普段は外からの刺激や環境の変化でうまく保っているだけで、感情のコントロールって本当に難しいことなんだと改めて実感しました。早く自由に外を歩き、仕事やレジャーに忙しない日々を取り戻したい。そう願っています。