無痛分娩を希望していたのに…予想外のスピード出産で夫も立ち会えず
妊娠31週目で切迫早産と診断され、自宅安静ののち妊娠36週目で出産しました。元々は無痛分娩を希望していましたが、実際は自然分娩となったときのエピソードをご紹介します。
子宮頸管が短くなって…
時々おなかの張りを感じており、妊娠30週目の健診で「子宮頸管が短くなっているので、無理をしないようにね」と言われたのですが、翌週は通常通りに出勤。勤務中、おなかが頻回に張るため、心配になって急きょ仕事終わりに受診をしました。すると、さらに子宮頸管が5mmも短くなっており、25mm程となっていました。
私はもともと里帰り出産をするつもりだったので、入院施設のないクリニックに通院していました。しかし、「このままでは県外への里帰りを許可できなくなる。病院によっては即入院レベル」と言われ、急いで出産予定病院を受診しました。
その病院では「里帰りして自宅安静ができるのであれば」と、入院はなんとか免れました。
いつもの張りとは違う?!
里帰り後は家族に甘えて上げ膳据え膳で過ごせたおかげで、無事に妊娠36週の臨月を迎えました。健診を3日後に控えていた夜、いつものおなかの張りとは違った痛みがあり、トイレに行ってみるとおしるしが。
おしるしで病院に受診するのかどうかを家族に相談したりネットで検索していると、ジワっとした感じが……。尿もれ? それとも破水? でも、尿もれにしては多い……? 自分では判断がつかず病院に電話したところ、受診を促されました。
病院に到着した途端、完全破水!
病院に到着し、車を降りるとその瞬間にドバッと水が……! ズボンもびっしょりで、看護師さんも「これは間違いなく破水ね〜」と笑うほどでした。その後、おなかの張りと胎児心拍を確認するモニターを付けると、規則的なおなかの張りがありました。しかし、私にはおなかが張っているという自覚がまったくなかったため、無痛分娩を希望していましたが、まだ麻酔はせず睡眠を優先するようにすすめられました。
両親にも一旦帰ってもらい、入院部屋でひとりで横になっているとだんだん痛みが……。しばらく耐えてみましたが、痛みで眠るどころではなく、眠れないのなら麻酔を入れてもらおう!とナースコールをすると、入院時3cmだった子宮口が8cm程に。