子育て情報『2歳を過ぎたら意識したい!子どもに響く褒め方で自己肯定感をはぐくもう』

2020年6月29日 10:30

2歳を過ぎたら意識したい!子どもに響く褒め方で自己肯定感をはぐくもう

目次

・「褒めること」でこんなに良い影響が…!
・「子どもに響く褒め方」とは!? 心からの共感が大切
・▼こんな褒め方は子どもに響きません!
・「本当に心から褒めているか」がポイント!
・ネガティブな感情を共有することも大切!
子育て叱り方


子どもに響く褒め方について、日本女子大学 人間社会学部 心理学科 教授の塩崎尚美先生にお話しいただきました!褒め方について、実践方法なども交えながら詳しく説明します。

「褒めること」でこんなに良い影響が…!


褒める子ども


よく「褒めて伸ばす」という言葉を耳にしますが、子どもを褒めることはとてもいいことです。褒めることで子どもは自己肯定感(自分自身の存在意義や価値などを肯定できる感情)を育むことができるほか、自信が持てたり、前向きに物事を取り組めるようになります。そのため、褒められるということは子どものやる気を育むうえでも大きな影響を与えています。

自己肯定感が高い子どもは自分自身を大事にすることができたり、良好な人間関係を築きやすいと言われています。周りの人からも大切にされている自覚があるので、物事に意欲的にチャレンジする傾向があります。

一方で自己肯定感が低いとされる子どもの特徴は、自分を否定的に捉えやすく、物事に対して諦めやすくなってしまう、情緒不安定になってしまうなどがあります。

「子どもに響く褒め方」とは!? 心からの共感が大切

「子どもに響く褒め方」とは、子ども自身を見てよかった点を、具体的に心から褒めるということがポイントになります。子どもは大好きなママやパパに心から褒めてもらったり、一緒にうれしい感情を共有することで、自分の存在が認められている、ママやパパから愛されていると感じることができます。
そしてそれは、子どもの精神的な部分での安心感につながっていきます。

しかし、子どもは大人の表情や口調、本心から言っているのかどうかなどをしっかりと見ています。子どもに響く褒め方でなければ、この大人は信用できない、いつも適当なことばかりで全然自分を見ていてくれないなどと感じてしまい、不信感へとつながってしまうこともあります。

一方、「子どもに響かない褒め方」は、ただやみくもに褒める、他者と比べて褒める、結果だけ褒める、条件が合ってそれをクリアしていれば褒めるなどがあります。 

▼こんな褒め方は子どもに響きません!

・ただやみくもに褒める
子ども自身が「どうして褒められているのか」がわからないと、褒めているという行為自体の意味がなくなってしまいます。

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