赤ちゃんが全然泣き止まない… 原因は!?対処法やママの心構えは?
乳幼児揺さぶられ症候群を防止するためには、赤ちゃんをゆっくりとやさしく抱っこする必要があります。
とはいえ、泣き止まない赤ちゃんにストレスを感じてしまうと、思わず激しく揺さぶってしまうママやパパもいます。特に、赤ちゃんに長時間接することが多いママは、いわゆる「育児ノイローゼ」にかかることも珍しくありません。赤ちゃんの健康には、ママのメンタルケアも大きく関わってきます。
ママのストレスを軽減するためには、周囲の協力が大切です。パパや家族にサポートをしてもらい、心身ともに疲労がたまったときは休息をとりましょう。また、パパに家事を代わってもらったり、夜泣きのときに対応してもらったりするのもストレス解消のコツです。「自分だけが苦しんでいる」という状況を改善すれば、イライラも収まっていくでしょう。
まとめ
赤ちゃんが泣き止まないときは、パパやママにとってストレスになりますよね。ストレスが蓄積されると、育児ノイローゼにもなりかねません。しかし、赤ちゃんが泣く理由を知っていると冷静に対処することができることもあるかもしれません。そもそも、「赤ちゃんが泣くのは健康の証」だと考え、マイナスな感情を抱かないようにできると良いですね。どうしてもストレスや疲労が解消されないときは周囲の協力を求めるなどして、思い悩まないようにしましょう。
※参考:厚生労働省「赤ちゃんが泣き止まない~泣きへの対処と理解のために~」
監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生
愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。