子育て情報『止める?見守る?子どものおもちゃ貸し借り問題 どう対応したらいい?』

止める?見守る?子どものおもちゃ貸し借り問題 どう対応したらいい?

その1つにお友だちを叩いたり噛んだりと怪我をさせてしまうような危険なことはいけないと思いますので、そのことはしっかりと今からでも伝えていく必要はあると思います。それ以外のことは経験をさせてあげながら、諭して伝えていかれると良いのではないかと思います。

お友だちが遊んでいたものを取ってしまったときには、質問者さんが声をかけて見本を見せる、黙って取ってしまうことはいけないことだよ、お子さんにもこうしてまずは声をかけるんだよということを繰り返し伝えていくのでいいように思います。質問者さんの大切にされていることをこうして伝えていかれるといいと思いますよ。そのときの相手のお友だちの反応によっても対応をどうするのがいいのか見本を見せてあげるのもいいと思います。お子さんの成長によっても声かけがどんどん変わっていくようになると思います。

※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください

良かれと思って言ってしまう言葉を言い換える

子どもが遊んでいるときに、良かれと思って言っている言葉はないでしょうか? 例えば、お友だちとのやり取りのなかでよくあるのがおもちゃの貸し借り。「かして」「どうぞ」とスムーズに話が進めばいいのですが、多くが「かして」「ダメ!」となって貸すことができません。


このとき、ママは良かれと思って「もうたくさん遊んだんだから、貸してあげなさ
い」と言ってしまうかもしれません。でも、「おもちゃを貸せない」=「優しくない」と思わないでくださいね。楽しく遊んでいたのに急に「かして」と言われては、「はい、どうぞ!」とはなかなか言えないものです。

そこで、言葉を言い換えてみましょう。「○○ちゃんも遊びたいみたい。どうする?」と聞いてみましょう。子どもによっては「あとでならいいよ」と言う子もいるでしょう。じっと考えているこの場合は、「終わったら貸せるかな?」と聞いてもOK。
相手の子にも「今、遊んでいるから待ってね」と声をかけます。

しばらく2人の様子を見ていると、ついさっきまで怖い顔して「ダメ!」と言っていた子が、すんなりと「はい、どうぞ」と貸すことができるのです。貸すことができた子には「貸してくれてありがとう」とほめて、待ってた子にも「貸してもらえてよかったね」

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