2020年11月7日 19:30
「え?」母乳不足を訴えるも… 病院スタッフの対応を冷たく感じた体験談
やはりおなかが空いていた娘は育児用ミルクをあげるとたちまち泣きやみ、体重もすぐに回復し、翌日には退院できることになりました。
あとから冷静になって考えてみると…
病院スタッフの対応に不満が残っていた私は、あとから知り合いの日本の助産師さんに聞いてみました。すると、むしろ産後すぐに赤ちゃんが満足するほどの母乳が出る人のほうが少なく、病院スタッフの対応も間違ってはいなかったと思うとのこと。
それを聞いて、当時の私は出産直後だったこともあり神経質になり過ぎていたかもしれないと思いました。しかし、あのころは何も知らず、ひたすら心配で仕方ない状態だったので、もう少し精神的な意味で母親に寄り添うケアをしてもらえていたら、こんなに悲しい気持ちにはならなかったのにとも感じました。
母乳不足の悩みに対して、入院中は医師も看護師も大丈夫と言うだけでした。初めての出産に神経質になっていた私には、スタッフの対応が冷たく感じられ、ひたすら悲しく不安になりました。肉体的なケアだけではなく、もう少し産後の不安な気持ちに寄り添った対応をしてくれていたら、こんなに悲しい思いをせずに済んだかもしれません。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO
著者:玉木理恵
1歳の女の子の母。アメリカ在住。翻訳家・ライターとして活動中。
「えっ…」妊娠9週での流産で落ち込んでいた私→実母に伝えると、思いもよらない言葉が返ってきて!