あなたはどのタイプ?吐きつわり・食べつわり・においつわり3つの対処法
つわりの時期は口腔内の衛生も保ちにくくなり虫歯のリスクもあります。口をレモン水やミント水などでゆすいだり、拭き取るタイプの歯磨きシートなどにするのもいいでしょう。
食べつわりの人におすすめの対処法
空腹を避けるために、飴やガム、グミ、お煎餅などすぐに食べられるものをポケットやポーチなどに入れて食べられるようにしましょう。小さなおにぎりや一口サイズのパンなど小分けに食べるといいこともあります。
また、食事内容などにも気をつけていきましょう。食べるときは大丈夫でも、食後に吐き気が強く出る食べ物もあります。脂っこいものは気持ち悪くなる傾向があり、個人差があるので食べた後に気持ち悪くなるものをリストアップして避けるようにしてみましょう。
においつわりの人におすすめな対処法
マスクが効果的です。一方でマスクをしても、完全ににおい をシャットアウトできないために余計に気持ち悪くなる人もいます。ミントなどのマスク用アロマなどもよいようです。また、調理法も湯気やにおいが立ちにくい、レンジ料理や火を使わない料理にするなども効果的です。
つわりの時期は、寝不足などにより精神的に落ち込んでしまうこともあります。ストレスや不安は症状を増強させることもあります。横になって体をできるだけ休めるようにしながら、気分があがるような写真をみたり、好きなアロマを炊いたり、音楽を聴いたり、電話やリモートなどで友人や家族と話したりなどをして、気分転換を図りながら乗り切っていきましょう。
<参考>
『人生で一番大事な 最初の1000日の食事 「妊娠」から「2歳」まで、「赤ちゃんの食事」完全BOOK』
クレア・ルウェリン著(ダイヤモンド社)
監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。
病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
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