子育て情報『【防災特集6】食中毒予防&食器いらず!ポリ袋でできる料理法』

【防災特集6】食中毒予防&食器いらず!ポリ袋でできる料理法

4.お湯を沸騰させたあと、弱火にしてポリ袋を入れます*。

*鍋の場合は、鍋底に皿やシリコン製の落とし蓋など置きましょう。袋をしっかり鍋の中に入れて、吹きこぼれ防止のため蓋はしません。ポットの場合は、一度沸騰させたあと保温の状態になったら袋を入れましょう。

【ご飯を炊いてみよう】
材料(1人分)
・無洗米60g(ペットボトルキャップ8杯分)
・水90ml(ペットボトルキャップ12杯分)

作り方
1.ポリ袋に米と水を入れて、1時間浸水させます。
2.鍋またはポット(98℃設定)に入れ、約25分加温します。
3.湯から取り出し、10分蒸らします。

【さばと大根の味噌煮を作ってみよう】
材料(1人分)
・さば味噌煮缶80g
・だいこん50g(中央部分なら2cmの輪切りの1/2、先端に近い部分なら3~6cmの輪切りの1/2)
・しょうが1g(ひとつまみ程度)

作り方
1.だいこんを1cm幅のいちょう切り、しょうがをせん切りにします。

2.ポリ袋にさばの味噌煮缶の中身とだいこんを入れ、約20分加温します。
3.湯から取り出し、しょうがをのせます。

参考:
兵庫県栄養士会「災害時に役立つパッククッキング」

食器がないときのライフハック

■ペットボトルや牛乳パック・新聞紙などを活用
ペットボトルや牛乳パックを切って、お皿の代わりにできます。食べ物を入れる前にラップを敷いておけば、洗い物が少なくてすみます。

お皿

牛乳パック


▶︎左)新聞紙などで器を作り、上からビニール袋をかぶせた器右)牛乳パックの側面を切ってスプーンに

ペットボトル

ペットボトル
▶︎左)ペットボトルを半分に切ればコップ代わりに右)四角いペットボトルを切ってお皿代わりに

参考:

東京都総務局総合防災部防災管理課「東京防災」

手指を清潔に保つことで、食中毒以外の感染予防にもつながります。もう一度正しい手洗いの方法を確認しておきましょう。また、日頃の防災対策の一つとして、被災時の調理方法を実際に試してみるのもいいかもしれませんね。

6回に渡り、災害時に役立つ情報を紹介させていただきました。コロナ禍ということもあり、感染対策とともに、非常時の備えもしっかりして少しでも安心して過ごせると良いですね。

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