コロナ禍の妊娠・出産!浜田ブリトニーさんインタビュー#1「どの時代も母は強い!」
でも私は、ある程度出かけて仕事もして、リフレッシュするようにしていました。実はブログなどで、感染に気を付けすぎて息詰まっている妊婦さんから、相談が来ることも多かったんですよ。そのときは、「感染に気を付けながらも、散歩くらいはしたほうがいいよ」とアドバイスをしていました。
自分が「産みたい」と思ったら、それが産むタイミング!
画像出典:浜田ブリトニーさんのオフィシャルブログより
ー妊娠中に1番大変だったのはどんなことでしたか?
浜田さん:私の場合はマンガを描くという仕事柄、仕事を休めなかったんです。なので、つわりと戦いながらマンガを書くのはつらかったですね。さらに、締め切りを遅らせるわけにはいかないので、臨月まで仕事をしていたんです。マンガを描くときの体勢は前かがみになるので、同じ体制でいることがすごくつらかったんですよ。その後、「切迫早産になるから横になっていなさい」と言われ、かなり大変でした。
ー「コロナ禍で大変ななかでも妊娠したい!」「子どもを産みたい!」と思った理由を教えていただけますでしょうか。
浜田さん:コロナ禍ということで、やはり感染したらどうしようという心配はありましたが、高齢なのでいつ妊娠できるかわからないじゃないですか。だから、こんな時代でも「とにかく妊娠したい! 」という思いが強かったですね。感染しないように気を遣ったり、立ち会い出産ができる病院を探したりしなければならないといった苦労はありましたが、この状況下で赤ちゃんと、そして家族とともに一丸となって乗り越えられたというのは、良い経験だったと思います。コロナ禍であろうと妊娠して良かったです。
ーそうでしたか。いろいろと大変なこともあったかと思いますが、無事に乗り越えたことで家族の絆はより強まったのかもしれないですね。それでは、コロナ禍だからこそ、妊娠・出産に不安を抱いてしまう人も多いと思うのですが、それを乗り越えた浜田さんから何かメッセージをお願いいたします。
浜田さん:これまでとは違う状況ですが、どの時代も“母は強し”。産みたいと思ったときが産むタイミングだと思うんです。“この時代だからやめよう”“様子を見よう”ということではなく、自分から湧き出る“子どもが欲しい”“産みたい”という気持ちを尊重して、妊娠、出産に挑めば絶対に大丈夫だと思っています。