2021年3月24日 13:41
生理前あるあるの「爆食い」で何が起こる?気をつけたい血糖値の話
低血糖によって体がだるくなったりフラフラしたりしている場合、ブドウ糖を食べることで回復の手助けになるかもしれません。
糖質を爆食いすると、血糖値はどうなる?
では、生理前に、無性に甘いものやご飯やパン、パスタなどが食べたくなって、爆食いしてしまった場合、体内では血糖値がどうなっているのでしょうか? これらの食品には糖質も多く含まれているわけですが……。
急激に血糖値が下がるとき、眠気やイライラを引き起こすとされているんです。このような血糖値の乱高下は「血糖値スパイク」と呼ばれ、健康診断では正常でな人でも血糖値スパイクを起こしている可能性があるそう! 急激な血糖値の変化は血管のダメージに繋がって、動脈硬化などに繋がると考えられていますし、血糖値スパイクの放置は糖尿病に移行してしまう恐れもあるんです。
しかも、生理前はホルモンの影響でインスリンが効きにくい状態。そのため、個人差はありますが、インスリンがいつも以上に必要となってしまうので、やはり食後に急激に血糖値の低下が起こってしまう恐れがあり、特に気をつけたいものなんです。
血糖値の急激な上昇を抑えるには?手軽にできる工夫!
生理前の眠気やイライラには他の要因も考えられますが、普段の食事に少し工夫をすることで対策ができるかもしれません。
チョコレートくんが言うように、無理に食べるのを我慢してもうまくいかないこともありますよね。その場合は、血糖値の急激な上昇を抑えてくれる食物繊維をうまく利用した食事方法がおすすめですよ♪
・主食を食物繊維を多く含むものに変える
→白米を玄米に、白い食パンをライ麦パンや全粒粉のパンに変えるなど。さつまいもなどを主食代わりにするのもおすすめですよ。
・食物繊維を多く含むものから食べる
→サラダや小鉢など、食物繊維を多く含む野菜や海藻を使った料理を先に食べるよう心がける!
・おやつに食物繊維の多いものをチョイス!
→最近はスーパーでもアツアツの焼き芋が売られていますし、ナッツは食べきりサイズのものが販売されていたりと種類豊富です。また、ブラン(小麦の表皮)入りで食物繊維豊富なクッキーなども販売されていますから、食べ過ぎに注意しつつ活用するのもおすすめです。