うぉえっ! 今話題の授乳中に気持ち悪くなる「不快性射乳反射」って?
その一方で、強い場合は1年以降まで続くこともあります。
また、授乳を続けていると、数分で症状がおさまるようになる人もいます。長期に授乳していると症状は続くけど、程度がだんだん軽くなると言う人もいます。
このように個人差はかなりあるようです。
対処法は?
まずはD-MERについて知ることが大切
授乳のときに気持ちが落ち込むのはママのせいでは決してありません。一時的に起こるホルモンの変化に体が反応しているだけで、本人の意思とは関係なく起こります。赤ちゃんに愛情がないわけでも、産後うつなど病気であるわけではないので、自分を責めなくても大丈夫です。知っているだけでもだいぶ気持ちがラクになります。
D-MERについて日々記録してみよう
以下の様子についてメモや記録をしてみましょう。傾向をつかむことで対応しやすくなります。
・授乳中の症状
・時間帯
・症状が出た時に試したもの、その感想
・授乳する前に口にした食べ物や飲み物(水分摂取、カフェイン摂取など)
・授乳した時の疲れ具合やストレスはどうだったか
・不快感や落ち込みはどのくらい強かったか
・その他気づいたこと
母乳外来で相談してみよう
今の辛い気持ちを、助産師に話すことでもラクになることもあります。
D-MERの症状が続き、苦痛なママはときには断乳を選択することもあります。急に育児用ミルクに切り替えることによって乳房トラブルになることもあるので、断乳の進め方や断乳ケアを相談すると安心です。
授乳をしない・できないことで赤ちゃんに申し訳なく後ろめたい気持ちになることもありますが、自分を責めることは全くなく、育児用ミルクを選択しても問題ありません。ママが笑顔で育児ができることが1番です。
症状を軽減するコツを試してみる。授乳をやめなくても大丈夫な場合も!
D-MERの症状が出ても、なんとか母乳育児を続けたいと思っているママもいます。まずは対策を試して改善があるか様子をみてみます。
経産婦さんでも、お子さんによってはD-MERが出なかった、直接授乳はダメだけど搾乳なら大丈夫などという事例もあります。
D-MERを軽減させる方法として、以下のようなものがあります。
・家族に協力してもらい、休息をとるようにする。
育児や産後の疲労やストレスにより出やすいこともあるようです。