赤ちゃんの推定体重4000g超え!?座るのも、寝るのもつらくて出産が不安になってしまった私は?
初めての妊娠、無事に大きく元気に育つようにと祈っていたわが子は、想像以上に大きくなっていきました。自分の体内ですくすくと育つわが子を愛おしく思う反面、自身に訪れた体型変化や体の痛み、そして迎えた出産の日の体験談をお話しします。
妊婦健診のたびに募る喜びと不安
毎回楽しみで仕方なかった妊婦健診。妊娠6カ月健診のときに産科の医師から「1週間分くらい大きいかも……」と言われたのが始まりでした。食事内容に気をつけ、適度な運動を実践していた毎日だったので、そのときはしっかり育っていてうれしいなぁと思っていました。
妊娠7カ月に入ると急におなかが膨んできてまっすぐ立ちにくくなり、背中を中心に体中の皮膚が引っ張られてピキピキ痛みが走るようになりました。妊娠8カ月に入ると「もう軽く2週間以上は大きい」と医師に言われ、このころから背中や腰回りを中心とした体の痛みも相まって、私はちゃんと経腟分娩できるかしら……という不安にかられ始めました。
ケアしてたのに! 避けられなかった妊娠線
妊娠9カ月に入ると、鼠径部と恥骨の痛みがひどすぎて歩行困難のような状態に。座り続けるのも痛いし、寝るときも痛みがつらく、クッションを脚の間に挟んで横になってやり過ごしていました。
それでも、調子が良いときは動くようにして体重増加を防ぎ、妊娠線予防に専用のクリームをたくさん塗っていたのですが、腹囲100cmを超えたとき、自分からは見えない下腹部にたくさんの妊娠線ができていたのです! 妊娠10カ月に入ってすぐの妊婦健診で赤ちゃんの推定体重は3,200gを超え、頭の直径は9.5cm。私は「もう出ておいで」と祈る毎日でした。
ついに始まった出産
鼠径部の痛みが限界で、もはや早く産んでしまいたかった私は、足を引きずりながらも毎日の床磨きやウォーキングを頑張りました。それでも、陣痛が始まったのは妊娠41週目。エコーでの見立てでは赤ちゃんの推定体重は4,000g超え、頭の直径は9.8cmになっていました。そこからは激痛ともうろうの間を行き来し、陣痛促進剤も投入されて17時間の苦しみ。
いきみ逃しなんてまったく役に立たず、耐えきれない腰の痛みに、腰をさすり続けて汗だくの夫の助けを借りてどうにか乗り越えました。