2022年4月3日 14:30
ごめんね、笑っているつもりだったけど…子どもはママの心をお見通しなのだと実感【体験談】
笑顔になれていると思っていたのに
いざ雪合戦を始めると、はじめは低かったテンションもだんだんと子どものころの気持ちが蘇ってきて、いつしか歓声をあげて楽しんでいる自分がいました。終わったあとはとても爽快な気分でした。そしてその日の夜、突然息子に、こう言われたのです。「ママ、今日笑ってたね」と。え?とびっくりしていると、今度は娘から「ママがあんなに笑ってるの久しぶりに見た」と言われました。
正直、自分はもう笑えていると思っていたので驚きました。でも、もしかしたらその笑顔はまだ心からの笑顔ではなく、顔だけ笑っていたのかもしれません。そして子どもたちはそれを見抜いていたのかなと、ハッとしました。
ショックな出来事、そして日々の慌ただしさに追われて、すっかり笑うことをなくしていた自分でしたが、心から笑うことの大切さを子どもたちが気付かせてくれました。生きているといろいろなことがありますが、時には忙しない手を止めて思いっきり心を開放し、心から笑顔になる時間をつくっていこうと思います。
著者:坂井香子
おだやかな娘とわんぱくな息子の母。夫は別居中のため、完全ワンオペ育児奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
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