4/1からスタート!「改正育児・介護休業法」でパパの育休取得率は上がる?859人のご夫婦を対象に意識調査を実施!
「どちらかといえば賛成」と回答された理由
1位育休中に就業が可能になることで、他の社員に負担をかけずに業務を調整できるから(71.1%)
2位以前より柔軟性が高まり、男性の育休取得のハードルが下がると思うから(66.9%)
3位育休の分割取得によって、夫婦で育休を交代しやすくなるから(53.2%)
「どちらかといえば反対」「反対」と回答された理由
1位育休中の就業が可能になることで、つい仕事をしてしまって育児に専念できない気がするから(79.5%)
2位以前よりも面倒な手続きが増えそうだから(33.3%)
3位男性が育休を取得することに対してポジティブに考えていないから(18.0%)
一部懸念の声も寄せられていますが、男性の育休取得が難航する大きな理由として「業務の調整が難しい」という点が挙げられており、「出生時育休」制度はそれを解消するものとして、今回の調査結果からも、「出生時育休」が男性育休のハードルを下げる制度であることが分かります。
また、共働きをしているママに対して「育休は夫婦で交代して取得したいですか?それとも夫婦で同じタイミングに取得したいですか?」と質問したところ、「同じタイミングで取得したい(53.5%)」という回答が多いものの、「交代で取得したい(27.6%)」という回答も一定数ありました。ここから、パパと育児を分担することで早く社会復帰したいという、女性の積極的な社会進出の傾向も伺えます。
法改正を受けて企業に望む対応1位は「育休取得についての相談制度の設備」。
しかし、法改正を受けて実際に「会社に変化があると思う」と回答したのはわずか2割程度と期待値は非常に低い結果に
パパを対象に、「法改正を受けて、企業にどのような対応を望みますか?」と質問したところ、「育休取得に関する相談体制の整備(73.3%)」という回答が最も多く寄せられました。次いで「改正後の育休に関する詳しい説明や研修の実施(63.2%)」という回答となりました。
一方で、「法改正を受けて、今ご自身が努めている会社に変化があると思いますか?」という質問をしたところ、「ないと思う(41.1%)」