<特別養子縁組>「おじさんがおとうさんなの?」夫以外の人の精子提供を受けるということは…
妊活したけれど、なかなか子どもを授からないあきママさん夫婦。早く子どもを授かりたくて、特別養子縁組の手続きも同時に進めておくことに。かつて、妊活中に無精子症がわかった夫は、精子提供サイトを見つけるとあきママさんにこういう方法もありじゃないかと勧めました。「他人の子を妊娠してもいいの?」と乗り気ではなさそうだったあきママさんですが、しばらく考えた結果、「じゃあ私、彼氏作ってもいーい?」と突拍子もないことを言い出します。
あきママさんの真意とは……!?
突拍子もないことを言い出した妻…
「私にとって理想の精子提供ってなんだろう。」
と考えてみたあきママさん。
「私の幸せのために協力したい、と思ってくれる方から精子を提供してもらえたらいいな。ということは、相手は私のことを好きっていうことになるのかな。私もできることなら好きな人の子どもを授かりたいし……。」
そんな風に思ったことから、「私、彼氏作ってもいーい?」と、夫に質問したのでした。
さらに、あきママさんは理想の精子提供者について、妄想をふくらませます。
夫は、「あきちゃんが子どもを授かるために彼氏を作りたいなら、応援するよ。」と目に涙をためて言いました。そして条件も突き付けます。
※個人間での精子提供・人工授精は経歴詐称や感染症、生まれた子の将来に、近親婚などのリスクがあります。
他の人からの精子提供を受けるなら、その提供者とは両想いになる必要がある、だから、彼氏を作らないと実現しない、と言い出したあきママさん。
「ちょっと何言ってるのか分かんない」と夫は混乱します。
しかし、考えた結果、夫は愛する妻が、子どもを授かるためなのだから仕方がないと、涙目になりながら承諾してくれました。
けれど、「もし子どもができても、俺の子だとだまして欲しい」と言います。
「そんなことはできない」とあきママさん。
そんな不安定な夫を見てか、あきママさんは夫に「私が精子提供を受けるのがOKなら、そのことを書面に残して欲しい」