子育て情報『元ホストでニート…高校時代から問題を起こしてばかりだった彼。私の妊娠がわかった途端に!?』

2022年8月28日 22:00

元ホストでニート…高校時代から問題を起こしてばかりだった彼。私の妊娠がわかった途端に!?

目次

・ホストだった同級生と再会
・ドタバタと焦り始めた夫に義母は…
・「もう無理ー! 」痛みのあまり泣き叫んだ私
・妊婦さん全員が私を指さして…
・感極まって泣く夫に全員が笑ったのは
・著者:おはな    
元ホストでニート…高校時代から問題を起こしてばかりだった彼。私の妊娠がわかった途端に!?


元ホストでニートだった夫。妊娠がわかったとたんに初めて真面目に就活して正社員に。妊娠を誰より喜び、娘の誕生を待ち望んでいました。いよいよ破水すると、夫は大慌て。病院へ着いてからは痛みが増し、終始泣き叫んでいた私。そんな私のドタバタな出産エピソードです。

ホストだった同級生と再会

同級生でもある夫とは、彼がホスト時代に再会し、その数年後付き合い始めました。そして付き合って2年目となる年に妊娠が判明。
当時仕事にもついていなかった彼ですが、生まれてくる自分の子どものために、初めてまじめに就活し、正社員となりました。  

毎日のようにおなかに話しかけてくれて、夢に女の子が出てきたからと、性別がわかる前から名前を決めていたくらいの親バカでした。高校時代から問題を起こしてばかりで、母泣かせのやんちゃだった人です。

家族が職につけと説得しても私が説得しても職につかなかったのですが、父親になるとわかった途端、迷わず職につくことを決めました。その姿を見て、私は彼を信じてこの子を出産しよう、と決意しました。  

ドタバタと焦り始めた夫に義母は…

そんな私たちはお金がなかったので、妊娠後期は夫の実家に引っ越してお世話になりました。出産予定日は、夫の誕生日。夫と絆の深い子であることは間違いありませんでした。
焼肉やスクワット、階段の昇り降りなど、あらゆる陣痛ジンクスを試しましたが、夫の誕生日には生まれてきませんでした。 

毎日今か今かと待っている夫。ある日の夜中、私は何か異変を感じてトイレへ……。 おしっことは違う意図しない水が流れてくる感じがします。色は薄いピンク色でした。「破水だ」と私はすぐそう思いました。初産婦だけれどいろいろな本も読んでいたので、間違いないと思ったのです。  

病院からはつらくても自分で電話するように言われていました。
トイレの中で落ち着いて電話しなきゃと思っていると、私の様子を気にした夫が、「どうした? 生まれるか?」と焦って聞いてきました。「うん、破水したみたい」というと大きな声で「かーちゃん! 破水した! 生まれる! 俺……」と、ドタバタしはじめました。義母は大爆笑。「あんたが焦ってどうするの」と。

夫は私のバッグを持ってウロウロ……。

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