実は危険だらけ!?赤ちゃんの命に関わることも…部屋作りのNG例、今すぐ見直したいポイントとは?
土台がしっかりとしていて倒れにくいものなどを選ぶようにするのがオススメです。
画びょうで留めているポスター類は壁に貼る用の両面テープに変えたり、写真や絵などの壁掛けのフックは固定がしっかりしてあるか確認してみましょう。 特に赤ちゃんの寝る周りには、落ちてきそうなものは置かないようにしましょう。
また、植物の植木や花瓶も倒してしまったり、鉢植えの土や石・肥料など口に入れてしまうことがあります。観葉植物を室内に飾る場合には、赤ちゃんの手が届かない場所に飾るなどの工夫をしながら取り入れるようにしましょう。
空間をおしゃれにしてくれるインテリア雑貨やディスプレイ類は、赤ちゃんがいるご家庭の場合には、飾る前に危険がないかをチェックするようにしましょう。
命の危険にもつながる!? コンセント類にはカバーを
室内のあちこちに設置されているコンセント。 コンセントはちょうど赤ちゃんの目線に入り、さらに「穴」も空いていたりと、どうしても気になって触ってしまうというお子さんが多いです。
しかし、指しゃぶりをして濡れた手でコンセント部分を触ったり、コンセントの穴に何かを入れてしまうと感電事故にもつながってしまうため非常に危険です。
コンセントが設置されている場所は、家具などで見えないようにするか、コンセントカバーをかけるようにするなど、赤ちゃんが気軽に触ることができないような工夫をすることが重要です。
使っていないコンセントは、100円ショップやホームセンターなどで販売されている専用のカバーで塞ぐようにしましょう。
まとめ
部屋の中の危険なものは、月齢によっても変化していきます。成長の過程をみながら、家族でチェックしていけると良いですね。
監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。