子育て情報『意外な落とし穴!?すぐにベーっと出す…市販のベビーフードのほうが食べる…離乳食のお悩みを解決!』

意外な落とし穴!?すぐにベーっと出す…市販のベビーフードのほうが食べる…離乳食のお悩みを解決!

例えば、手作りの豆腐の裏ごしに、市販のかぼちゃペーストをかけてみたり。手作りも市販のベビーフードも両方少しずつ取り入れてみればいいんですよ。

離乳食を始めたらうんちの様子が変わった

大人にとっても赤ちゃんにとっても、うんちは健康のバロメーター。少しでも様子が違うと「あれ?」と思ってしまいます。

離乳食をスタートした時期によくあるのが、「うんちがやわらかくなった」や、逆に「うんちが固くなった」というお悩みです。

これまで、母乳や育児用ミルクしか飲んでこなかった赤ちゃんの腸は、離乳食を食べたことによって腸内環境が変わってうんちに変化が起こるのです。なので、元気で機嫌がよく、おっぱいや育児用ミルクをよく飲んで食欲もあるなら、心配ありません。

例えば、赤ちゃんの機嫌が悪い、ぐったりしている、うんちが水っぽくて何度も出る場合などは、医師の受診をするといいでしょう。
うんちが固い場合は、おなかを「の」の字でマッサージをしたりなど、赤ちゃんがうんちを出しやすいようにママが働きかけてみてもいいですね。

どこまで食べさせていいかわからない!

「食べてくれない」というお悩みがあるなか、「よく食べて困っている」というママもいます。

私の場合、息子は食べない子、娘はよく食べる子だったので、どちらの悩みも経験しています。離乳食初期からよく食べる子を見ていると、与えている大人のほうがうれしくなってしまい、もっと与えたくなってしまうものです。

でも、少し待ってください!赤ちゃんの内臓機能は未発達ですので、いきなりたくさん食べさせると消化不良を起こしてしまうこともあります。離乳食初期はいくら赤ちゃんが欲しがっても、目安量を守り、離乳食後に満足するまで授乳してあげましょう。赤ちゃんの体調の様子を見ながら、少しずつ離乳食の量を増やしていくのが基本です。焦らず、慌てずが、特に離乳食初期は大切です。


離乳食がスタートしたばかりで、食べることへの期待や喜びもいっぱいだと思います。穏やかな雰囲気の中で「食べるって楽しいな!」と思える経験をたくさん積んでいってくださいね。

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。

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