2023年2月18日 15:00
元女子パパ、7歳息子への性教育どうしてる?感動した息子の言葉とは?【新しい家族のカタチ】
と、健斗さんと同じ意見のようです。
LGBT当事者がおすすめしたい性教育の絵本
お二人は、お子さんの性教育の一つとして、絵本をよく読んであげているそう。今回は、おすすめの絵本を紹介します。
ようこそ!あかちゃん
大月書店発行の『ようこそ!あかちゃん』は、性教育の国際スタンダードを反映した、イギリス発の最新絵本です。NANAさんのおすすめポイントは、表紙に色々なカップルが登場するところ! いろんな出産の形を絵本にギュっとまとめて、「顕微受精」や「体外受精」のような専門用語も、子どもに分かりやすく描かれているそうですよ。
いろいろ いろんな かぞくのほん・いろいろ いろんな かからだのほん
少年写真新聞社発行の『いろいろ いろんな かぞくのほん』。現代の多様化する家族の形を教えてくれる絵本です。
NANAさんは「『いろいろいろんなかぞくのほん』は、いろいろな家族を紹介しつつ、どんな家族も全肯定されているところが素敵」とのこと。
「家族だけではなく、パパがごはんを作る家もあるなど多様な生活の仕方も紹介しているところが良いよね」と健斗さん。
『いろいろ いろんな からだのほん』は、トランスジェンダーや障害についても紹介されているそうです。
小学生の私たちが知っているだけで、せかいをかえることができる。
小学生の女の子が夏休みの自由研究で「トランスジェンダーについてもっと知りたい」と思って、実際に取材をして書いたというトランスジェンダー紹介本です。
NANAさんがすごいなと感じたのは「小学生の私たちが、トランスジェンダーのことを知っちゃいけないんですか?」と疑問に思ったところ。
それに対してご両親の「知ることは良いことだよ」という返答も見習いたいですね。
「多様な性を知ることは、人権教育であり、相手のためにも自分のためにもなる。知ることが一番大事」とNANAさん。
2人が感じた、息子の成長とは?
オシャレをして家族3人でお出かけするとき、息子さんに「スーツを着る?ドレスを着る?」と健斗さんが聞くと、「男の子がドレスを着てもいいけど、僕はスーツを着る」