2023年2月18日 15:00
元女子パパ、7歳息子への性教育どうしてる?感動した息子の言葉とは?【新しい家族のカタチ】
FtM(Female to Male/性自認が男性のトランスジェンダー)の元女子・井上健斗さん(画像左)が、パートナーのNANAさんをゲストに迎えたYouTube。健斗さんとNANAさんは、2022年に結婚し、NANAさんの連れ子である7歳の息子さんを育てるステップファミリーです。
動画では、健斗さんとNANAさんが、息子さんに教える「性教育」について紹介されています。トランスジェンダーの健斗さんをパパに持つ、息子さんだから言える「7歳とは思えない」驚きの言葉とは……!?
ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=『新しい家族のカタチ』について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。
7歳息子への性教育、どうしてる?
元女子の健斗さんと、パートナーのNANAさん。お2人にはNANAさんの連れ子である、7歳の息子さんがいます。
健斗さんとNANAさんは2022年3月に結婚。息子さんが4歳のときから一緒に暮らしています。
性教育=「恥ずかしいもの」や「子どもに言ってはいけないもの」ではなく、「人権問題」であると考える健斗さん。お子さんへの性教育について「僕自身がLGBTの当事者。トランスジェンダーと暮らすことが、一番の性教育だと思う」と言います。
トランスジェンダー専門のトータルサポート会社を運営する健斗さんの周りにはLGBTの人が多く、息子さんが初めて参列した結婚式は女性同士カップルの結婚式だったそうです。
NANAさんは、LGBTの人が周りに多い環境で育っているお子さんについて、「もしかしたら息子は、同性同士で結婚できないとは思っていないかもしれない」と話しています。
子どもの性格や、子どもとの関係性にもよりますが、健斗さんの個人的な考えとしては、「子どもは、大人が思っている以上に大人。
性教育は早ければ早い方が良い」と考えているそう。
NANAさんも「今の子どもたちは、いろんなところから情報が入ってきて、トランスジェンダーの人が身近にいることを、私たちの世代以上に感じ取っているかもしれない」