子育て情報『鼻水だからと様子見は危険!?助産師が教える知っておきたい受診のポイントとは?』

2023年2月23日 18:40

鼻水だからと様子見は危険!?助産師が教える知っておきたい受診のポイントとは?

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんの鼻水について教えてくれました。「病院に行った方がよい?」「鼻水の症状だけで受診するなんてダメ…?」と迷ってしまうママやパパもいることでしょう。鼻水は然るべきタイミングでしっかり受診をしないと、中耳炎や副鼻腔炎になってしまうこともあります。受診が必要な場合の症状や、自宅でできる鼻水のケア方法についてもお話してくれているので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

・赤ちゃんの鼻水の原因
・赤ちゃんの鼻水の観察ポイントと受診の目安
・①母乳やミルクの飲みが悪くなっていないか
・②昼寝ができなかったり夜間何回も起きる
・③37.5〜38度以上の発熱がある
・④鼻水の色や性状、どのぐらい続いているか
・こまめな吸引が大切!家でできる鼻水吸引のポイント!
・まとめ


赤ちゃんの鼻水イメージ


赤ちゃんの鼻水が出ていると「風邪を引いたのかな?熱が出たらどうしよう?」、「息が苦しそうで、寝づらそう。」、「母乳やミルクが飲みづらくないのかな?」などいろんなことが心配になりますよね。

そこで今回は、赤ちゃんが鼻水が出ている時の受診の目安や、自宅でできるケアについてお話していきます。

赤ちゃんの鼻水の原因

赤ちゃんの鼻水の原因は、風邪(ウイルス感染)や、それに伴い鼻水が副鼻腔に溜まっておこる、急性細菌性副鼻腔炎などが考えられます。一方で病気ではなくても、室内・室外の温度差などによって生じる鼻水もあります。


くしゃみは、鼻の粘膜が何らかの刺激を受けただけでも出ることがあるので、必ずしも病気というわけではありません。

鼻水が多くなることによって、母乳やミルクを飲みづらくなったり、鼻水が寝ている間に喉の奥に落ち込んで咳き込んでしまうことで夜間に何回も起きてしまったりすることがあり、機嫌が悪くなることもあるでしょう。

では、赤ちゃんが鼻水を出している時、どんな症状の場合は受診が必要となるのでしょうか?次の章で詳しくお伝えしていきます。

赤ちゃんの鼻水の観察ポイントと受診の目安

赤ちゃんが鼻水を出していて辛そうな場合、ママやパパに注意して見てもらいたいポイントは以下の4つとなります。

これらの症状が出ている場合には、かかりつけの病院に受診するようにしましょう。


①母乳やミルクの飲みが悪くなっていないか

鼻水が多くなると、鼻で呼吸しづらくなったり、鼻水が喉の奥にたれこんで咳が出たりして、母乳やミルクを飲みづらくなる場合があります。いつもより母乳やミルクの量が減った、飲んでいるときの勢いが弱くなった、など状態の場合は受診の目安の一つです。

②昼寝ができなかったり夜間何回も起きる

鼻水がひどくなると、息がしづらかったり、寝ているうちに喉の奥に鼻水が垂れ込むことによって咳き込んでしまうことがあります。

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