「ワンオペ育児の落とし穴!?」特にお風呂は命の危険も…子どもとの入浴で知っておくべきNG行動とは
助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんのお風呂の入れ方について教えてくれました。赤ちゃんとのお風呂はバタバタ……どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?
冷え込む季節になると、特にママひとりで赤ちゃんをお風呂に入れる場合、寒くならないようにと気を使いますよね。また、月齢によっては待たせている間の転倒予防なども気になってくるかと思います。
今回は、ママひとりで赤ちゃんをお風呂に入れるときの気をつけるべき点や、ママたちの工夫をについてご紹介します。
ママが体を洗っている間、赤ちゃんを湯船に立っちっぱなしにさせるのはNG! 様子は常に確認できるように
ママが体を洗っている間、赤ちゃんはどうしたらいいの? と悩むママも多いことでしょう。まだねんねの赤ちゃんと、月齢が上がって動くことができる赤ちゃんとでも待たせ方は異なります。
また、ひとりでたっちできるようになったからといって、湯船に入れて待たせるのは絶対にNG! 湯船に張っているお湯の深さが10cmあれば、子どもが溺れる恐れがあります。
ここからは、安全を考慮した赤ちゃんの待たせ方についてご紹介していきます。
脱衣所で待たせておく場合
脱衣所で待たせておく場合には、座布団、マット、クーハン、バウンサーやハイロウチェアなどを脱衣所に置き、赤ちゃんを寝かせて待たせておきます。バウンサーやハイロウチェアは、転落予防のため、しっかりベルト装着を忘れずにしましょう。ベビーバスをベッド代わりにするのも良いかもしれません。
ママが見えないと泣いてしまう子も多く、赤ちゃんの様子を確認できるようにするためにも、お風呂のドアは少し開けておくと安心です。すぐに入れられるようにおむつ1枚にして服は脱がせておき、タオルなどをかけるか、体をくるんでおきましょう。
洗い場で待たせる場合
洗い場で待たせておく場合には、浴室は暖めておき、バスチェアに座ってもらったり、バスマットに寝かせます。動きが活発になってハイハイをする時期になると、バスマットは難しいかもしれません。お風呂用のおもちゃなどを持たせておくのも良いですね。
脱衣所や洗い場の大きさ、お子さんの月齢などによって、さらに工夫が必要な場合もあるかと思います。