2023年9月29日 12:20
「えっ手術より大変?」子どもにはつらすぎる!ママもお手あげ…術後の困ったこと<息子は先天性難聴>
待望の男の子・りんたろうくんを出産したミキさん。生後3日目に「耳の聞こえ」を検査する新生児聴覚スクリーニングテストを受けた結果、異状は見つかりませんでした。毎日お世話をしているうちに、ミキさんはりんたろうくんのある異変に気づきます。それは、音に対して反応が薄いということ。違和感を覚えたミキさんが、りんたろうくんを病院へ連れて行くと……。
大学病院で検査した結果、りんたろうくんは重度の難聴ということが判明しました。病気を疑い、覚悟していたミキさんですが、現実を突きつけられるとショックを隠せません。
医師から症状が重いということで、人工内耳手術をすすめられました。
「今まで問題ないって言われたのになんで……」と涙が止まりません。泣きながら夫に電話で報告したミキさんでした。
帰宅し、夫とりんたろうくんの手術について話すことになり……。
息子の耳はどうなるの?
病院が終わってから、実家によって帰宅したミキさん。自宅に着くと、ちょうど夫とタイミングが一緒でした。
りんたろうくんを抱っこするなり、夫は「気づけなかった……本当にごめん……」と涙を流します。ミキさんも「すっとそばにいたのに気づいてあげられなかった……」と自分を責めてしまうのでした。
それからしばらくして、りんたろうくんは人工内耳手術を受けることに。右耳に人工内耳、 左耳に補聴器をつける手術を受け、1週間ほどで退院しました。
耳元の人工内耳や補聴器に違和感を覚えて、機嫌が悪くなってしまうことも。嫌がって外してしまうため、きちんと装用できるまで約1年ほどかかりました。
病名がわかり、ついに治療を受けることになったりんたろうくん。幼いながらも手術、そして術後もよく頑張りました。健診では異常がないと言われましたが、それでもママが感じた異変から病院を受診し、病気を見つけることができました。ミキさんのように、日頃から子どもをよく見て、異変に気づいてあげられるようにしたいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。