2023年9月29日 12:20
「えっ手術より大変?」子どもにはつらすぎる!ママもお手あげ…術後の困ったこと<息子は先天性難聴>
※難聴の早期発見について
難聴は早期発見し、適切な治療を受けることが望ましいです。早期治療をおこなうことで、聞く・話すの練習も早めに始めることできるからです。治療が遅れると、言語獲得が困難になり、その後の生活にも大きく影響する可能性があります。また、早期発見ができると、補聴器をうまく使えたり、人工内耳により言葉の改善が得られたり、通常学級に通える可能性も高まります。早期から障害を理解・受容することで、十分な親子の絆が育まれることを期待できます。音声言語または手話言語によりコミュニケーションを学ぶことで、社会参加を促すことができるでしょう。
※補聴器と人工内耳手術について
症状の度合いによって、補聴器と人工内耳手術のどちらを採用するのかが決められます。補聴器を使用しても、十分に聞こえが確保できない場合は、人工内耳手術を採用することが多いです。
人工内耳手術では耳の後ろの皮膚を切開し、人工内耳を体内に埋め込みます。
<参考>
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「見逃さないで!子どもの難聴」
<参考>
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「人工内耳について」
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監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
「うちの子は耳が聞こえない!」進路はどうしよう…ママの不安を和らげたのは?<息子は先天性難聴>