幼稚園ママ友とのランチ会で貧乏人をバカにしてくるマウントママ→家の前にいたので挨拶した結果w
ママ友とのランチ会など、どこから情報を仕入れてくるのか分かりませんが、約束の店にアスミが訪れてマウントをとってきます。ついには、パニ子の家までやってきてマウントを取るようになりました。どうやら、パニ子を尾行していたようです。
パニ子の家を見たアスミは、「こんな小さなボロ屋によく住めるわね?ちなみにうちは、幼稚園の近くの高級住宅街にあるのよ〜。今建設中のすっごいお屋敷がある住宅街」と話し、笑いながら帰って行きました。いつかアスミをギャフンと言わせたいと思っていたパニ子。意外にもその機会は早く訪れることにーー。
高級住宅街にある建設中の一軒家が…
その日はパニ子の家にたくさんの来客がありました。
「みなさん、今日はありがとうございました」と言ってパニ子が玄関から出ると、アスミが立っていたのです。
ここはアスミも住んでいる幼稚園の近くの高級住宅街。数日前まで建設中だった大豪邸はパニ子の家だったのです!
ここがパニ子の家だと信じられないアスミは、なぜか怒ってパニ子につかみかかろうとします。その時、夫のツキヒコが慌てて間に入ってきました。ツキヒコの姿を見て、アスミの目はハートに。「初めまして。パニ子の夫のツキヒコと申します」と言うと、アスミは呆然……。「このイケメンはパニ子さんの夫?そしてここがパニ子さんの家?」
先日までパニ子が住んでいた家は仮住まいでした。
パニ子が、「アスミさんの家は、あの角っこの家?小物感半端ないわね!」とこれまで言われてきたお返しをすると、アスミの顔は真っ赤に。そして再び玄関のドアが開き、今度はTVにも出ている芸能人がぞろぞろと外へ出てきました。アスミがびっくりしていると、ツキヒコが「私がパニコレ商事の専務で、芸能事務所とも長年付き合いがあるので……」と誰もが知る社名を出しました。「今日は我が家の新築パーティにお招きし、妻が作った洋服も見てもらっていたんです。なかなか人気があるんですよ」と続けます。
そのとき、遠くから「おーいっ!アスミー!」という声が。ぽっちゃり体型でボサボサ頭の男性は、「子どもをひとり公園に置き去りにするなって、あれほど言っただろ!泣いて帰ってきたんだぞ!」とアスミに話します。
それに対してアスミは、「ちょっと!お、お黙りっ!!し、使用人の分際で……」