2023年10月8日 23:20
「また妄想出てるじゃん」テーブルを叩かないと地震がくる!?母の奇行が再発し絶望<統合失調症の母>
「わたしの不幸のコップは満タンなのに、幸せのコップは空っぽだ。他の人は逆なのに!」
誰かが請け負わなければならない不幸があるとするなら、「他の人の不幸のコップに入ってね」と思い、自分が見舞われた小さな不運に対しても、「他の人の不幸のコップがもう少し増えたっていいじゃない!?」と、考えるように。
大人になったわたしは、「毎日つらい気持ちを我慢してたから、自分だけが不幸で損をしている気分がしちゃうよね」と、当時のわたしちゃんに寄り添います。
「どんなふうに感じる気持ちも、わたしちゃんの気持ちだからね」
やさしいわたしちゃんも、黒い感情を抱くわたしちゃんも、どれもわたしちゃんの気持ち。
「そんなふうに思っちゃダメ!」と思わずに、認めてあげることでラクになったと、大人になったわたしは感じるのでした。
幼少期の経験から、黒い感情にも目を背けず、認めてあげることで気持ちがラクになったと話す、大人になったわたし。過去を振り返ることでさまざまな気づきを得て、自分を責めず、自分らしく生きていく糧を身につけていきます。
皆さんは、幼少期の苦い思い出から学んだことはありますか?
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
「怖い…」母の不安定な精神状態に疲弊する娘。大人になっても続くトラウマとは<統合失調症の母>