子育て情報『「悪化する母の被害妄想…」自分の存在を消す!?精神疾患の母を持つ娘の壮絶な苦悩<統合失調症の母>』

2023年10月11日 21:20

「悪化する母の被害妄想…」自分の存在を消す!?精神疾患の母を持つ娘の壮絶な苦悩<統合失調症の母>

「悪化する母の被害妄想…」自分の存在を消す!?精神疾患の母を持つ娘の壮絶な苦悩<統合失調症の母>


統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母は、治療のため入院。その後、退院した母は、以前より穏やかな姿が見られるようになりました。しかし、きちんと服薬できていなかったせいか、病状は不安定に。普通の日もあれば、被害妄想が激しい日もあり、そんな母の姿に、わたしちゃんは疲弊していきます。


わたしちゃんが小学生5〜6年生のころ。母が病気であることも、不幸であることも、自分に責任があるかのような罪悪感を抱いていたわたしちゃん。体に大きな穴が空いているような感覚が大人になっても消えず、欠如感を感じていました。

「やさしいお母さんがよかった。我慢ばっかりするのいやー」と苦しんでいたわたしちゃんは……。

悪化する母の病状とわたしの胸にあいた穴

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※訂正:(誤)運動方→(正)運動法

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体に穴があいたような感覚のまま、中学生になったわたしちゃん。家のことを必死に隠し、通学していました。

妄想が頻出したり、日常生活が困難になったり、病状は安定せず、入退院を繰り返す母。わたしちゃんは、家族への関心から目を逸らすように趣味に没頭し、学校でも自分の存在感を消すことで自分を守ろうとしていました。

大人になったわたしは、中学生のわたしちゃんに、小学生のころの気持ちに耳を傾けるよう語りかけます。

「私もみんなみたいに大事にされたい!」

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