統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母は、治療のため入院。その後、退院した母は、以前より穏やかな姿が見られるようになりました。しかし、きちんと服薬できていなかったせいか、病状は不安定に。普通の日もあれば、被害妄想が激しい日もあり、そんな母の姿に、わたしちゃんは疲弊していきます。わたしちゃんが小学生5〜6年生のころ。母が病気であることも、不幸であることも、自分に責任があるかのような罪悪感を抱いていたわたしちゃん。体に大きな穴が空いているような感覚が大人になっても消えず、欠如感を感じていました。 「やさしいお母さんがよかった。我慢ばっかりするのいやー」と苦しんでいたわたしちゃんは……。 悪化する母の病状とわたしの胸にあいた穴 ※訂正:(誤)運動方→(正)運動法 体に穴があいたような感覚のまま、中学生になったわたしちゃん。家のことを必死に隠し、通学していました。 妄想が頻出したり、日常生活が困難になったり、病状は安定せず、入退院を繰り返す母。わたしちゃんは、家族への関心から目を逸らすように趣味に没頭し、学校でも自分の存在感を消すことで自分を守ろうとしていました。 大人になったわたしは、中学生のわたしちゃんに、小学生のころの気持ちに耳を傾けるよう語りかけます。 「私もみんなみたいに大事にされたい!」「私のこと見てほしい!」 自分自身を振り、涙する中学生のわたしちゃん。 「無理なダイエットに夢中になることで、つらい気持ちを忘れたかったの……」 小学生時代のわたしちゃんである、“インナーチャイルド”の声を振り返ることで、生きづらさを抱える過去の自分に寄り添いたいと考えた大人になったわたし。その作業を繰り返していく中で、「本当は母が好きなんだ」ということに気づき、認めることができました。 もし今、亡き母を目の前にしたら、小学生のわたしちゃんが伝えたいことは何か……。 「笑ってよ、お母さん」 わたしちゃんは心から母の幸せや、笑顔を願っていました。 「数少ない母とのいい思い出を大事に握りしめていたんだな」と気づき、純粋で愛情深いやさを持っているわたしちゃんを、愛おしく感じる大人になったわたし。 呪いのように感じていた苦しい気持ちが外れるような感覚を覚えるのでした。 つらかった母との思い出を振り返り、当時感じていたことを深く考えることで、苦しさから開放された大人になったわたし。幼少期のわたしちゃんは、ただただ純粋に、母が大好きで母に愛されたかっただけだったんですよね。 母からの愛情を十分に感じることがなかったわたしちゃん。大人になる過程でも苦しい思いをしたようですが、“現在のわたし”が幸せに暮らしていることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月11日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母は、治療のため入院。その後、退院した母は、以前より穏やかな姿が見られるようになりました。しかし、きちんと服薬できていなかったせいか、病状は不安定に。普通の日もあれば、被害妄想が激しい日もあり、そんな母の姿に、わたしちゃんは疲弊していきます。ある日、突然家に訪ねてきたわたしちゃんの友だちを怒鳴りつけ、追い出した母。わたしちゃんは驚きますが、何よりも自分の友人関係まで壊されてしまうのではと、とても悔しい思いをします。 不安定な母の病状に振り回され、「安心できる場所を一生懸命探すしかなかったのに、自分の世界も壊されたよう……」と感じていたわたしちゃんは……。 大人になっても消えない心の傷 家族で車で出かけることになったある日。車に乗り込む前に、「行かない!」と怒り出した母を置いて行った父。 置いてきぼりの母を車内から見たわたしちゃんは、罪悪感を抱いていました。 大人になったわたしは、「たくさん罪悪感を持っていてつらいよね。大変な家庭だけど、お母さんに愛があるわたしちゃん」と、当時の自分を振り返ります。 「お母さんの病気も、不幸も、わたしちゃんはなーんの責任もないんだよ」 そして、「親が幸せであることって、大事ですね」と、大人になったわたしは感じていました。 このころのわたしちゃんは、自分の体に大きな穴が空いてしまっている感覚がありました。 欠如感を感じ、さまざまなことが“自分軸ではない”という感覚でした。 趣味に没頭しても、友だちと過ごしても、恋人ができても、自分の家庭ができても埋まらない感覚。 何を手に入れても、常に寂しさがつきまとっていました。 「この穴がなければ、もっと幸せで活躍していたかも……」 大人になったわたしが穴を覗いてみると、「やさしいお母さんがよかった。我慢ばっかりするのいやー」という声が聞こえてきます。 「自分の声を大事に拾うといろいろなことに気づけるようになった」 大人になったわたしは、「胸の空洞は、知識や経験で埋まるものではなく、たくさん我慢していた気持ちに気づいて、認知のゆがみを直すことで、ちょっとづつ埋まってきている」と感じているのでした。 母の症状の変化に一喜一憂し、時に罪悪感すら覚えていたわたしちゃん。どんな状況でも、母に対して愛情があったからこそ、わたしちゃんは苦しい思いをしていました。子どもは親の姿を見て育ちます。「親が幸せであることは大事」とありますが、その通りですね。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月10日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母は、治療のため入院。その後、退院した母は、以前より穏やかな姿が見られるようになりました。「このままよくなって、普通のお母さんになるかも……?」と期待していたわたしちゃんですが、そんな気持ちもすぐに裏切られてしまいます。服薬をきちんと続けられなかったせいか、被害妄想の症状が再発した母。期待していた分、再び奇行を繰り返す様子にショックが大きかったわたしちゃんは、「自分だけが不幸」という気持ちにさいなまれてしまいます。 不安定な病状の母に振り回されるわたしちゃんは……。 尋ねてきた友だちの母親に対して…!? ※訂正:(誤)気嫌→(正)機嫌 ※訂正:(誤)同志→(正)同士 不安定な母の病状。普通の日、無気力の日、被害妄想が激しい日など、ころころと変わる母の様子に、わたしちゃんは振り回されていました。 「友だちと遊んでくる」と出かけようとするわたしちゃんを普通に見送る日もあれば、泣いて止めてくる日もあり、日によって違う母の態度に疲れてたわたしちゃん。 「どういう反応されるかわからないから、なるべく関わらないように……」 そんな気持ちで過ごしていました。 自分を表現するのが怖くなってしまったわたしちゃんは、大人になってからも、他人の反応に敏感になります。 家庭環境が影響し、人に対して、“苦手なタイプ”と感じることが多くなってしまうのです。 ある日、よく家に遊びに行く間柄のお友だちのお母さんがわたしちゃん宅を尋ねてきました。 お互いの親も含めて出かけたことがあるような関係性でしたが、突然訪れた友人のお母さんに、キレた母。 「私の働くコンビニでクリスマスケーキを予約できるよ! いかがですか?」 「いらないっ!」 キレながら思い切り扉を閉めた母に、「わたしの友だちのお母さんなのに……断るにしてもなんであんな風に……!」と、母を責めるわたしちゃん。 しかし、母は反省する様子は全くありません。 「驚き……不信……悔しい……恥ずかしい……」 さまざまな思いが入り混じるわたしちゃん。大人になったわたしは、「自分の友人関係まで壊されるようで、本当に嫌だったよね」と振り返ります。 家庭環境が複雑な中、一生懸命探した自分の世界を壊されたようで、わたしちゃんはとても嫌な思いをするのでした。 自分の母が友人の母に、感情的にキレているところを目の当たりにしたわたしちゃん。病気の影響で不安定な精神状態にあった母ですが、思春期のわたしちゃんにとって、とてもつらい出来事ですよね。 冷静に過去を振り返れるようになった、大人になったわたし。幼少期につらい思いをしていた分、少しでも穏やかに過ごせていることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月09日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母は、治療のため入院。その後、退院した母は、陽性症状(妄想や幻覚)がおさまり、陰性症状(元気がない、意欲低下など)が出ていました。甘えたい盛りの幼少期、母親とまともに意思疎通できない状況に、つらい思いをしてきたわたしちゃん。クラスメートとの家庭環境の差を実感したり、素直に気持ちを吐き出せない生活に、ストレスが重なります。 小学校高学年のころは、太っていること、歯並びが悪いこと、肌が荒れていること、分厚いメガネをしていること……。見た目に劣等感を持つようになり、「家庭環境も悪い上に、醜いなんて不幸!」と感じ、「世の中は不公平だ」という気持ちが強くなっていったわたしちゃんは……。 少女の淡い期待は… 母が退院後しばらくすると、以前までケンカばかりしていた父と普通に会話し、メソメソはするものの怒鳴ることもなく、家事もするようになります。 穏やかな母の様子に、「もしや……このままよくなって普通のお母さんになるかも……?」とわたしちゃんは、期待していました。 しかし、淡い期待もつかの間。「こうしないと地震が起きるんだ」と、険しい表情でテーブルを叩く母の姿を目にします……。 服薬を続けられなかったせいか、妄想などの症状があらわれ、病状が悪化した母。期待していた分、ショックも大きかったわたしちゃんは、期待すること自体が怖くなってしまいます。 このころわたしちゃんは、人は誰しも、“幸せのコップと不幸のコップ”を持っていると感じていました。 「わたしの不幸のコップは満タンなのに、幸せのコップは空っぽだ。他の人は逆なのに!」 誰かが請け負わなければならない不幸があるとするなら、「他の人の不幸のコップに入ってね」と思い、自分が見舞われた小さな不運に対しても、「他の人の不幸のコップがもう少し増えたっていいじゃない!?」と、考えるように。 大人になったわたしは、「毎日つらい気持ちを我慢してたから、自分だけが不幸で損をしている気分がしちゃうよね」と、当時のわたしちゃんに寄り添います。 「どんなふうに感じる気持ちも、わたしちゃんの気持ちだからね」 やさしいわたしちゃんも、黒い感情を抱くわたしちゃんも、どれもわたしちゃんの気持ち。 「そんなふうに思っちゃダメ!」と思わずに、認めてあげることでラクになったと、大人になったわたしは感じるのでした。 幼少期の経験から、黒い感情にも目を背けず、認めてあげることで気持ちがラクになったと話す、大人になったわたし。過去を振り返ることでさまざまな気づきを得て、自分を責めず、自分らしく生きていく糧を身につけていきます。 皆さんは、幼少期の苦い思い出から学んだことはありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月08日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母は、治療のため入院。その後、退院した母は、陽性症状(妄想や幻覚)がおさまり、陰性症状(元気がない、意欲低下など)が出ていました。今まで母の異常な姿ばかり見てきたわたしちゃんは、母を信頼することができず、態度が一変した母に、怒りを感じるように。小学5〜6年生のころ、家ではゲームをして現実逃避していたわたしちゃん。夏休みには明け方までゲームをしていたため、急激に視力が落ちてしまいます。 クラスメートが家族との夏休みの思い出を話し合う様子を横目に、「自分だけが不幸」と感じていたわたしちゃん。クラスメートとうらやむ気持ちを我慢したり、諦めたり……。 そして、「自分は悪くない。親のせい」と、母を恨まなければやってられない状況に陥っていました。 醜い姿の自分に… 小学校低学年のころ、唯一覚えている家族で外食した思い出。珍しくわたしちゃんのわがままを聞いてもらい、ファミレスに出かけました。 「私、これがいい!」 「え!? そんな高いもの頼むの!?」 入院する以前に陽性症状があった母は、メニューを見ながら驚き、わたしちゃんが選んだメニューを否定しました。 「自分はお金をかけてもらう価値ないんだって思っちゃうよね」 大人になったわたしは、当時のわたしちゃんの思いを振り返ります。 「いろんな思いを受け止めてほしかったね。自由にわがまま言っていいんだよ」 このころのわたしちゃんは、「他人に不満に思われない程度に、思いを抑えなければならない」と感じるように。 「『自分なんて……』という無価値感が植え付けられた出来事」と大人になってから振り返ります。 小学校高学年のころ、劣等感を抱くことが多くなったわたしちゃん。太っていること、歯並びが悪いこと、荒れている皮膚、分厚いメガネ……さまざまなことが重なり、「私って、すごく醜い……!」と思っていました。 「家庭環境が悪い上に、醜いなんてまさに不幸」 「親が生活や食事に気をつけてくれていたら、大丈夫だったかも」と悔しさを感じていたわたしちゃん。「自分は不幸、世の中は不公平だ」という気持ちが強くなっていくのでした。 「自分は醜い」と感じていた当時のわたしちゃんに、「そんなことないぞー! 絶望しないでー!」と語りかけた大人になったわたし。「どんな姿でも大事なわたしちゃんだよ」と、前向きな言葉をかけました。 大人になったわたしが当時のわたしちゃんを励ましたように、思春期に感じる見た目のコンプレックスは一時的なものなのかもしれません。もし、子どもが自身の容姿で悩むことがあれば、寄り添う気持ちを忘れずに、自分に自信を持てるような言葉をかけてあげたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月07日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母は、治療のため入院することに。その後、退院した母は、陽性症状(妄想や幻覚)がおさまり、陰性症状(元気がない、意欲低下など)が出ていました。騒いでいた母とは一変し、やさしく語りかけてくる母に、戸惑いを感じていたわたしちゃん。 涙もろくなっているようで、わたしちゃんが初潮を迎えたことを黙っていたと知り、「教えてよ……」と涙するほど。 今まで母の異常な姿ばかり見てきたわたしちゃんは、母を信頼することができず、態度が一変した母に、怒りを感じるようになっていました。 子どもらしく甘えたいだけ 夏休みのある日、顔が赤くなり、痛みを感じるようになったわたしちゃん。 「お願いだから病院に行って」と涙ぐみながら懇願する母に背中を押され、渋々病院に行くことに。 ひとりで訪れた病院で、医師から病状の説明を受けるも、小学生のわたしちゃんは理解することができませんでした。 「大人に一緒に来てほしかったよねー!! 子どもなんだからもっと大人に頼りたかったよね」 そう振り返る大人になったわたし。 わたしちゃんは、困っているとき、子どもらしく気持ちを出したり、頼ったりしたいと願っていました。 このころ、つらい状況から現実逃避をするため、ひたすらテレビゲームをしていたわたしちゃん。夏休みにいたっては、朝方までゲームをしていることも。 夏休み明けの教室では、「海に行った」「家族で遊園地に行った」など、クラスメートが夏休みの思い出を話し合っていました。 「いいなぁ。みんな夏休み楽しく過ごして……」 ゲームばかりしていたせいか、視力が落ち、黒板が見にくくなっていたわたしちゃん。 「視力が落ちているのもショックだったよね。皆んなの夏休み、うらやましくて、なんかずるいって思っちゃうよね」 大人になったわたしは、「自分だけが不幸な気がしてつらかったよね」と、当時のわたしちゃんに寄り添います。 クラスメートをうらやむ気持ちから、我慢、諦め、そして「自分は悪くない」とわたしちゃんは、周りを恨む気持ちが強くなっていくのでした。 小学生ながらひとりで病院を受診したわたしちゃんは立派ですね。しかし、「子どもらしく周りの大人に頼りたかった」と感じさせてしまう環境は、小学生には酷な現実です。 わたしちゃんがつらい状況で生活している中、家庭の外でサポートできる大人がいなかったのか、考えてしまいます。皆さんは幼少期のころ、家族以外に、心を許せて頼れる大人は周りにいましたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月06日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母。ある日、わたしちゃんが家に帰ると、母の姿がありませんでした。父方の祖母に迎えられ、「母が入院した」と伝えられます。「悲しいだろうけど、頑張ろうな」という祖母からの言葉に、複雑な心境のわたしちゃん。母がいない平和な生活をうれしく思ってしまったり、病気がよくなるのか期待したり……。 「『悲しい』のひと言で済ませないでよ!」と祖母に怒りすら覚え、さまざまな感情が渦巻いていました。 そんな気持ちのまま、尋ねた母の入院先で……。 母の変化に戸惑う少女 母の入院先にお見舞いに行ったわたしちゃん。 「早く退院して家に帰りたい。頑張るから待っててね」と母は、人が変わったように涙を流していました。 病状の変化で、不安定な状態の母。「わたしちゃん! 家にいられなくてごめんね……」とわたしちゃんを抱きしめます。 「なんか嫌……驚き……不満……心配……」 わたしちゃんは抱擁してきた母に対し、マイナスな感情を抱きますが、それを隠していました。 「わたしちゃんが抱きしめてほしいときに全然してもらえなかったのに……急にされても素直に喜べないよね」 そして、「母が病気なことに自体に、罪悪感を持っていた」と振り返る、大人になったわたし。 「母親が心身ともに元気でないと、自分を責めるような気持ちになるのでしょうか……」 当時のわたしちゃんは、罪悪を強く持っていました。 退院した母は、陽性症状(妄想や幻覚)がおさまり、陰性症状(元気がない、意欲低下など)が出ていました。 騒いでいた母とは一変し、わたしちゃんにやさしく語りかける母に、戸惑いを感じていたわたしちゃん。 「もう生理はきた?」と母に尋ねられますが、わたしちゃんは初潮を迎えたことを隠していました。 しかしある日、ゴミ箱をあさった母は、わたしちゃんに生理がきていることに気づき、「教えてよ……」と涙を見せたのです。 わたしちゃんは激怒。 「ゴミ箱あさって人のゴミ見んなよ! 信じられない! ほっといてよ」 生理のことを母に話したい気持ちがあったわたしちゃんですが、今まで母の異常な姿ばかり見てきたわたしちゃん。相談できるはずもありませんでした。 「それなのにゴミをあさられて、生理のことが突然バレたら、恥ずかしくて悔しくて、怒っちゃうよ」 大人になったわたしは、冷静に当時を振り返ります。わたしちゃんはこのころから、母に対して怒りばかり感じるようになっていったのでした。 幼いころから積もりに積もった母への負の感情。突然、母を信頼して心を開くようなことは難しかったのではないかと、容易に想像できてしまいます。 子どもは親の反応や、態度にとても敏感ですよね。子どもに真っ直ぐな愛情を注ぐことはもちろんですが、親子だからこそ、信頼関係を積み重ねていくことが大切なのかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月05日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母。夏休みに父とふたり、父の実家に帰省すると、静かで普通の生活を“天国”と感じるほどでした。母の病状が悪化していると感じたわたしちゃんは、「病院に行ったほうがいいのでは」と父に相談します。しかし、父は家族と向き合おうとせず、外で女の人を作り、あまり家に帰ってこない状況が続いていました。 夫婦ゲンカも増え、母の異様な絶叫が響くわたしちゃんの家。 「お父さんにどうにかしてほしい。でも信頼できない。母の病気だけではなく、頼れる大人がいないことがつらい」 わたしちゃんが自身の状況に絶望していると……。 突然、状況が一変…!? ある日、家に帰ると母の姿はなく、父方の祖母に迎えられたわたしちゃん。 「お母さんに入院したよ。わたしちゃんも今まで大変だったな。悲しいだろうけど、頑張ろうな」 祖母にイラッとするわたしちゃん。母が入院したと聞き、なんとも言えない複雑な心境でした。 「驚き、心配、安心、喜び、不満、嫌悪……」 母がいない平和な生活をうれしく思ってしまったり、病気がよくなるのか期待したり、さまざまな感情が渦巻きます。 「『悲しい』のひと言で済ませないでよ」 大人になったわたしが振り返るように、複雑な心中のわたしちゃんは、やさしくしてくれる祖母に素直になれずにいました。 小学校高学年になると、積み重なったつらい境遇は、わたしちゃんの考え方に影響を及ぼします。 テレビや友人の家庭での不幸話に、まったく共感できず、「病気だろうが、離婚だろうが、ちゃんと母親と意思疎通できることがうらやましい。かわいそうとか思えない」と、自身の不幸と比べるようになります。 「それくらいずっと我慢してたし、つらかったんだね」 大人になったわたしが、当時のわたしちゃんに寄り添いますが、成長しても他人と比べてしまう気持ちは残っていました。しかし、大人になった今は、その気持ちごと認めるしかないのだと、わかったのです。 周りの不幸話を聞いても、「うちよりマシでしょ」と感じてしまうほど、長くつらい状況が続いていたわたしちゃん。甘えたい盛りの幼い子どもにとって、近くにいる母親と心が通じ合えないというのは、子どもが追い詰められてしまうほど苦しいことですよね。 母の入院や、家を手伝いに来た祖母の助けにより、状況が少しでも改善し、わたしちゃんの心が軽くなることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月04日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母。そんな母に、嫌悪感を抱きはじめていたある日、わたしちゃんは友人宅で初めてホットケーキを食べます。夢中で頬張りますが、ホットケーキを初めて食べるのは自分だけだと気がつき……。「恥ずかしい……うらやましい……ずるい……もっと食べたい……うちのお母さんと違う……」「キレイななお家も、やさしそうなお母さんも、全部うらやましい」と、みじめな気持ちにさいなまれていました。友だちの家に行くたびに、友だちの家庭が羨ましくて仕方ない気持ちになっていたわたしちゃんは……。 娘の気持ちに気づかないふりをする父 ※訂正:(誤)わずらわわし→(正)わずらわしい 毎年夏休みには、父と2人、父の田舎に1週間ほど帰っていたわたしちゃん。 生活の中に、突然の大声がなく、奇行をする人がいないとうだけで、天国のように感じていました。 平和な生活は、現実のみじめさを実感する時間でもあり、「家に帰るの嫌だな」とわたしちゃんは、夜な夜な涙を流してしまいます。 「なんでうちは平和じゃないんだ?」 泣いているわたしちゃんに気づく父ですが、無言のまま。わたしちゃんは、父から反応がないことに、がっかりしていました。 「お父さんになんで泣いているかわかってほしかったよね」「ずっと、周りの大人になんとかしてほしかったよね」 大人になったわたしが振り返るように、当時のわたしちゃんは、「わたしが毎日つらい気持ちでいることをわかってほしい」と期待しながら生活していました。 そして、いよいよ母の病状が深刻になっているように思えてきたころ。病院にかかる必要性を感じ、父に相談しますが、「行こうとしないんだよな〜」と父は、のん気に構えていました。 母から「お父さんは女の人のところに行ってるから帰ってこないんだよ」と言われたわたしちゃん。 いつもの妄想なのか、事実なのか、わからずにいるものの、わたしちゃんの心に暗い影を落とす言葉でした。 夫婦ゲンカが増え、母の異様な絶叫を耳にしながら、「お父さんにどうにかしてほしい」と思っていたわたしちゃん。しかし、「他に女の人がいる」と耳にしたわたしちゃんは、お父さんを信頼できず、悲しみに包まれます。 「ちゃんと自分たち家族と向き合ってほしかった」「お父さんには逃げる場所があるけど……ひとりぼっちのような気分で本当につらかった」 わたしちゃんが“つらい”と感じていた原因は、母の病気のせいだけではなく、家族に向き合わない父や、ケンカが絶えない両親、なんとかしてくれる大人がいないこと……さまざまな状況に、絶望していたのです。 精神疾患の母がいる家庭で、「自分や家族と向き合ってほしい」と父に求めるのは当たり前のこと。わたしちゃんと同じように、父もつらい思いをしていたかもしれませんが、大人と違い逃げ場がない子どもをフォローできるのは、周りの大人だけです。最も身近な父親が、子どもからも目を背けているようで、わたしちゃんを思うと胸が痛みますね。 「なんとかしてくれる大人が必要でした」と大人になったわたしが回想していますが、家庭環境に悩みを抱えている子どもに、外の人間が何かできることがないのか、考えさせられます。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月03日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。仕事や不倫もあり、家にいないことが多かった父。母の精神疾患に理解がなく、夫婦は揉めてばかりいました。幼な心に、「両親の仲が良ければ、母の病気ももう少しよくなっていたかも」と感じていたわたしちゃん。小学3〜4年生のころには、ストレスから食に走ってしまい、だんだんと太っていきました。同じく太っていた母から、「太ってるんだから食べるのやめな!」と否定されたことで、悔しい思いをします。 太っている自覚はあったわたしちゃんは、母の言葉を受け、太っていることが“悪い、怖い”という感覚に悩まされてしまい……。 幼心に芽生える劣等感 小学校中学年のころ、母の行動に対して常に嫌悪感を抱くようになったわたしちゃん。 ある日、自分の服をハサミで切り刻む母の姿を見て、兄に愚痴をこぼしました。 「ねーあの人、自分の服をハサミで切りまくってるよ。変なのー」 すると兄からは「あの人とかそういう言い方やめろよ。あと、自分の服切ってても別にいいんじゃね?」と、母に理解を示すような言葉が返ってきました。 「もしかしてお兄ちゃんは、私と同じ気持ちじゃないの!? なんで?」 兄が味方をしてくれないことに驚き、モヤモヤするわたしちゃん。 「自分と同じように、母を責めてくれると思っていたから、お兄ちゃんから責められてショックで悲しかったよね」 大人になったわたしは、「むしろお母さんを悪く言う自分が悪い人間なのかと思い、つらかった」と振り返ります。 わたしちゃんは、同じ境遇で育つ兄に、母に対する気持ちを共感してもらいたかったのです。 また別の日、友人宅での出来事です。 友だちのお母さんからおやつを振る舞ってもらい、実物のホットケーキを初めて見たわたしちゃん。 「おいしい!」 夢中で頬張っている最中、周りの友だちが「ホットケーキ大好きー!」「わたしも! ママありがとう!」と言っている言葉を聞き、わたしちゃんは複雑な心境になります。 「恥ずかしい……うらやましい……ずるい……もっと食べたい……みじめ……うちのお母さんと違う……」 初めて食べるのは自分だけなんだと気づき、みじめな気持ちに……。 「キレイななお家も、やさしそうなお母さんも、全部うらやましかったね」 わたしちゃんは、友だちの家に行くたびに、友だちの家庭がうらやましくて仕方ない気持ちになるのでした。 自分と、友だちの家とのギャップに苦しんだわたしちゃん。大人になったわたしが、「この友だちの家のことは、強烈に覚えている」と語るように、幼いわたしちゃんにとって、とてもショッキングな出来事だったようです。 大人になっても、他者と自分を比べて、落ち込んでしまう瞬間があるかもしれません。皆さんは、幼いころや現在、友だちと自分を比べて「うらやましい」と感じるようなことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月02日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。お隣さんへ「出ていけー!」と叫んだり、ブツブツ言いながら徘徊したり……奇行を続けていた母。ついに、訪ねて来たお隣さんから苦情を言われてしまいます。言い争う大人たちを前に、恐怖を感じていたわたしちゃん。自分の家が周りに迷惑をかけていることに罪悪感を覚え、常に非難されているような感覚におびえていたわたしちゃんは……。 母の精神疾患に理解のない父 わたしちゃんの父は、仕事と不倫でほとんど家にいませんでしが、基本的には穏やかでやさしい人。しかし、母の病気には理解を示さず、揉めてばかりいました。 あるとき、「お金盗まれたりするから、3万円ちょうだい」と父にお願いした母。 父は、「盗まれるわけないだろ。急に言われてもないよ」と断りました。 すると母は、「いいから早く金をよこせと言ってるんだ!」と言って、刃物を持ち出したのです。 母の様子に焦り、手持ちのお金を差し出す父。その様子を見ていたわたしちゃんは、恐怖でおびえていました。 「お母さんが本当に刺しちゃうんじゃないかって、すごく怖かったよね」「お父さんとお母さんが仲良くないこと、とても悲しかったね」 わたしちゃんに語りかける、大人のわたし。言葉はやさしい父でしたが、家族と向き合うことはしてくれませんでした。 小学3〜4年生のころ、ストレスから食べることだけが癒やしになり、太っていったわたしちゃん。満たされない気持ちを食欲に向けていました。 あるとき、家でロールパンを食べようと手を伸ばすと、「だから太るんだよ! やめな!」と母に怒られてしまいます。 太っている母に注意されたことで、モヤモヤを抱えるわたしちゃん。 「本当は自分でも太っていることが嫌だったから、親として太らないように気をつけてほしかったよね」「わかってもらえなくて、食べたいもの食べられなくて、悲しかったね」 太っているという自覚はあったわたしちゃんは、太っていることが“悪い、怖い”という感覚に悩まされることになるのです。 やり場のないストレスから太ってしまったわたしちゃんは、中学生になり、過激なダイエットをしてしまったそう。体形へのコンプレックスは、多かれ少なかれ誰しもが抱くものかもしれませんが、他人からのささいなひと言がコンプレックスを加速させる場合があります。「自分の一番の理解者」であってほしい母からの言葉は、わたしちゃんにとても大きな心の傷を負わせてしまったようです。 子どもが太っていることをコンプレックスに感じているのであれば、一番身近な存在である親が気持ちにが寄り添い、サポートしてあげられるといいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年09月30日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。テレビに出ている有名人を指差し、「夜になるとお母さんの首を絞めにくるんだよ」とわたしちゃんに話す母。「そんなことないと思う」とわたしちゃんが言い返すと、「本当に苦しいんだから」と、わたしちゃんの首を絞めるマネをしてきました。現実離れした母の被害妄想。わたしちゃんは、母と心を通わせることを諦め、どこか満たされない、寂しい気持ちを抱えるようになっていました。 母の奇行に心を閉ざし… 学校で運動会の玉入れに使用する玉を家庭で作ることになったとき。 病気のせいなのかは不明ですが、家事能力が低い母が作った玉は、俵型ではなく四角いものでした。 提出するのも恥ずかしさを感じていたわたしちゃんは、運動会当日、四角い玉が自分のものだとバレないかヒヤヒヤ。 「うちは、みんなと違うのかなぁ……って思うことがちょっとずつ増えたんだよね」 大人のわたしが、当時のわたしちゃんに語りかけます。 わたしちゃんは、自分の家は劣っている、恥ずかしい、知られたくないという感覚が強くなっていきました。 奇行を続けていた母の元へ、ある日、お隣さんが訪ねてきました。 「毎日毎日、いいかげんにしてください」 お隣さんからの苦情を受け、言い争いを始める大人たち。 「目の前で大人が言い合っていたら、それだけでも怖いよね。自分も含めて責められているような気がしちゃうよね……自分の家が迷惑をかけている罪悪感も、つらいよね」 大人のわたしが当時を振り返るように、わたしちゃんは、周りから非難される恐怖に常におびえるようになりました。 大人同士の口論に恐怖を覚え、「自分の家は周りに迷惑をかけている」と罪悪感を抱いたわたしちゃん。母は精神疾患を抱えているため、仕方のないことも多いのかもしれませんが、わたしちゃんは何ひとつ悪くありません。幼い子どもに罪悪感を抱かせてしまう状況に、心が痛みますね。このようなとき、周りの大人が、子どもの心をどのようにフォローすべきなのか、考えさせられます。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年09月29日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。母の病状で特に目立っていた被害妄想により、毎日のようにお隣さんを攻撃していた母。あるとき、物干し竿に、「◯◯◯◯(お隣さん)出ていけ!」と書いた紙を吊るし、母は警察から注意を受けていました。「お母さんも自分も捕まっちゃっうんじゃないかと、怖かったんだよね」当時を振り返る、今のわたし。 警察に注意された出来事は、わたしちゃんの記憶に鮮明に残っており、母の言動は他の人から非難されることだとはっきり認識しました。 周りの目を気にするようになったわたしちゃんは……。 母の現実離れした被害妄想 現実離れした被害妄想も多かった母。 テレビに出ている有名人を見て、「寝てるときにお母さんの首を絞めに来るんだよ」と、わたしちゃんに話します。 「この人、すごく有名な人だよ。うちに来たりしないと思う」 あるとき、どう考えてもおかしいと思い、言い返したわたしちゃん。 すると母は、「わたしちゃんはまだ小さいからわからない! こうやってお母さんの首を絞めてくるんだよ」と言って、わたしちゃんの首を絞めるマネをしました。 「お母さんには話が通じないと思って、悲しかったよね」 大人になったわたしが振り返るように、わたしちゃんはこのころから、母と意思の疎通や心を通わせることを諦め始めました。 小学生に上がる前の記憶。 「お母さんのおっぱいを触ってみたい」 母に甘えたい気持ちから、母のおっぱいを頻繁に触っていたわたしちゃん。 「ちょっと! しょっちゅう胸を触りに来るのやめて!! うっとうしい」 わたしちゃんは、母の言葉にショックを受けます。 「お母さんに甘えたい」という当たり前の欲求が満たされないことが多く、わたしちゃんは、常に寂しい気持ちを抱えるようになっていました。 幼い子どもにとって、「母親と触れ合いたい」と感じるのはごく当たり前のこと。拒絶されてしまったわたしちゃんですが、大人になった彼女が振り返るように、このような出来事は、子どもの自己肯定感の低さにつながるのかもしれません。 家事、育児、仕事と忙しく動き回ることが多く、余裕がなくなってしまうことも多いですよね。しかし、幼い子どもとのスキンシップの時間は、何ものにも代え難いものであることも事実です。そのことを忘れないようにしたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年09月28日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。母の病状で特に目立っていた被害妄想により、毎日のようにお隣さんを攻撃していて……。統合失調症の母。被害妄想から、いつも騒いでいる母の元で育った、わたしちゃんの日常は……。 毎日お隣さんに攻撃する母 わたしちゃんが物心ついたころにはすでに、統合失調症を患っていた母。幻覚や被害妄想で騒いでいる姿が、思い出せる一番古い記憶なのだそう。 母の病状で目立っていた被害妄想により、お隣さんへの攻撃が日常的におこなわれていました。毎日、風呂場の窓からお隣さんに向けて大声で怒鳴る母。 「誰にもわかってもらえない、助けてもらえない」 そう感じていたわたしちゃん。唯一の理解者といえる、大人になったわたしが当時のわたしちゃんにやさしく寄り添います。 「つらかったね。平和に静かに暮らしたかったよね」 さまざまなかたちでおこなわれる母の攻撃。物干し竿に、「◯◯◯◯(お隣さん)出ていけ!」と書いた紙を吊るした日、母は警察から注意を受けていました。 「おまわりさん来てる! お母さんが注意されてる! え、お母さん捕まるの?」 わたしちゃんの記憶に鮮明に残っている出来事です。このことで、母の言動は他の人から非難されることだと、はっきり認識しました。 そしてわたしちゃんは、周りの目を気にすようになるのでした。 幼少期の記憶をたどり、大人になった自分が当時の感情に寄り添う、わたしちゃん。「唯一の理解者である、今の自分」という言葉があるように、本当の意味で自分のことをわかってあげられるのは、自分しかいないですよね。 幼少期のつらい記憶にはフタをしてしまいがちですが、大人になった今、振り返り、当時の気持ちに寄り添ってみることも大切なのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年09月27日M!LKが、2月9日にリリースした最新曲「HIKARI」のMusic Videoを公開した。M!LKは佐野勇斗・塩﨑太智・曽野舜太・山中柔太朗・吉田仁人の5人からなるボーカルダンスグループ。「HIKARI」は、2月13日パシフィコ横浜にて開催されたメジャーデビュー後初のワンマンライブ『M!LK LIVE 2022 NEXT WINNER』に向け制作された楽曲で、ワンマンライブのコンセプトでもある“鏡”をテーマに鏡の中の自分と戦い答えを探していく力強い意志が込められている。MVは「HIKARI」というタイトルの通り暗闇を照らす“光”の中でのダンスシーンがメイン。山中がプロデュースしたホログラム衣装が光と交わりジャケットを様々な色に染め上げるなか、コンセプトでもある“鏡”と向き合うメンバーの真剣な表情や、ダンスシーンの意志のこもった表情を収めた映像となっている。M!LKは、5月3日より結成7周年を記念してM!LK初の全国7カ所をまわる春ツアー『M!LK SPRING TOUR 2022“CIRCUS”』の開催を予定している。チケットは現在、ファンクラブ2次先行が受付中となっている。M!LK「HIKARI」MV<リリース情報>M!LK 配信シングル「HIKARI」配信リンク:「HIKARI」ジャケット【キャンペーン】■「HIKARI」Apple Music / Spotify楽曲シェアキャンペーン2月9日(水) リリースの配信シングル「HIKARI」をApple Music、Spotifyで再生し、ハッシュタグ#MILKHIKARIをつけてTwitterで楽曲の感想とともにシェア投稿してくださった方にランダムでメンバーがリプライいたします。■「HIKARI」Spotify Canvas InstagramストーリーズシェアキャンペーンM!LK「HIKARI」を、SpotifyからInstagramのストーリーズでシェア投稿してくださった方全員に、【オフショット画像】をプレゼントします。※Spotifyのキャンバス(再生中の画面)の映像は期間中、数日ごとに変更予定です。■「HIKARI」LINE MUSICキャンペーン期間中に「HIKARI」をLINE MUSICで369回以上聴いてくださった方にもれなく【フィルム画像①】をプレゼント。さらに1000回以上再生してくれた方全員に【フィルム画像②】、2000回以上再生してくれた方全員に【フィルム画像③】をプレゼント。■M!LKオフィシャルファンクラブ『PREMIUM MILK』会員限定 LINE MUSIC 「HIKARI」キャンペーン期間中に「HIKARI」をLINE MUSICで3690回以上聴いてくださった方全員にもれなく【「HIKARI」コンセプトランダムソロジャケ(メンバー1名サイン入り)】をプレゼント。さらに9999+以上聴いてくれた方の中から抽選で150名様に【メンバーからホワイトデーTEL(メンバーご指定可能)】がかかってきます。・メンバーからホワイトデーTEL(メンバーご指定可能)実施日:3月14日(月) 19:00~応募方法・キャンペーン詳細:■TikTokキャンペーン2月9日(水) リリースのデジタルシングル「HIKARI」のテーマでもある『鏡』にちなんで、TikTokで鏡に映る自分を投稿しよう。鏡に映る自分、もしくはフィルター『鏡の中の私』を使用して写真や動画を撮影し、「#鏡の中の私」「#M!LKメンバーの推しの名前」をつけてTikTokに投稿。抽選で5名様に【サイン入り/ご希望のメンバーカラー鏡】をプレゼントします。応募方法・キャンペーン詳細:<ツアー情報>M!LK SPRING TOUR 2022 “CIRCUS”5月3日(火・祝) 大阪・Zepp Osaka Bayside5月5日(木・祝) 福岡・Zepp Fukuoka5月7日(土) 愛知・Zepp Nagoya5月13日(金) 北海道・札幌PENNY LANE245月14日(土) 宮城・SENDAI GIGS5月22日(日) 新潟・新潟LOTS5月27日(金) 東京・LINE CUBE SHIBUYA5月28日(土) 東京・LINE CUBE SHIBUYA※北海道・新潟公演は『M!LK SPRING TOUR 2022 “CIRCUS -another-”』となります。■『M!LK SPRING TOUR 2022“CIRCUS”』告知動画■オフィシャルファンクラブ「PREMIUM MILK」会員先行受付受付期間:1月26日(水) 18:00~※チケットお申込み、「PREMIUM MILK」新規ご入会はこちら:※ご購入前に必ずご確認ください:関連リンクM!LK オフィシャルサイト: YouTube: Instagram: Twitter: TikTok:
2022年02月14日M!LKが配信シングル「HIKARI」を2月9日に配信リリースすることを発表した。M!LKは佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人の5人からなるダンスボーカルグループ。2月13日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで開催されるメジャーデビュー後初のワンマンライブ『M!LK LIVE 2022 NEXT WINNER』のコンセプトでもある“鏡”をテーマとした「HIKARI」は、鏡の中の自分と戦い答えを探していくという力強い意志のこもった楽曲で、受験や就職活動など自分と向き合って戦う人々のお守りになるようなエールソングとなっている。さらに、5月にメジャーデビュー後初となる全国ツアー『M!LK SPRING TOUR 2022“CIRCUS”』を行うことが決定した。今年結成7周年を迎えることを記念し、全国7カ所で行われる本ツアーは、『CIRCUS』というタイトルの通り、にぎやかなM!LKが全国を行脚するというのがコンセプト。また北海道と新潟公演は『CIRCUS -another-』と別タイトルがつけられており、メンバーがより近くに感じられる、臨場感のあるもうひとつの“CIRCUS”を楽しむことができる。チケットは本日1月26日18時よりオフィシャルファンクラブ「PREMIUM MILK」会員を対象とした先行受付を実施中。■佐野勇斗 コメントメジャーデビュー後初となるM!LKの全国ツアー『M!LK SPRING TOUR 2022“CIRCUS”』が発表されました。ついにもうすぐ迫るパシフィコ横浜でのワンマンライブの、一般チケットがソールドアウトし、一足お先に情報解禁です!今回のツアーのタイトル『CIRCUS』は、直訳のまま「サーカス、楽しいもの、曲芸」という意味で、しかも移動式遊園地のように、全国に楽しいものを届けるツアーにしたいと思って名付けました。僕たちM!LKのライブの魅力の一つは「M!LKのライブが初めての人でも、一緒になって楽しめること」です。自主的に外出を控えたり、色々我慢を強いられたりする世の中ではありますが、僕らが全国7都市にいきます。み!るきーずに会いにいきます。みんな最近、元気そ?出来る限りみんなの近くに会いに行って、僕らのエンターテインメントで元気を与えられる、そんな存在になりたいです。キラキラしててワクワクして心が躍る、M!LKだけのステージをあなたに。楽しい予定が先に待ってると、ワクワクしますよね!僕も楽しみです!!■『M!LK SPRING TOUR 2022“CIRCUS”』告知動画<リリース情報>M!LK 配信シングル「HIKARI」2022年2月9日(水) 配信リリースM!LK「HIKARI」ジャケットM!LK「Ribbon」Now On SaleM!LK「Ribbon」MVM!LK「Ribbon」Special Day Dance Movie配信リンク:■Ribbon thanks 総再生回数キャンペーンキャンペーン期間内に、各ストリーミングサイトでメジャーデビューシングル「Ribbon」が1000万回の総再生回数を達成の場合、メンバーが選んだサイン入りお気に入りフィルム写真を抽選で50名様にプレゼント【プレゼント】抽選で50名:メンバーがセレクト!サイン入りお気に入りフィルム写真※フィルム写真はメンバー&オフィシャルSNSで使用しているお写真も含まれます。※フィルム写真のメンバーはお選びいただけません。【キャンペーン期間】1月31日(月) 23:59まで※応募方法に関しましては、1000万回を突破した際にオフィシャルHPにて告知いたします。キャンペーン詳細ページ:<ツアー情報>M!LK SPRING TOUR 2022 “CIRCUS”5月3日(火・祝) 大阪・Zepp Osaka Bayside5月5日(木・祝) 福岡・Zepp Fukuoka5月7日(土) 愛知・Zepp Nagoya5月13日(金) 北海道・札幌PENNY LANE245月14日(土) 宮城・SENDAI GIGS5月22日(日) 新潟・新潟LOTS5月27日(金) 東京・LINE CUBE SHIBUYA5月28日(土) 東京・LINE CUBE SHIBUYA※北海道・新潟公演は『M!LK SPRING TOUR 2022 “CIRCUS -another-”』となります。■オフィシャルファンクラブ「PREMIUM MILK」会員先行受付受付期間:1月26日(水) 18:00~※チケットお申込み、「PREMIUM MILK」新規ご入会はこちら:※ご購入前に必ずご確認ください:<ライブ情報>M!LK LIVE 2022 NEXT WINNER2月13日(日) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール開場 16:30 / 開演 17:30詳細はこちら:<写真集情報>『M!LK PHOTOBOOK M!LK à la mode』発売中定価:2,750円(税込)※発売を記念し、4月17日(日) に発売記念イベントを開催。詳細は後日発表。関連リンクオフィシャルサイト:::::
2022年01月26日eillが、フジテレビ月9ドラマ『ナイト・ドクター』のために書き下ろしたオリジナルナンバー「hikari」のMusic Videoを本日6月21日20時よりプレミア公開する。本日配信リリースされた「hikari」はEDM調のバラードでありながらも、冒頭から入るエレキギターの特徴的なリズムからサビ終わりのドロップが印象的で、ドラマチックな楽曲に仕上がっている。先日公開されたティザーでは、幻想的なセットのもと楽曲タイトルの「hikari」を連想させる様々なライティングの中に佇むeillの姿が映し出されていた。合わせてオリジナル除菌スプレーやサイン入りチェキが抽選で当たる「hikari」楽曲シェアキャンペーンが、LINE MUSICをはじめとする各配信サイトで行われている。なおeillは、1stデジタルシングル『ここで息をして』のリリースを記念したライブツアーを6月25日より開催する。全会場のチケットが完売を受け、追加公演として初の東京・Zepp Diver Cityでのライブが決定しており、最速プレオーダー・抽選応募を6月23日23時59分まで受け付けている。eill「hikari」Official Music Video<リリース情報>eill「hikari」2021年6月21日(月) 配信リリースeill「hikari」ジャケットeill 「hikari」ティザー映像配信リンク:■eill「hikari」各配信サイト対象 配信シェアキャンペーンキャンペーン詳細:■eill「hikari」LINE MUSIC対象 再生数キャンペーンキャンペーン詳細:■eill「hikari」歌ネット歌詞先行公開<ツアー情報>eill Live Tour 2021『ここで息をして』eill Live Tour 2021『ここで息をして』Zepp Diver City公演 告知画像6月25日(金) 愛知・名古屋QLUB QUATTRO(SOLD OUT)OPEN 18:00 / START 19:006月26日(土) 大阪・心斎橋ANIMA(SOLD OUT)OPEN 16:30 / START 17:307月15日(木) 東京・渋谷TSUTAYA O-EAST(SOLD OUT)OPEN 18:00 / START 19:008月13日(金) 東京・Zepp Diver City ※追加公演OPEN 18:00 / START 19:00【チケット料金】前売:4,000円(税込) / 当日:4,500円(税込)※ドリンク代別途必要■Zepp Diver City公演 最速プレオーダーURL:※6月23日(水) 23:59まで<番組情報>『ナイト・ドクター』6月21日(月) スタート 毎週月曜日 21:00~21:54※初回30分拡大(21:00~22:24)『ナイト・ドクター』ポスター画像(C)フジテレビ出演者:波瑠 / 田中 圭 / 岸 優太(King & Prince) / 岡崎紗絵 / 北村匠海 / 一ノ瀬颯 / 野呂佳代 / 櫻井海音 / 梶原善 / 真矢ミキ / 小野武彦 / 沢村一樹 / 他オリジナルナンバー:yama「Sleepless Night」 / eill「hikari」 / 琴音「君は生きてますか」 / Tani Yuuki「Over The Time」 / 三浦風雅「Start」『ナイト・ドクター』PR動画(eill「hikari」ver.)『ナイト・ドクター』公式HP:『ナイト・ドクター』公式Twitter:『ナイト・ドクター』公式Instagram:<配信情報>■eill「ここで息をして」現在配信中配信サイト一覧:■eill「ここで息をして」特設サイト:「ここで息をして」MVeill「ここで息をして」Making Video関連リンクeill 公式サイト: 公式Twitter: staff Twitter: 公式Instagram: staff Instagram: official YouTubeチャンネル: official TikTok:
2021年06月21日eillが6月21日に配信リリースする新曲「hikari」のティザー映像を公開した。同曲は、6月21日より放送のフジテレビ月9ドラマ『ナイト・ドクター』のオリジナルナンバーに起用されている。公開されたティザーでは、幻想的なセットのもと楽曲タイトルの「hikari」を連想させる様々なライティングの中に佇むeillの姿が映し出されており、Music Videoは6月21日20時にプレミア公開される。合わせてジャケット写真も公開となった。朝焼けを彷彿させる色合いの中に描かれた水槽やキャンドルなどのモチーフが印象的な1枚となっており、モチーフの1つであるタイダイ染めが施された布は、eill本人が自ら染めたとのこと。新曲「hikari」は、本日6月14日放送のJ-WAVE『SONAR MUSIC』のeillが月曜日のレギュラーを務めるコーナー「SONAR’S ROOM」内にてオンエア解禁されるほか、6月15日より歌ネットにて歌詞が先行公開されることが決定している。また、デジタルシングル「ここで息をして」のリリースを記念したライブツアーの全会場でチケットが完売したことを受け、追加公演として8月13日に自身初の東京・Zepp Diver City公演を行うことが発表された。チケットは本日正午より最速のプレオーダー・抽選応募がスタートしている。eill 「hikari」ティザー映像<番組情報>J-WAVE 81.3FM『SONAR MUSIC』放送日時:毎週月曜日〜木曜日 22:00〜24:00ナビゲーター:あっこゴリラ番組情報:<リリース情報>eill「hikari」2021年6月21日(月) 配信リリースeill「hikari」ジャケット配信リンク:※6月21日(月) 0:00まではApple Music「Pre-add」、Spotify「Pre-save」のみご利用いただけます。■eill「hikari」歌ネット歌詞先行公開※6月15日(火) 0:00公開<ツアー情報>eill Live Tour 2021『ここで息をして』eill Live Tour 2021『ここで息をして』Zepp Diver City公演 告知画像6月25日(金) 愛知・名古屋QLUB QUATTRO(SOLD OUT)OPEN 18:00 / START 19:006月26日(土) 大阪・心斎橋ANIMA(SOLD OUT)OPEN 16:30 / START 17:307月15日(木) 東京・渋谷TSUTAYA O-EAST(SOLD OUT)OPEN 18:00 / START 19:008月13日(金) 東京・Zepp Diver City ※追加公演OPEN 18:00 / START 19:00【チケット料金】前売:4,000円(税込) / 当日:4,500円(税込)※ドリンク代別途必要■Zepp Diver City公演 最速プレオーダーURL:※6月23日(水) 23:59まで<番組情報>『ナイト・ドクター』6月21日(月) スタート 毎週月曜日 21:00~21:54※初回30分拡大(21:00~22:24)『ナイト・ドクター』ポスター画像(C)フジテレビ出演者:波瑠 / 田中 圭 / 岸 優太(King & Prince) / 岡崎紗絵 / 北村匠海 / 一ノ瀬颯 / 野呂佳代 / 櫻井海音 / 梶原善 / 真矢ミキ / 小野武彦 / 沢村一樹 / 他オリジナルナンバー:yama「Sleepless Night」 / eill「hikari」 / 琴音「君は生きてますか」 / Tani Yuuki「Over The Time」 / 三浦風雅「Start」『ナイト・ドクター』PR動画(eill「hikari」ver.)『ナイト・ドクター』公式HP:『ナイト・ドクター』公式Twitter:『ナイト・ドクター』公式Instagram:関連リンクeill 公式サイト: 公式Twitter: staff Twitter: 公式Instagram: staff Instagram: official YouTubeチャンネル: official TikTok:
2021年06月14日eill(エイル)の新曲「hikari」が、2021年6月21日(月)に配信リリース。フジテレビ月9ドラマ「ナイト・ドクター」の挿入歌として起用される。シンガーソングライターeilleillは、人気TVアニメ『東京リベンジャーズ』のエンディング主題歌「ここで息をして」でメジャーデビューを果たしたシンガーソングライター。2020年11月発表の2ndミニアルバム「LOVE/LIKE/HATE」には、宇多田ヒカルの「Too Proud featuring XZT, Suboi, EK (L1 Remix)」のトラックメイクに迎えられたTeppei、King Gnu(キングヌー)新井和輝、WONK(ウォンク)井上幹らも参加する、注目のアーティストだ。また、2021年9月公開の映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』では、主題歌を担当することでも話題を集めている。月9ドラマ「ナイト・ドクター」に新曲を書き下ろしそんなeillの新曲「hikari」は、テレビドラマ「ナイト・ドクター」のために書き下ろしたナンバー。「ナイト・ドクター」では“主題歌”という概念を設けずに、各話によって異なるアーティストによるオリジナルナンバーを流す予定で、eillの新曲はこのうちの1曲となる。「hikari」についてeill本人は「真実がぼやけてしまいそうな夜に、ヒカリを」届けるような楽曲に仕上がっていると語った。「ナイト・ドクター」は、救急医療の働き方改革として試験的に結成された夜間勤務だけを専門に行う医療チーム「ナイト・ドクター」が、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら唯一無二の絆を紡いでいく完全オリジナル“青春群像医療ドラマ”。波瑠が月9ドラマ初主演を務めるほか、出演者には田中圭、King & Prince(キング アンド プリンス)岸優太、北村匠海、岡崎紗絵といった面々が名を連ねる。【詳細】eill 新曲「hikari」配信リリース:2021年6月21日(月)■フジテレビ系“月9”ドラマ『ナイト・ドクター』放送日時:6月21日(月)スタート 毎週(月)21:00~21:54※初回30分拡大(21:00~22:24)出演者:波瑠、田中圭、岸優太(King & Prince)、岡崎紗絵・北村匠海・一ノ瀬颯、野呂佳代、櫻井海音/梶原善、真矢ミキ、小野武彦/沢村一樹 他
2021年06月10日シチズンから、レディースウオッチブランド「シチズン クロスシー(CITIZEN XC)」の新作腕時計「ヒカリ(hikari) コレクション」が登場。第1弾の腕時計4型を、2019年10月4日(金)に発売する。「ヒカリ コレクション」は、その名の通り希望に満ちた光からインスピレーションを得たコレクション。今回発売する第1弾のモデルでは、太陽のように照らす力強い光をイメージした艶やかなベゼルがあしらわれている。ケースは、横幅27㎜と小ぶりに設定。文字板の12、6、9時位置にはカットパーツを配置することで、見やすくするとともにジュエリーのような輝きをプラスしている。日本女性の肌を美しく見せる「サクラピンク」や、ディープブルーの文字板を合わせた「エターナルプラチナ」、イタリアンレザーのバンドをあしらったブラウンカラーのモデルなどが展開される。また、ケースやバンドには、シチズン独自の技術により生み出された、キズに強い「スーパーチタニウム」を採用。ステンレスの約5倍以上の硬さで、日常的に快適な使用が可能だ。さらに、定期的な電池交換が不要の光発電エコ・ドライブや、防水機能、世界4エリアで電波を受信し、正確な時刻・日付に修正する機能など、ビジネスシーンや旅行などにおいても使いやすい機能が搭載されているのも魅力だ。【詳細】シチズン クロスシー「ヒカリ コレクション ティタニア ハッピーフライト」発売日:2019年10月4日(金)価格:サクラピンク 78,000円+税、サクラピンク×エターナルプラチナ 78,000円+税、エターナルプラチナ 75,000円+税、イタリアンレザー 75,000円+税 仕様:Cal.H060 月差±15秒(非受信時)/光発電エコ・ドライブ/パーペチュアルカレンダー/日中米欧電波受信/受信局自動選択機能/サマータイム機能/定時受信機能/強制受信機能/衝撃検知機能/針自動補正機能/充電残量表示機能/充電警告機能/過充電防止機能/ワールドタイム 機能(24都市)/パワーセーブ機能/フル充電時3年可動(パワーセーブ作動時)夜光(針)、5気圧防水【問い合わせ先】シチズンお客様時計相談室 フリーダイヤルTEL:0120-78-4807(受付時間 9:30~17:30 祝日除く月~金)
2019年09月01日