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「ぜいたく〜」と笑われ…共感されない“産後痩せ”の悩み→しかし、ママ友の指摘が解決のヒントに!?

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「ぜいたく〜」と笑われ…共感されない“産後痩せ”の悩み→しかし、ママ友の指摘が解決のヒントに!?


私の周りには「産後はなかなか体重が戻らない」と悩んでいるママ友が何人もいます。そんななか、私が悩んでいるのは“産後痩せ”です。なかなか体重が増えないという悩みをママ友に打ち明けると……。

ママ友の言葉に、解決のヒントが!?


もともと少食である私は、妊娠前から臨月までの体重が+7kgほどで、医師からは「しっかり食べておなかの赤ちゃんに栄養を送ってね!」と言われていました。そして出産後、ちゃんと食べているつもりですが、私の体重はどんどん減っていきました。産後1年経過したころ、妊娠前よりも2kgほど減った状態でした。

 

瘦せ型の私は育児に必要な体力がなく、子どもの相手を満足にしてあげられないこともあり、本当に悩んでいました。インターネットで体重が増えやすい食べ物を調べたり、増量のためのサプリメントはないか探したりもしましたが、なかなか健康的に体重を増やす方法を見つけられずにいました。


 

その悩みをママ友に打ち明けたところ、「えー! 贅沢な悩みー!」と笑われました。しかし、そのママ友から大きなヒントとなる言葉もあったのです。それは、「あなたは食べている量があきらかに少ないよ!」ということでした。

 

 
たしかに、成人女性が摂取すべきカロリーなどをしっかりと考えたことはありませんでした。調べてみると、30歳から49歳の女性で1日2,050kcalが必要なエネルギーということが判明*。当時の私は、ほぼ育児用ミルク+ 離乳食という状況でしたが、妊娠中や授乳中の場合は、さらに付加量が必要なようです。

(*)推定エネルギーの必要量は、年齢・性別・身体活動レベルや、妊婦・授乳婦であるかによって異なります。

 

私の普段の食事を計算すると、1,800kcalほどの摂取量であることがわかりました。
そこで、どうやって摂取カロリーを増やすかを考えることに。私はカロリーの低い物ばかりを食べていたわけではなく、一度にたくさんの量が食べられない体質。そのため、3食の食事とは別に、10時ごろにおにぎりを食べたり、15時ごろに子どもと一緒におやつを食べたりするようにしました。まだ始めたばかりでも、体重減少を防ぐことはできました。 

 

“産後痩せ”は私にとって切実な悩みです。悩みを人から共感されないことは悲しい気持ちになります。しかし、それでただ「悲しい」と思って終わるのではなく、そんななかでも、人の意見に耳を傾けることが大切だと感じました。自分では気づけなかったことが、誰かに話すことで、解決の糸口を見つけられるかもしれないからです。


 

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:海原えめ/40代女性・会社員。2017年生まれの息子と2022年生まれの娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。

イラスト:ななぎ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。
その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

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