子育て情報『「手伝うよ?」は妻の地雷を踏む…?パパたち育児の悩みあるあるQ&A【専門家がアドバイス】』

「手伝うよ?」は妻の地雷を踏む…?パパたち育児の悩みあるあるQ&A【専門家がアドバイス】

目次

・「何をすればいい?」と聞くたびに怒られます。
・小崎先生:そもそも「手伝う」っておかしくない…?パパはお手伝いさんですか?
・頼まれたことを「後からやる」と言うと怒られます。
・小崎先生:今やってほしいのにはワケがあるんです!
・家事が終わって休んでいると怒られます。
・小崎先生:休みたいのはママも同じ!他にもやることがあるのでは…!?
・育児の楽しさを知らないパパはもったいない!
「手伝うよ?」は妻の地雷を踏む…?パパたち育児の悩みあるあるQ&A【専門家がアドバイス】


ママたちが子育てやパパとの関係で悩んだりするように、もちろんパパだって子育てやママとの関係に悩むことがあります。「パパが育児に対して悩みを持つというのは、育児に関わりたい気持ちがあるからこそ」と、大阪教育大学教育学部教授の小崎恭弘先生は言います。しかし、育児を頑張りたい気持ちはあっても、「またママを怒らせてしまった……」と悩んでいるパパは少なくないようです。そこで今回は、パパたちが抱える育児の悩み、そして夫婦関係をより良くしていくためのアドバイスをいただきました。

「何をすればいい?」と聞くたびに怒られます。

悩み1. 妻が忙しくてイライラしがちなので「手伝うよ」と声をかけていますが、そうすると余計にイライラしてしまい、「自分で考えて」としか言ってくれません。(生後4カ月)

小崎先生:そもそも「手伝う」っておかしくない…?パパはお手伝いさんですか?

まず、育児は本来ママとパパ2人でおこなうもの。悪気はないとは思いますが、パパの「手伝う」というスタンスは当事者意識が低い現われなのかもしれません。
ママがそのことにカチンときてしまう場合もあります。

私が顧問を務める「ファザーリング・ジャパン」で、ママたちがイラッとしてしまう育児関連の禁句ワードを3つあげています。それは「手伝おうか」「育児参加」「家族サービス」という3つ。過去にこれらのワードを口にして「ママに怒られてしまった……」というパパはいませんか? 育児はパパもおこなって当然で、参加しないという選択は本来ないですよね。育児はママがやるもので、自分はサブポジションと思い込んでいるパパは案外多いんです。まずはその意識からパパたちには変えていってもらいたいですね。

また、生後4カ月の赤ちゃんは、生活リズムを整える時期。起床、食事、お昼寝、お風呂をほぼ毎日同じ時間にすることが大切となってくるため、リズムが乱れないように調整することなどが必要になります。
パパは子どもの生活リズムを整えていけるように、家事を積極的におこないましょう。

さらに、授乳の間隔が決まり、1日5〜6回くらいになります。おっぱいやミルクの間隔が開きはじめる時期なので、パパができる育児は交代できるといいですね。育児は直接母乳をあげること以外、パパは全部できます。はじめはわからなくて当然なので、ぜひ自分から育児や家事をやってみてください。

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