2023年12月5日 22:40
「男がいても意味ないよね?」出産予定日の妻を置いて旅行に出かけた夫→退院後、夫に与えられた罰とは
私は30歳の主婦。結婚2年目に入り、間もなく私たち夫婦のもとへ待望の赤ちゃんがやってくる予定です。やさしい夫も、わが子に会えるのを楽しみにしていたのですが……。
このところ頻繁に我が家にやってくる幼馴染が私の悩みのタネ。彼女がなかなかのクセモノで、突然やってきて当たり前のように夕飯を一緒に食べたり、私の存在はないもののように、夫と昔話に花を咲かせたりするのです。
厄介な幼馴染
夫と幼馴染が出会ったのは、3歳のころ。保育園で出会ってすぐに、夫は幼馴染に恋心を抱いたそう。何度も告白したようですが、その想いは叶わなかったと聞きます。
それも昔の話だと夫は笑いますが、幼馴染はそうではないようで、自分のことを好きだった男が他の女と結婚したのがよほど気に入らないのか、マウントを取られているような気がしてなりません。
幼馴染だからといって、長電話したり、終電を逃した彼女を迎えに行ったり、相談があるからと深夜の呼び出しに応じたりする夫が、私には理解できません。このまま夫婦生活を続けられるのか本気で悩む中、いよいよ出産予定日が近づき、私は里帰り出産のため実家に帰りました。
出産予定日に夫がいた場所は…
陣痛が来ていよいよ出産というそのとき、何度電話をかけても夫は電話に出ません。駆けつけてくれた義母が会社に連絡をしたところ「出産予定日で休みをとっている」といいます。
なんだか嫌な予感がする私……。やっと電話に出た夫は、幼馴染と温泉旅行に行っていると言います。
どうやら幼馴染に「出産に男がいても意味がないし、生まれたらしばらく行けなくなるから、今のうちに羽を伸ばしておくと良い」と言われたようで、悪びれる様子も見せず「マジ温泉サイコー! 出産頑張ってね!」と信じられない発言をします。
私は、電話を切り、そのままスマホの電源を落としました。
夫に制裁を
数時間後ーー。
陣痛との格闘を終え、私はついに娘との対面を果たしました。穏やかな入院生活ののち、家に帰ったところでスマホの電源を入れると、タイミングよく夫から電話がかかってきました。
「今から会いに行くね。幼馴染も会いたいって!」
……こんなときまで幼馴染が登場するなんて、もう怒りを通り越して呆れてしまいます。
そんな能天気な夫を見かねた母は、スマホを手に取り「娘と子どもはもう居ないよ……」