2023年12月24日 12:40
「どうしよう、娘が誘拐されたかも…」最悪の事態がママの脳裏に浮かんで…<拐われた娘>
主婦のユリは幼稚園に通う娘・サクラを迎えに行くため、バス停に向かいました。バス停に到着すると、次々とバスから降りてくる子どもたち。しかし、いつもなら1番にバスから降りてくるはずの娘が降りてきませんでした。焦ったユリはそのことを伝えると、慌ててバスの中を確認しに行った先生。しかし、戻ってくると、「バスに乗ってないみたいで……」と予想外の言葉を口にしたのでした。
その後、先生は申し送り事項が書かれた名簿を確認すると、「おばあちゃんが園まで迎えに来たって担任のメモがありました」と言いました。
「お母さんのほうで何か聞いてないですか?」と尋ねられたユリでしたが、一切何も聞かされておらず……。先生に「すみません」と謝ると、実家に電話をかけました。
すると、すぐに電話に出たお母さん。電話の後ろでは子どもの声が聞こえていたのですが、ユリが娘のことを尋ねると、「ここにはいない」と言ってきたのです。
ユリが問い詰めると、「子どもの声はサクラちゃんじゃない」と返すお母さん。その言葉に"もしかしたら誘拐されたのかもしれない"と、ユリは最悪の事態を想定し始めると、パニックになってしまって……!?
誘拐の可能性も!? ママはパニックになってしまって…
「ユリ!聞いてるの!?」
「どうしよう母さん……。
サクラ誘拐されたかも……」
「しっかりしなさい!」
「まずは園に確認して、それから必要なら警察!
あんたが迷ってる間に
サクラちゃんに何かあったらどうすんの!」
お母さんの言葉にハッとするユリ。
「幼稚園に連絡してみる」
そう言うと、
ユリは園に電話をかけることにしたのでした。
お母さん、言っていることがもっともで頼もしいですね。ユリの不安な気持ちも分かりますが、今は泣いている場合ではなく早く園に確認を取るべきです。娘さんの居場所が早く分かるといいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
「幼稚園にいて!」全力で願うママ。手を震わせながら幼稚園に電話をかけると?<拐われた娘>