妹が先に結婚したことが気に食わない姉…私の夫と浮気→私を実家から追い出そうとするも…
そこに突然インターホンが鳴り、玄関のドアを開けると、赤ちゃんを抱く姉と元夫が目の前に立っています。
私が絶句していると「あんたへの慰謝料の支払いが大変だから、今日から実家で暮らすことにしたわ。独身の寄生虫は出ていって!」と姉。お金に困っているのも事実だと思いますが、私が実家で生活をしていることを聞きつけて、嫌がらせをしにきたのだと思います。しかし姉の計画通りにはいきません。
「独身って誰のこと?」私が聞き返すと「あんた以外誰がいるのよw」と姉が鼻で笑っています。姉は、私が夫に捨てられた惨めな女だと思って疑いもしなかったのでしょう。
そこにやってきたのは夫とかわいい3人の子どもたち。
その顔を見て元夫は真っ青になっていました。なぜなら、私の夫は元夫の会社の社長なのですから。
強欲な姉の末路
実は私は、元夫と別れてからも社長の子どもたちのベビーシッターを続けていました。社長とは自然と惹かれあうようになり、結婚したのです。そして、両親と暮らしたいという私の思いを汲んで、こうして実家で同居してくれています。
姉と元夫はそれ以上何も言えず、しっぽを巻いて帰っていったのでした。
夫やかわいい子ども、不自由しない暮らし……、どれも姉が強く欲していたものです。私から奪うことで自分を満たしていた姉も、さすがに社長夫人の座は手に入れられないでしょう。
もっとも、私も狙って社長夫人になったわけではありません。好きになった人が社長だっただけ。強欲で意地悪な姉には、そんな人生一生やってこないでしょうね。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
「泣きのアピール」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.40 | HugMug