入園式の集合写真でひとりのママが「カメラマンさん、ちょっと…」と主張。周りは騒然として…
息子の保育園の入園式でのこと。式が終わってクラスごとに子どもと親が入った集合写真を撮ることになりました。そこで、ひとりのママがあることを言い出し……。
クラスの集合写真を撮り終えて…
1歳になる息子の保育園の入園式が終わり、最後にクラスごとで集合写真を撮ることに。動き出す子がいたり、イヤイヤモードになる子がいたりと、撮影には時間がかかりました。やっとのことで撮影し、各自解散となったのですが……。
みんなが帰ろうとするなか、ひとりのママが「カメラマンさん、ちょっと待って。うちの子、スカートめくれてたかも~」と大騒ぎ。
カメラマンが写真を確認し、スカートはめくれてないと説明しましたが、「女の子だし、心配。私が気になるの〜」と大声で不満を言い続けました。
どうしても納得いかないようで、先生方が帰ろうとしていた人を引き止めるなどバタバタの状態で撮り直しに。 撮り終えた後に先生やほかの保護者に向けて一言あるかと思えばそれもなく……、仲のいいママ友たちとおしゃべりを始める始末。ほとんどの人は怒ったり、呆れたりしながら帰っていました。
気になることを主張するのはいいのですが、感謝の気持ちは大切だなと学びました。
◇ ◇ ◇
万が一のこともあるので撮り直したい気持ちはわかりますし、最後に一言「お時間いただいてすみませんでした」などがあるとモヤモヤも晴れますよね。春は出会いの季節ですが、他人への気遣いや気配りを忘れないようにしたいですね。
作画/さくら
著者:西尾えり
子ども中心の旅もいいけれど…子どもが巣立ったらしたいこと【子育ては毎日がたからもの☆ 第149話】