将来のお金を増やしたい!そのためにやってはいけないNG行動とは【徹底解説】
お子さんの教育費や老後資金の準備などに積み立てや資産運用をしている人もいらっしゃると思います。順調に積み立てや資産運用をしている人がいる反面、あまりじょうずにできていない人や始めようと思っているのに始めていない人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は積み立てや運用で失敗しないためも、避けたほうがよい積み立てや資産運用についてお伝えできればと思います。
積み立てや資産運用は必要に応じて取り組む
積み立てや資産運用はライフプラン上で子どもの教育費、住宅購入資金、老後生活の資金などお金がたくさんかかるライフイベントに備えるために必要なことです。例えば私立大学と比べて一般的に安い国立大学でも、4年間の授業料+入学金でも通常250万円程度掛かります。私立大学ではさらに掛かり大学ごとに異なるだけでなく、学部・学科ごとに授業料は異なり、安い文系学部でも4年間の授業料+入学金で450万円程度掛かります。
利回りが0とした場合、18年間で準備するには、250万円の場合は毎月11,574円、450万円の場合は毎月20,833円の積み立てが必要となります。また、利回りを年2%と想定すると、250万円を準備する場合には毎月9,626円、450万円を準備する場合には毎月17,326円の積み立てで済みます。
まとまったお金を一度に用意するには、毎月の積み立てで準備をするほうが手間もかからず、資産運用がうまくできれば少ない元手で目標金額に達することもできますので、積み立てや資産運用そのものは必要に応じて取り組むと良いのですが、なかには積み立てや運用に向いていないものや適さないものもありますので、次の章でお伝えします。
こんな積み立てや資産運用はしてはいけない
積み立てや資産運用と一口に言っても、リスク(値動きの大きさ)や期待する利回りが大きいものもあれば、小さいものもあります。シンプルにお伝えすれば、リスクが小さいものは期待する利回りも小さく、リスクが大きければ期待する利回りも大きくなるのが一般的です。原則としては、自分で理解できないものでの運用はやめましょう。
リスクが低いのに利回りが大きい場合は、「途中で解約ができない」などのような特別な条件がないか、または詐欺ではないか確認すると良いでしょう。