「次男嫁が先に産むのは困る」義母の謎ルールにあ然→長男嫁と結託し、私は強硬手段に!義母は顔面蒼白
ついに立ち上がった嫁たち
このままではいけないと、私たち嫁は立ち上がることに。義母が旅行に出ているときをねらって、秘密の計画を実行しました。実はそのころ私は、妊娠をしていました。具合が悪かったのも、そのせいでした。それを新幹線に乗る義母に告げたところ、大慌て。
「初孫は絶対に長男の子!」
「次男嫁のあんたが先に産むのは困るのよ」
まだ、同居している長男の嫁が先に産むのが決まりなのだと、言ってきたのです。それに反応したのは、私の隣りにいた義姉でした。
「ご心配なく」
「私たち出ていきますので♪」
そのとき、私たちは義実家にいました。
義兄夫婦の引っ越し中だったのです。
もちろん私たち夫婦も手伝いにきました。
怒り狂った義母は、そんなことをしたら親戚中が許さないだとか、姑の面倒を見るのは長男の嫁だとか、時代遅れの決まりごとを声高に言ってきました。しかしそんなことを言っても、義姉には通用しません。
義姉はしたくなかった結婚式も同居も受け入れてあげたのに、義母はやさしさ1つ見せませんでした。義母自身は、いろいろ優遇していたつもりみたいですが。
そして義母は「すべての権利を放棄するなら好きにしていい」と言い放ち、義姉たちは何の未練もなく義実家を出ていきました。
すべては積み重ね
本当に義兄夫婦が出ていったと知ると、義母は手のひらを返し、私にすり寄ってきました。
妊娠大歓迎、私となら同居も楽しいなんて言い出して……。私を義姉の身代わりにしようとしたのです。
私は義姉ほど大変な目には遭っていませんが、いつもストレスのはけ口にされていました。愚痴を山ほど吐かれ、面倒なことを押し付けられてきたのです。もうこれ以上、義母と関わるのは遠慮したい……。
実は義姉たちと同様に、私たち夫婦も義母と縁を切ることに決めていました。わが家も義兄夫婦と同時期に引っ越したのです。新しい住所も教えるつもりもありません。
夫は昔から、次男というだけでお義母さんから区別されてきました。義兄には一流のものを与え、夫はすべておさがり。大学の学費も、夫には出してくれませんでした。そんなことをしてきて、どうして面倒を見てもらえると思うのでしょう。
これからはお金を惜しみなく使ってわが家を助けると言ってきましたが、今さらもう遅いのです。