「彼女、あんたのこと訴えるって」夫が不倫相手と旅行に!?→勘違い夫に真実を教えてあげた結果!
とぼけて夫に尋ねると……。
「明日の新婚旅行だけどさ、彼女と行ってくるわ」
「ババァはやっぱり無理」
夫がこれほどとんでもない男だとは思いませんでした。
目を覚まさせなくては……。
「彼女ならここにいるけど」
「あんたのこと訴えるって」
そのとき私は、夫の不倫相手と思われていた女性と一緒にいました。
追い詰められながらも、夫は私をあざ笑い、余裕を見せました。自分より7つも年上の私に離婚をちらつかせれば、おとなしくなると思っているのでしょう。衣食住を保証してくれるならこのまま一緒にいてやってもいい、なんて言い出すのですから人を馬鹿にしています。そもそも私は結婚願望が強くないですし、親は不幸な結婚より幸せな離婚を望んでくれるタイプですから。
こちらは離婚大歓迎です。
私は弁護士を立て、離婚の話し合いをすることにしました。しかし、1番大きな問題はそこではありませんでした。彼女に会って知った、驚きの真実。実は、夫はとんでもない勘違い男だったのです。
驚きの真実
保護犬を引き取ってくれたからと始めは善意で相談にのっていた彼女ですが、夫からの執ような連絡に恐怖を感じるようになったそうです。名前や住所、通っている学校までいろいろと調べあげられ、プライベートな質問をされたり、気持ちの悪い詩を送りつけられたり……。しかし夫からの連絡を無下にすることもできなかったと言います。
こんな人を怒らせたら、何をされるかわからないと……。ずっと困っていたところに、私が登場したというわけです。
やはり19歳の彼女にとって20歳年上の夫は恋愛対象外でした。無職である上に20歳も年下の子に迷惑をかけるおじさんなんて、私でも愛想を尽かします。
私は彼女が警察に被害届を出したことも告げました。精神的苦痛を与え続けたので、彼女にも慰謝料を求められるでしょう。ただ恋愛をしていただけと夫は言いますが、善意を逆手に近づくような卑きょうな行動をしたことに、言い訳は通用しません。
慰謝料なんて財産分与から支払ってやると息巻いていましたが、私たちの結婚生活はたった1年。
夫は結婚とほぼ同時に無職になりましたし、分与するほどの財産はないのです。私の独身時代の貯金をねらっていたようですが、それは共有財産ではありません。