子育て情報『夫は知らない「名もなき育児」。パパたち、子どもの病院すべて言えますか?ママたちのリアルとは…!?』

夫は知らない「名もなき育児」。パパたち、子どもの病院すべて言えますか?ママたちのリアルとは…!?

目次

・1日当たり5時間20分の差! 家事・育児時間の男女差
・小崎先生が解説! 名もなき育児のリアル
・ケース1:赤ちゃんや子どもとお出かけするときの荷物の準備
・ケース2:食事の献立を考える
・ケース3:子どもの発達や病気について、知識を習得したり、相談・受診したりする
・ケース4:子どもの遊び相手になる
・パパが育休を取って気づく親としての「責任と覚悟」
・家事育児の経験はパパ自身の人生が豊かになる
夫は知らない「名もなき育児」。パパたち、子どもの病院すべて言えますか?ママたちのリアルとは…!?


日常にあふれる名前のない家事「名もなき家事」が話題を呼んでいますが、子育てに目を転じれば、当たり前すぎて気づかれにくい子どもの世話「名もなき育児」も日常にあふれています。これらの負担はママに偏ることが多く、育児ストレスの原因にもなっています。パパの育児参加について詳しい、大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に話を伺いました。

1日当たり5時間20分の差! 家事・育児時間の男女差

東京都が実施した「令和3年度男性の家事・育児参画状況実態調査」では、未就学児の子育て世代の家事・育児関連時間は、1日当たり男女差が5時間20分もあることが分かりました。

「パパは名もなき育児=ママの仕事、と思い込んでいる傾向にあります。例えば、子どもの面倒をよく見ているパパでも、うんちのおむつ替えとなると『ママを呼んでいるよ〜』などとママに丸投げすることもあります。でも、『ママ=子どものお世話が得意』とは限りません。ママにだって苦手なことはある。
パパだって出産とおっぱいをあげること以外は全部できますよ」と小崎先生は話します。

小崎先生が解説! 名もなき育児のリアル

ここで、名もなき育児のリアルを小崎先生の解説とともにお届けします。


ケース1:赤ちゃんや子どもとお出かけするときの荷物の準備

赤ちゃんとのお出かけは持ち物が多いので、荷物の準備は実はとても大変なこと。とくに赤ちゃんが小さければ小さいほど、おむつ、授乳セット、着替えなど荷物が多くなります。それなのにパパが赤ちゃんや子どもとお出かけする場合、「荷物の準備だけはママにお願いする」ということも……。

小崎先生から

「上手な荷物の支度は、いかに親としての経験を積むかです。隣町の公園に行くだけなのに、大きなボストンバッグで出かけたパパもいます(笑)経験することで『これはいる』『これはいらない』とわかってくる。親も試行錯誤です。ママはパパに失敗が許される機会を与えて、パパも育ててあげてほしいです」(小崎先生)

ケース2:食事の献立を考える

家に残っている食材を把握したり、栄養のバランスを考えたり、子どもの好きそうなものを考えたり……。献立を考えるのも実は大切な育児のひとコマです。
はじめての離乳食であればわからないこと、食べさせていいものなど、調べることにもたくさんの労力と時間を費やします。

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