自然に妊娠できる可能性を上げたい!排卵日を知る3つの方法とは
精子の寿命は、腟内に射精されてから72時間から120時間(3~5日間)
卵子の寿命は、排卵されてから24時間
です。卵子より精子の方が、寿命が長いということがポイントです。卵子はたった24時間しか寿命はありませんが、精子は3〜5日間という寿命があり、この時間差を考えてタイミングを取ることで妊娠しやすくなります。
排卵日を予測して、妊娠する確率を上げる方法として「タイミング法」というものがあります。タイミング法は、産婦人科の不妊治療にも使われている一般的な方法です。タイミング法は、排卵日を予測して性行為を行う日を決める方法です。排卵日の4日前頃から排卵日までの間に、1~2日おきの性行為をすることで妊娠の可能性が上がります。
排卵日を特定したからといって1回のみの性行為では妊娠する確率は少ないです。
先ほどお伝えしたように、排卵日では精子の成熟度が低く受精の可能性がやや低くなってしまうこと、また排卵日が特定できてもホルモンバランスのちょっとした変化で簡単に排卵日がずれてしまうことを考えて、できれば生理開始日から数えて10日目くらいから1〜2日おきに性行為をすることで、さらに妊娠する確率が高くなります。
排卵日はわかっていても、何時に排卵するかまではわかりません。朝、基礎体温を測定することで排卵日とわかっても、前日の朝から当日の朝まで24時間経ってしまうので、すでに排卵から24時間が経過していることもあるのです。そのため、排卵予定日の数日前からタイミングを取ることが大切なのです。
予測した排卵日よりも後に妊娠することもあります。それは、女性のホルモンバランスは、ちょっとしたことで変化し、ホルモンバランスによって起こる排卵が早くなったり、遅くなったりすることがあるからです。つまり、予測した排卵日よりも後に妊娠した場合、排卵日が予想よりも遅れたということになります。
排卵日はいつ?排卵日を知る方法
排卵日を予測するためには、いくつか方法があります。
自分でできる方法から病院で検査してもらう方法まで、自分に合った方法を選ぶことになりますが、運よく1回で妊娠できるとは限らないので、負担なく続けられる方法を選ぶと良いです。
排卵日を予測する方法1:基礎体温を見る
基礎体温での予測は、排卵日を予測する方法として、最も簡単な方法のひとつです。