子育て情報『寝かしつけがラクになる!赤ちゃんの背中スイッチを発動させない方法』

2019年4月10日 14:35

寝かしつけがラクになる!赤ちゃんの背中スイッチを発動させない方法

目次

・どうして赤ちゃんには背中スイッチがあるの?
・モロー反射の影響
・姿勢の変化
・ママの抱っこが安心
・敏感な背中スイッチをOFFにする方法
泣いている赤ちゃん


赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、保育士の中田さんからメッセージです。

こんにちは、保育士の中田馨です。赤ちゃんを寝かしつけのために抱っこし、やっと寝たと思って布団におろすとすぐに起きて泣き、また抱っこをする。そんな経験があるママも多いはず。赤ちゃんの背中は、「スイッチがあるんじゃない?」と思うくらい敏感です。私の息子も生まれてから1カ月はセンサーが強く、私の腕枕がないと寝てくれない子でした。

どうして赤ちゃんには背中スイッチがあるの?

どうして背中スイッチが発動するのか?その理由をその時に知っていれば、私の子育ては少しラクだったのになと思います。
そこで、赤ちゃんに背中スイッチがあるいくつか原因をお伝えします。

モロー反射の影響

生まれて数カ月の赤ちゃんには、モロー反射という生まれ持った反射があります。モロー反射は大きな音がしたときや上体が不意に傾いた時に手がパッと開く反射です。この反射は大昔に人間が木の上で生活してきた時、母親や木から落ちそうになった際にしがみつこうとした名残だと言われています。抱っこから降ろそうとするそのちょっとした振動でこのモロー反射が起きてしまうことがあるのです。


姿勢の変化

新生児の赤ちゃんの手足を見ると、足はM型、腕はW型になっています。そして、背中はCの形をしています。この形の姿勢がこの時の赤ちゃんの安心できる姿勢。布団に寝たことで、安心できる姿勢ではなくなり起きてしまうことがあります。

ママの抱っこが安心

ママの抱っこが安心という子がいます。ママの体温やにおい、声を聞くことで安心して寝ているのです。ママが離れることに気づいて起きてしまうこというがあります。


敏感な背中スイッチをOFFにする方法

では、具体的にどうすれば背中スイッチのセンサーをOFFにすることができるでしょうか?

■頭から降ろす
背中が急に伸びないように頭から順にゆっくりと床におろします。

■ママの体ごと布団に寝かせる
赤ちゃんを布団に寝かせるときに、ママの体と赤ちゃんをくっつけたまま布団に寝かせて布団におろしたら、そーっと手を引き抜き、ママの体も離していきます。

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