2019年4月10日 13:35
まずは落ち着くことが大切! 熱性けいれん時の対処法を助産師がアドバイス
※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー
※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください
熱性けいれんを起こしたときの対処法
1)『熱性けいれん』は、小児期でもっとも多いけいれんとされていて生後6カ月~5歳の間、38度以上の発熱にともなって引き起こります。一般的には数十秒で終わりますが、時に、1分以上続くこともあります。
2)けいれんが起きたときに、赤ちゃんを揺さぶったり、大きな声で赤ちゃんを呼んだりしてはいけません。余計な刺激を与えることで、けいれんが長引いてしまう恐れがあります。落ち着いて、赤ちゃんのそばにいて状況を観察しましょう。
3)赤ちゃんの衣服を緩め(特に首回り)
4)横向きに、寝かせましょう。
5)その際、嘔吐したら、嘔吐物を喉に詰まらせないよう拭き取り顔を横に向けます。
6)あわてて口の中に指やタオルを入れないようにしてください。
7)けいれんを起こしたときの状況(体温・発症時間・けいれんの持続時間など)をわかる範囲でメモしておきましょう。
8)クーリングをしていない場合は、クーリングを開始しましょう。タオルケットなどをかけている場合は、減らしたり薄手のものに交換しましょう。
9)また、医師からけいれん止めの坐薬が処方されている場合は、必ず医師の指示に従って、用法・用量を守って使用しましょう。
※参考:ニュース(医療)「赤ちゃんの『熱性けいれん』、実例と小児科医による対処法を動画で解説!」【監修者:医師 三石 知左子 先生 小児科 | 葛飾赤十字産院院長】
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