《離乳食をもっと美味しく!》料理上手ママの、離乳食のひと手間&ひと工夫♡
わたしは、子供のころから料理が大好き。結婚前には東京會舘でフランス料理のシェフが教えるクッキングスクールに通っていました。息子にも、本物の味を伝えていきたい、そんな思いで毎日離乳食を作っています。
ちょっとした愛ある「ひと手間」&「ひと工夫」で、断然美味しくなるんです。
我が家の8ヶ月の息子は離乳食が大好き!ぱくぱくとあっという間に食べてしまいます。でも最初は、離乳食を食べてくれないのでは…と、不安でいっぱいでした。同じように離乳食を食べてくれるか不安なママさんや、実際に離乳食をあまり食べてくれない赤ちゃんのいるママさんもいるはず。
今回は、どうしたら美味しく毎日の離乳食を食べてもらえるかをお伝えします。
シンプルだからこそ、食材の味を大切に
はじめて口にする食べ物だから、「美味しい!」と思ってほしいですよね。素材の美味しさを味わえるようにすることで、本物の味がわかる味覚も育ちます。
離乳食は、お粥からはじめることが多いと思います。お粥は、お米と水に味付けはなし。このシンプルな料理を美味しくするためには、食材選びから!
我が家では、お米は新潟の特別栽培米、水は富士山の水を選びました。特別栽培米とは最低限の農薬で作られたお米のこと。一般のお米の50%以下の農薬で作られているので、赤ちゃんにも安心です。そして有機栽培米に比べて2割ほどお安いので家計にも優しいです。
離乳食開始3週間目からスタートした野菜は、有機野菜を使っています。有機野菜は野菜本来の味が強いので、調味料を使わなくてもとても美味しいです。
調理法にこだわって、美味しさもアップ
離乳食を作るには、土鍋や蒸し器などきちんと調理器具を使うと味わいも全然違います。
土鍋でゆっくりと加熱されることでご飯の甘味が強くなり、赤ちゃんは甘味が好きなので喜んで食べてくれます。我が家も比較のため一度試しに炊飯器でお粥を炊いてみたことがあるのですが、一口目で眉間にシワができていつもの勢いはなく……。赤ちゃんでも、しっかり美味しい味はわかるのですね。
土鍋でのポイントは、沸き立つまで強火、沸騰したらフタを少しずらして弱火にして30分、火を止めてフタをしたら30分蒸らすこと。これで甘味が引き立ちます。
蒸し器がある場合は、野菜は蒸すことをオススメします。蒸し器で蒸すことで熱をじっくりと通し、野菜の甘みを引き出します。