2020年3月16日 17:30|ウーマンエキサイト

【在宅勤務実態】「在宅勤務できない…」親たちの苦悩と課題【パパママの本音調査】 Vol.357



■在宅勤務のメリット「通勤がなくて楽!」

【在宅勤務実態】「在宅勤務できない…」親たちの苦悩と課題【パパママの本音調査】  Vol.357

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アンケートでは4割程度の人が「在宅勤務をしたい・してほしい」と答えていて、一定数以上の人たちが在宅勤務に魅力を感じているようです。そんな「在宅勤務のメリット」については、パパやママたちはどのように考えているのでしょうか。

通勤時間を省けるし、急な雨とかでもタイミング次第では洗濯物をしまえる。うらやましい」(千葉県 30代女性)

「在宅ですが、通勤時間を取られないから楽ですし、ラッシュでの感染ストレスから解放されました」(東京都 50代女性)

「企画系の仕事なのでときどき自宅でテレワークしています。通勤がないだけで体がすごい楽です。テレワークすれば、地方でも東京と同じ仕事ができるので東京一極集中への解決にもつながると思います」(神奈川県 50代男性)

「週1~2回の在宅勤務を始めて4年になります。在宅勤務のときに、1週間分まとめて資料作成をするようにしていますが、 話しかけられない分、かなり効率があがります。テレワークできる方が積極的に実施することで、満員電車も緩和されるはずなので、テレワークできない方にとってもメリットが出ると思っています」(神奈川県 40代男性)


そのほかにも、「在宅勤務は育児や家事参加の時間が増えると思う」という男性からの意見も寄せられました。


たしかにどのコメントからは、子育て家庭にとってはありがたい働き方のように感じます。通勤ストレスが解消され、仕事の合間に家事や育児ができたりすることは、仕事に育児に忙しいママやパパたちにとっては大きなメリットといえそうです。

■在宅勤務のデメリット「家事育児との両立ができない」

【在宅勤務実態】「在宅勤務できない…」親たちの苦悩と課題【パパママの本音調査】  Vol.357

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一方、「在宅勤務したいと思わない・してほしくない」という人は全体の7%程度と、けっして多いわけではありませんでした。しかし「在宅勤務のデメリット」に関してのコメントも多く寄せられました。

「夫婦ともに在宅勤務可能ですが、子どもが家庭にいるなかでの在宅勤務は大変です。顧客との大事な電話中に犬がほえるわ、兄弟喧嘩がはじまるわ。会社の事務所で仕事する以上にストレスがたまります」(佐賀県 40代女性)

「在宅勤務できる仕事内容だとしても、上司が『どこでちゃんと仕事してるか』を見極めるのが難しいですよね。定期的に報告とか、できたものの提出物の確認が必要」(兵庫県 40代女性)

「デザイナーです。
在宅で仕事をしていると、『いつでも自由に外出ができそう』に思われるのが困ります。お客さんから指定の時間に納品をしなければならないことを理解してくれる人も少なく、家族にすら『家にいていいな』と言われることがあります」(神奈川県 50代女性)

「子どもが小さいときは在宅ワークをしていました。在宅でできること、好きな時間にできることがメリットでしたが、昼間は家事育児に追われて仕事は子どもが寝静まってからになり、徹夜で体を壊すこともありました」(神奈川県 50代女性)


そのほかにも、「家にいると、自分の仕事スイッチがなかなか入らなそうなので、外で働きたい」とか「在宅ワークですが、収入面で厳しいので、パートに出ようかなと就活中」といった意見も寄せられていました。

コメントを読んでみると、うなずけるようなものも多く、在宅勤務がけっして楽だったりスムーズに仕事ができたりするわけではないことがよくわかります。


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