コミックエッセイ:ドイツDE親バカ絵日記
もうすぐ3歳、駄々のコネ方にも“成長”が垣間見えるように……!【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.31】
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!
ドイツで2歳の息子を子育てしている主婦のぱん田ぱん太です。
わが家のひとり息子、フリッツ君は現在2歳。幼稚園にはまだ通っていないため、家にいる間は基本的に私がそばにいます。しかし当然ながら、時に席を外すこともあります。
たとえばお昼ごはんを作るとき。こんな時、皆さんのお子さんはどんな反応をしますか? フリッツ君の場合は……。
母としては一番助かるパターンです(笑)。ひとり遊びが盛り上がっているときを狙い、こっそり席を外すと成功率が高いです。
フリッツ君の隣で野菜を切る場合は、包丁など危険なものを遠ざける必要がありますが、それ以外は簡単です。野菜の名前を教えたり、当てっこしたり、色や数を聞いてみたりと、知育にもつながります。
なるべく避けたいのがこのパターンです(笑)。せっかくひとり遊びをしていても、私が去った瞬間に連れ戻そうとするので、「一緒に遊びたい」というより、そばにいて、常に自分に注目していてほしいのかもしれません。
そして、ある日のことです。この日もリビングにフリッツ君を置いて、昼食作りのためにキッチンへと向かいました。
ドイツの、私の住んでいる地域は基本的に日本よりも寒いのですが、暖房器具が優秀なため、つけていれば、室内では半袖でいられるくらい暖かいのです。
しかし、キッチンは食事を作ったり、ちょっと飲み物を取ったりするときくらいしか使わず、暖房をつけていないため、とっても寒い!
フリッツ君も追いかけてキッチンにやってきました。不満そうな表情や声色から、「パターン(3)だな」と思ったのですが……。
今日はいつもと違いました。
「ママ、おいで~!」と駄々をこねるのではなく、「ママがリビングに戻ったらどのようなメリットがあるか」をプレゼンしてきたのです!! 成長を感じました……。そして、その結果。
せっかく頑張って、工夫してプレゼンしてくれたのだから……と、いったん昼食作りは中止に。
こうやって、フリッツ君に「目的を成し遂げるために、やり方のレベル一段上にあげてみる」「それによって結果を得て、達成感と自信を持つ」経験をしてもらい、どんどん成長していってくれたらいいなと思いました。
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