コミックエッセイ:ドイツDE親バカ絵日記
簡単ではないバイリンガル教育。でも頑張ろう!と思えた、ステキなエピソード【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.40】
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツでひとり息子を育てている主婦、ぱん田ぱん太です。
皆さんは、子供の言語についてどんな考えがありますか? 最近では日本でも、小さな頃から英語教室に通ったりしますよね!
フリッツ君はドイツ生まれ・ドイツ育ちのため、小さな頃からバイリンガルで育っています。今のところ、ドイツ語と日本語のレベルはどちらも同じほどです。どのような形で教育しているのかと言いますと……。
私と2人きりの時は日本語のみ、幼稚園では当然ドイツ語、私といるときでも、他にドイツ語話者が同席しているときは全員の共通語となるドイツ語を話す……といった形です。将来的には日本語学校も考えていますが、現在はまだ通っていません。
(※ドイツの電車内はマスク着用義務がありますが、イラストでは省略しています)
ある日のことです。フリッツ君と一緒に電車に揺られながら、窓の外を眺めておしゃべりをしていました。
フリッツ君と2人のお出かけですし、向かいの席に女性が座っていましたが、特に気にせず日本語でしゃべっていました。すると……。
向かいの女性が興味を持って、話しかけて来てくれたのです!
「何語を話しているの?」と質問されるならともかく、「日本語を話しているの?」と当てられたのでびっくり!
嬉しかったので、この優しそうな女性に聞き返してみました。
なんてロマンチックな話……!!
このイギリス人の義娘さんのことを直接知っているわけではないけれど、こんなにステキなエピソードがあって、日本をそんなに好いていてくれることを聞くと、すごく嬉しくなりますね。
この女性の息子さんと義娘さんの間には子供が生まれ、その子もドイツ語と英語のバイリンガルで育っているのだそう。
バイリンガル教育は素晴らしいものだと思っていますが、もちろん簡単なことではありません。
親も子も最大限の努力をし、社会の助けも必要です。だけど……。
「バイリンガル教育をしていてよかったなあ、これからももっと頑張らなきゃ!」と気合が入った出来事でした。
もし皆さんの中で、お子さんのバイリンガル教育を考えていらっしゃる方がいたら、私は素晴らしいことだと思います! この女性が応援してくれたように、きっと子どもの将来の可能性が広がるはずです!
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