「絵日記」について知りたいことや今話題の「絵日記」についての記事をチェック! (1/2)
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで一人息子を育てているぱん田ぱん太です!我が家の一人息子・フリッツ君は2024年で6歳になりました。子どもの成長スピードは本当にそれぞれですが、この年頃の子どもたちに共通して訪れる変化がありますよね。歯の生え変わりです!我が家では、フリッツ君の抜けた乳歯を専用の入れ物に保管していくことに。実は2019年頃から私は元夫と別居しており、裁判を経て共同親権で子育てをしています。共同親権といえば、日本でも話題のテーマですね。向かって左側の前歯に続き、右側の前歯もしばらくぐらついていたのですが、ある週末にパパの家から戻ってきたフリッツ君を見ると、右側も抜けていました。そのため、右側の乳歯はパパが保管することになり、トゥースボックスには乳歯なしで、抜けた日だけを記載しておくことに。それを見たフリッツ君が言いました。初耳です(笑)。しかもこのゲームに勝った方のご褒美まである様子。なるほど、よく考えられています。もちろん、本気で争っているわけではないのですが(笑)、乳歯が抜けることもゲームとして楽しめる姿勢が良いな、と思ったこと。そしてフリッツ君なりに、ママとパパが別居していることを受け入れてくれているのだな、と安心した出来事でした。
2024年12月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です。2018年にドイツで誕生したわが家の一人息子、フリッツ君。早いもので……。2024年2月に6歳になり、同年9月から小学校に通い始めました! ご存じの方も多いと思いますが、日本と違ってドイツでは入学式が9月です。小学校生活の基本的な情報や保護者同士の顔合わせなどがありましたが、その中でも印象的だったのは担任の先生による「児童たちの遺失物」についての説明でした。「どうしてそんなものを失くしちゃうの?」なんて責めることはできません。私も子どもの頃、身に着けていたものを本当にうっかり失くしていましたので…。しかし、この続きの説明にそんな私もびっくり。いくらなんでもそんなこと、ありえる!?(笑)ちなみに「ランドセル」は日本独自の文化ですが、ドイツにも「スクールリュックサック(意訳)」という専用のカバンがあり、いろいろなデザインのものが売られています。イラストのように大きくてポケットがいっぱいあって、子どもたちのスクール用品がなんでも入るようになっています。そして最大の謎は、持ち主が現れないこと……。フリッツ君は今のところリュックサックや外靴を忘れたことはありませんが、きちんと毎日チェックしています。何をどこでいつ失くすか、子どもたちは大人の想像の範囲を軽々と超えてきますからね!(笑)
2024年10月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで一人息子を育てているぱん田ぱん太です!我が家の一人息子、フリッツ君は現在小学校入学(ドイツは9月から新学期が始まります)を控えた6歳。そんな彼の特徴的な性格の一つはと言いますと……。人見知りをしないことです!たとえばレストランなどで、子ども好きのウェイターさんに話しかけられたりすると、フリッツ君は意気揚々と語ってくれます。「おいしい?」という問いに対して「はい/いいえ」だけではなく、どれが自分にとっておいしいか、どうやって食べるのが好きか、これを食べない理由は何か……などを詳細に語ってくれるので、そもそもおしゃべり好きなのだと思います。そんなある日のこと。暑い夏日だったので、友達家族とお出かけすることになりました!とりあえず、5人分のチケットをまとめて買うことを受付の男性に伝えると…?なんと、特例で「家族チケット(大人チケット2枚+子供チケット3枚セット)」を売ってくれるとのこと!仮の料金設定で説明しますね。たとえば、大人10ユーロ、子供5ユーロのチケットだとしたら、別々に買うと「大人×2枚(20ユーロ)+子供×3枚=(15ユーロ)=35ユーロ」になるところを「家族チケット」なら30ユーロに!しかも、本来なら私たちは「大人×3枚(30ユーロ)+子供×2枚(10ユーロ)=40ユーロ」なわけですから、さらにお得!とても優しい受付の方の対応が嬉しく、私はこのようにドイツ語でつぶやきました。すると……。マネしたがりのフリッツ君が、私の口調をマネて、このように受付の方に向かって言いました。ここで私は感激! これまでにも大人の口調をマネるフリッツ君を「かわいい坊やね」と褒めてもらったことはありました。しかし「育ちがいいね」と褒めてもらったことは初めてだったのです!「こういう場面できちんとお礼を言うのよ」と教え込むことももちろん重要ですが、フリッツ君のようなとにかく大人をマネしたがるタイプの子には、目の前で見本となるのが一番だということに気付き、私はそれ以来、以前よりもさらに意識してあいさつやお礼を言うことにしています!
2024年09月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!教育方針は家庭ごとにさまざまですよね。わが家にももちろん、いろいろとありますが、その中で1つ、フリッツ君によく学んでほしいなあと思っていることがあります。そう、それは……「きちんと謝ること」です。もちろん、これはあくまで私の経験上の話で、「ドイツ人はみんなこう」というわけではないので、どうか誤解なきようお願いします!(汗)複数の子どもたちで遊ばせていると、やっぱり小さなトラブルは起きちゃいますよね。そんなとき、私が見る限りでは多くのドイツ人ママさんたちも、日本と同じように「お互いにEntschuldigung(ごめん)を言いなさい、それで納得して、遊びを続けなさい」と教育していますから、根本は同じのはず。変なプライドを持たず、自分に非があれば、すぐに誠意を持って謝る。やっぱり、それができる人は国を問わず好かれると思いますし、フリッツ君にもそんな大人になってほしいのです。しかし、ある日のこと。小さなミスをした後、いつも通り素直に謝ってくれたフリッツ君ですが……?少し考えてみて、わかりました。私がよく言っている「ママはちゃんと謝ったから許してほしいな」「フリッツ君はちゃんと謝ってくれたから許すよ」この「許す」という日本語を、フリッツ君は「"ゆる"をする」という言葉だと勘違いしていたことが発覚しました(笑)。かわいい勘違いに和まされながらも、これからもしっかりと「謝る」ことについて教えていけるようがんばります!
2024年07月01日ウーマンエキサイトのみなさん、こんにちは!ドイツで一人息子を育てている主婦のぱん田ぱん太です!我が家のフリッツ君は6歳。ドイツ生まれドイツ育ちのバイリンガルのため、日本語のほうは少しつたないですが、毎日いろいろなことを話してくれます。しかしある日、フリッツ君が突然とんでもないことを言い始めました……。おそらくそこまで真剣に言っていないということは分かっているものの、慌てて聞き返してみると……。フリッツ君には特に特定の宗教を信仰するようには教えていませんが、ドイツに住んでいると、必然的によく触れるのはキリスト教の考え。たしかキリスト教の思想に輪廻転生はあまり関係なかったはずですから、いったいどこでフリッツ君が「生まれ変わり」の概念を学んだのか、不思議に思いつつ……。なぜねこちゃんなのか聞いてみると「強いから」という理由……。強い生き物に生まれ変わりたくてねこちゃんをチョイスしたのだとしたら、ちょっと変わってますね!(笑)これにはぐうの音も出ない。たしかに、フリッツ君だけがねこちゃんになるのが嫌だったら、ママもねこちゃんになれば解決する話ですね(笑)。これは子どもあるあるかもしれない。大人の男性と女性が家族であれば、子どもがいるかいないかに関わらず「パパとママ」って認識したりしますよね、子どもって(笑)。そんなわけで、フリッツ君の「ねこちゃんに生まれ変わりたい」という夢は否定せず、まだまだ先にしようね、ということで納得してもらいました。皆さんも、愛するわが子から「死んじゃいたい」なんて言われたら、私みたいに慌ててしまいますか?ひょっとしたら、子どもなりに考えた理由があるのかもしれません。
2024年06月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで主婦をしているぱん田ぱん太です。わが家のひとり息子、6歳のフリッツ君。彼から唐突にこんな質問をされました。もうこの質問の時点で、なんかちょっとたくらんでる感がありますね。ほら、やっぱり。フリッツ君が考える「悪いこと」について、興味深かったので詳細を聞いてみました。何かに遅刻しそうで「早く出なきゃ!」っていうときにこれをされるのは、かなりワルい。私はからいものが得意じゃないので、これもかなりワルい!(濃い味が好きな人は、逆に喜びそうな気もしますが)6歳児が考える「悪いこと」はなんなのかな?「悪口を言う」「たたく」とかなのかな?……などとシンプルなことを想像していましたが、大人が考えるより6歳児は1枚ウワテ(?)でした。そして最後は「本当は悪い子じゃないよ!」とネタバラシ。うん、知ってました!皆さんのお子さんが考える「悪いこと」はなんですか?
2024年05月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで主婦をしているぱん田ぱん太です。息子のフリッツ君は、この2月に6歳になりました! そんな彼から唐突にこんな質問が。フリッツ君の意見を聞いてみたかったので、私から教えるのではなく聞き返してみました。それまで、少なくとも私はそういった話をしたことがなかったので、何かの絵本で読んだのでしょうか。もっと深く聞いてみたら面白そうだと思ったので、詳細を聞いてみました。お空の上って意外と地上と同じ感じなんですね。炊飯器とかもあるんでしょうか。記憶にはないのですが、どうやらフリッツ君が生まれる前、私は地上でおにぎりを作ってお空の上に投げて配達していたようです(笑)。子供の想像力は無限大ですね……。でもなんにせよ、フリッツ君が「生まれる前からママとのつながりを持っていたい」と思ってくれていることがうれしかったので……。晩ごはんは、フリッツ君がお空の上でも食べていたいくらい大好きなおにぎりにしました。皆さんのお子さんはこの質問をしたらなんて言ってくれますか? ぜひ聞いてみてください!
2024年04月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで主婦をしているぱん田ぱん太です!わが家はドイツ在住のため、息子のフリッツ君はバイリンガル。基本的に日本語は母親の私からしか学んでいないこともあり、ドイツ語に比べると日本語はまだまだつたないです。そこで……。YouTubeの子ども向け日本語動画なども活用していますが、私が子どもの頃から絵本が大好きなこともあってか、フリッツ君も絵本を読むと楽しんで聞いてくれます。昔から人気の絵本作家さんの絵本を取り寄せ、読み聞かせてみました!読み始めると、さっそくフリッツ君から疑問が。そう、昔の絵本は最近の絵本に比べると少しだけ古風な表現が多いので、フリッツ君には聞きなじみのない単語がいっぱいだったのです。「背広」は何か、と聞かれ、私自身も人生で使ったことがない単語だったため、はっきりと自信を持って答えられず……。さらには、絵本や物語に特有の「~〜とさ」という文末表現を聞いたことがなかったフリッツ君に「それは何か」と聞かれ……。ついには説明もできず、「分からない」と答えてしまいました……(笑)。しかし、なんだかんだでフリッツ君はこういった日本の古い絵本を気に入ってくれているので、私もピンとこない単語や表現が出てくるたびにきちんと調べて、一緒に勉強しています!
2024年03月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!わが家の一人息子、フリッツ君は現在5歳なのですが……。先日まで、3歳の頃に購入した、90cm×140cmの幼児用ベッドをずーっと使用していました。フリッツ君の身長は現在約111cmなのでサイズ的には問題ないのですが、小学校入学も控えているし、ちゃんとした子ども用ベッドを買いました!自宅で組み立てる際、何段階かの高さが選べるタイプのベッドだったので、フリッツ君は一番上の段を希望。”子どもあるある”ですね(笑)。シーツ替えなどが少々面倒かな……とは思いましたが、一番上の段にすればベッド下に遊ぶスペースもできるし、フリッツ君の希望をかなえて組み立てました。このベッドは壁際にくっつけてあるので、片側は壁、反対側ははしごで降りる側となっています。そのため、フリッツ君的には壁側は「安全な側」、反対側は「危ない側」と判断したようです。私がふと「落ちちゃわないかな、大丈夫かなぁ」とつぶやいたのを覚えていたのでしょう。そしてフリッツ君の希望通り、私が壁側、フリッツ君がはしごなどがある反対側で寝たのですが……。「危ない側」という認識が脳の奥にしみついたいたのでしょうか。真夜中、フリッツ君が隣でころんとはしご側に寝がえりをうった瞬間、うそのようにはっと目が覚めて「危ない!」と思わずフリッツ君の服をつかみました。これはもう「子を守る母親の本能」としか説明がつかないのではないでしょうか……(笑)。前述した通り、ベッドにはきちんと柵がついていて、寝返りをうっただけで落ちてしまうことはありえないのに、フリッツ君が少しでも動くたびに私は無意識に目を覚まして、フリッツ君が落ちないように服をつかんでしまうのです。完全に寝不足の翌朝こう決意し、それ以来、フリッツ君のベッドで一緒に寝るときは必ずフリッツ君が壁側、私がはしご側で眠っています……。なんとなく、フリッツ君が新生児だった頃の”ガルガル期”に似たような、母親の本能的なものを思い出した夜でした。
2024年02月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで1人息子を育てている主婦のぱん田ぱん太です! 前回の記事 にも書いたのですが、2023年の夏に日本旅行へ行きました!その際に訪れた中でも、特にフリッツ君に記憶に残ったのが、とあるテーマパークで見た「恐竜」です!非常にリアルに動くロボットや着ぐるみの恐竜を前に、キャストさんが「私たちが飼育員で、この子たちを育てています」「比較的おとなしい子たちなので外に出せるんです」などといった説明をしてくれました。このキャストさんたちの演技が、これがまた非常に上手なんですねぇ。フリッツ君はすっかり「生まれて初めて生きている恐竜を見た」「ここには生きている恐竜がいるんだ」と信じてくれました。レオン(仮)は、幼稚園の同じグループの男の子。どうやら「日本で恐竜を見た」というお話を信じてもらえなかったようです……“子どもあるある”ですね(笑)。そこで「そんなことない!あれは本物だ!」と強引に言い張るだけではなく、なんとなくそれっぽい理由を付け加えながら、フリッツ君に説明してみます。レオンを悪く言ってケンカの種になるのも困るので、あくまで「自分の目で見ないと、わからないのは仕方ないよね」「レオンも日本に行って自分で見たら、信じてくれるのにね」「ドイツにも生きてる恐竜さんが来たらいいのにね」などと和やかな方向に持っていき……。無事にフリッツ君は納得してくれました。しかし……これ、いつまで信じてくれるんでしょうか?こういうテーマでありがちなのは「サンタさん」とかですが……「生きている恐竜」の場合は?なんだかんだで「日本はドイツと違って恐竜の研究が進んでいるんだよ」などといった、それっぽい説明で長く信じてもらえる気がするのは私だけでしょうか?ひょっとしたら、賛否両論もあるかもしれませんが……。個人的には、フリッツ君が可能な限り長い間、「日本で本物の生きている恐竜を見た!」と信じ続けてくれたら嬉しいなと思うのでした。
2024年01月04日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!これまで2つの記事【 「トイトレ」が進まなかった5歳の息子。ステップアップのきっかけとなった出来事とは? 】、そして【 日本旅行中、ドイツ育ちの息子(5歳)に日本語を教えてくれた意外な相手とは? 】にて、日本旅行がきっかけで5歳のひとり息子・フリッツ君に成長が見られたことを描かせていただきました!今回ももう1つだけ、日本旅行中の出来事による彼の成長をご紹介したいと思います。ドイツにいる間「自分が注文していないものを食べる」機会といえば、おうちごはんと幼稚園の給食のみ。旅館内とはいえ、「外食」の感覚で自動的に決められたメニューが、しかもフリッツ君にとっては見慣れないものばかり(エビフライやおみそ汁など)出てきて、少しびっくりしたようです。そして、給仕さんがまだ席に食べ物を用意してくれている間に……。ひやっとしました(泣)。給仕さんの目の前で叱るのもはばかられたので、小声で止めようとしてみますが……。給仕さんに向かって直接「おいしくないもん」と、とんでもない発言……。だけど本人はまったく悪気はなさそうです。なぜなら、普段おうちで知らないごはんが出てきた時にはこういったやりとりを私と普通にしていて、「外ではそんなことを言ってはいけないよ」と教えたことがなかったのです。当然、給仕さんが食事の用意を終えてくれた後にフリッツ君と話をしました。おうちでは、これまで通り「何が欲しい、欲しくない」などは正直にママに言っても構わないこと。もちろん「欲しくないなら食べなくてもいい」ということではなく、「なぜ欲しくないのか、なぜ食べる必要があるのか」ということをお話する、という前提です。しかし外食の時など、料理を持って来てくれた人や作ってくれた人が聞こえるような状況では「欲しくない」「おいしくない」などとは言ってはいけないこと。この2つを説明すると、フリッツ君は素直にうなずいて理解してくれたようでした。しかし……。ひと晩眠って、忘れてしまったのでしょう……。翌朝、まったく同じ失礼をやらかしてしまいました。1回目は「知らなかった」のだからあまり厳しくは言わずにおきましたが、2回目からはそうはいきません。普段はあまり私に叱られることがないので、フリッツ君は涙を流してしまいましたが、心から反省し分かってくれたようです。その証拠に……。無事に日本旅行を終え、ドイツに戻ってきた後のこと。ある日のおうちごはんの時、フリッツ君は言いました。「嫌い、おいしくないと思っているわけではない」「今日はもう食べられないだけ」ということを彼なりに一生懸命伝えてくれた上で、「食べなくてもいい?」と聞いてくれたのです……!!私としても「これ欲しくなーい!おいしくなーい!」と言われるのとは大違い。あの1件以来、外食時だけではなく、ママの私にも「作ってくれた人」としてリスペクトを見せることを覚えてくれたのです……!旅館の給仕さんには本当に失礼なことをしてしまいましたが、大切なことを学ばせてもらって心から感謝しています。
2023年12月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツにて、ひとり息子を育てている主婦のぱん田ぱん太です。以前の記事にも描きましたが、2023年夏、フリッツ君を連れて日本旅行に行きました!フリッツ君の大好きな恐竜のイベントに行ったり、大好きなゴジラショップなど日本にしかない場所へ行ったり、大好きな白ごはんをいっぱい食べたり……と、とにかくフリッツ君にママの母国であり、自分のルーツの半分である日本を楽しんでほしかったのがメインの目的です。でも、それだけではなく……。普段は私の日本語か、YouTubeで聴く日本の歌などからしか日本語を学んでいないフリッツ君。この機会にさまざまな日本語に触れて、日本語力が向上することを期待しました!それは、最初に泊まった東京のホテルでのこと。ドイツで暮らしているマンションのエレベーターにはしゃべる機能がありませんし、それ以外で普段エレベーターを使う機会もないので、親切にしゃべってくれる日本のエレベーターをとても気に入った模様。ドイツでは「敬語」に触れる機会がまったくなかったので、これがフリッツ君が初めて覚えた敬語でした!とはいえ、エレベーターを真似てなんでもかんでも「〇〇です、〇〇ます」と付けるだけなので、日本語として正しくない時もありますが……(笑)まずは興味を持って覚えてくれたことが嬉しい!日本旅行の間にフリッツ君に一番日本語を教えてくれたのが、まさか人間ではなくエレベーターとは……(笑)。子どもは本当にどこから知識を吸収するのかわからなくて面白いですね!
2023年11月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!私たち親子はドイツに住んでいるので、ドイツ語と日本語を状況に合わせて使い分けています。たとえば、公園の遊具で子どもたちが遊んでいる時。わが子以外の子どもを示す時に、ドイツ語では「彼女/彼」「その女の子/男の子」という言葉を使うことが多いです。そのため、 以前の記事 にて……。当時の私は、なぜ「その女の子」よりも「お友達」という言葉が適しているのかピンと来ないまま修正をしました。この記事の日時を見ると2019年! それから時が経ち……。最近、宿泊していたホテルの近くにあった公園にフリッツ君を連れて行きました。フリッツ君の他にも数人の子どもたちがいて、一緒に遊んでいました。すると! 覚えのある単語が、近くにいたパパさんの口から聞こえてきました!また別の日、私の友達と一緒にお出かけしてフリッツ君を遊ばせていた時も……。やっぱり「お友達」呼び!4年越しの気付き! 日本ではわが子以外の子どもを呼ぶときに「お友達」という言葉を使うのが普通なのだと、この時の経験で分かりました。それからドイツに帰国した後も、フリッツ君に対して日本語でもドイツ語でも他の子どものことを「お友達」と呼んでみたりしています。フリッツ君はピンと来ていないみたいで、不思議そうに「お友達じゃない」なんて言われることもありますが、私はすっかり気に入ってしまったので、これからも「お友達」という言葉を使っていきたいなと思っています!
2023年10月01日小学生の夏休みの宿題として、よく出される絵日記。夏休み中の楽しい思い出を題材にする子供が多いので、親としては絵日記に書ける思い出を作ってあげたいと思いますよね。子供が一生懸命書いた思い出はほほ笑ましいものです。娘が絵日記の題材に選んだのは…ぷにらー(non_bilion)さんが投稿した、小学生の娘さんの絵日記に関する漫画が反響を呼んでいます。夏休み中は海や夏祭り、旅行にプールなどいろいろな場所に遊びに行き、とても楽しく過ごしたという、ぷにらーさん一家。たくさんの思い出を作ったであろう娘さんですが、悩んだ末、選んだ題材は…。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ぷにらー(@non_bilion)がシェアした投稿 娘さんが書いたのは、近所のうどん店に行ったエピソード…!題材としてはやや弱めのチョイスに、ぷにらーさんはショックを隠せなかったようですね。投稿を見た人からは共感のコメントが続々と寄せられていました。・「あえてその日を!?」という日が選ばれますよね…。・意外と『あるある』ですね!・子供って一番新しい記憶が残りがちなのかも。親としては、頑張って企画したり連れて行ったりした特別なイベントを選んでほしいものですが、子供は意外なチョイスをすることのあるのでしょう。ちょっと複雑かもしれませんが、子供は案外、日々の何気ない出来事にも楽しみを見出しているのかもしれませんね![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年09月19日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です。わが家のフリッツ君は、日本人の母親(私)とドイツ人の父親の間に生まれたハーフちゃん。私とは日本語で喋っていますが、幼稚園に日本人家族はいませんし、日本語補習校などにも通っていないので、日本語を話す機会はそれと、日本語の歌を聴くくらい。逆にドイツ語は日常的に触れる機会が多いので、自然とドイツ語のほうが得意になっています。ドイツ語のほうがすぐに頭に浮かぶのは仕方ないのかもしれませんが……たまに「これはあんまりだ!」と思うほどに言葉を混ぜてしまうことがあります。私に対して日本語で話しているつもりなのに、単語のほとんどがドイツ語なのです! ひとまず話を止めて、聞き返してみます。「このドイツ語にあたる日本語を知らないから、ついついドイツ語で言ってしまう」というわけでもなく、「この言葉は日本語でなに?」と一つずつ聞けば、こうやってすぐに答えてくれるのです。ついつい、何も考えなくても話せる楽なほうを選んでしまうのでしょう。それにしても「日本語で話す時は日本語」「ドイツ語で話す時はドイツ語」の切り替えがここまで曖昧なのは、不思議だなぁ……と思っていました。しかしある日……。フリッツ君に「今日遊びに行く?」と日本語で聞かれた時でした。フリッツ君の習い事であるアイスホッケーの「Sommertraining(夏のトレーニング)」があるので、「Strassenbahn(路面電車)」の「Nummer Fünf(5番)」に乗ってトレーニングがおこなわれる「Sporthalle(体育館)」に行くよ、と答えました。……2言語ミックスさせてんの、私じゃん。私も、少し日本語だと聞き慣れないような言葉を、ついついドイツ語で言ってしまっていました……。フリッツ君が言語をミックスさせてしまうのも当然です……。これに気付いて以来、私もかなり意識して「日本語の時は日本語オンリー」で喋ることを心がけています。子は親の鏡ですね!
2023年08月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です。子どもの興味やハマるものって、結構頻繁に変わったりしますよね。日本の5歳の男の子たちに一番人気のコンテンツはなんなのでしょうか? ドイツで育っているフリッツ君の一番のお気に入りコンテンツは「恐竜」!これはおそらく……。やっぱり、母親の私がノリノリで楽しんでいたり、本やおもちゃを集めたりすることに積極的だったりすると、興味が増すのかもしれません。いわゆる「なぜなぜ期」に通ずるところもあるのでしょうか?これは私自身の問題でもあるのですが……(笑)。自分の好きなコンテンツでもあるため、ついつい真剣に頭の中でその恐竜たちの強みや大きさを比べ、戦わせてしまいます。もちろん考えるのが楽しくないわけではないのですが、それよりも早く終わらせなければならないことがあったりすると、わずらわしく感じることも……。「今忙しいからあとにして」と正直に伝え、いつでもどこでも質問責めをしていいわけではないと教えることも大事なのかもしれません。でもそれはなんとなくフリッツ君の恐竜への興味自体をむげにしてしまうようで、抵抗があります。そこで最近取っている策は「質問をそのまま返す」こと。フリッツ君も楽しそうにどちらが強いか想像をし、答えを出してくれます。さらに時間稼ぎをしたいときは「なんでそっちの方が強いと思うの? どっちのほうが大きい? 早い? どうやって攻撃するの?」などと質問を続け、その間にタスクを進めています。なんにせよ、この「どっちが強い?」ブームが自然と去ってくれることを願うばかりです。
2023年07月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です。わが家のフリッツ君は現在5歳で、日に日にできることが増えていく、成長が楽しい時期です。だけどやっぱり、すんなりとはいかないことも多く……。たとえば、上着を自分で着始めるようになってからは、前後逆に着てしまったり、腕を入れる場所が正しく見つからなかったりと、少々苦労することたびたび。そんなときに出会ったのが「ママ・ライフハック」の数々でした。この「子どもが上着をスムーズに着るためのテクニック」は、5歳になった今でも活用中!課題は尽きることはありません。幼稚園や家で「自分でシューズボックスから靴を出して履く」ということができるようになると、今度は靴の左右を高確率で間違えるように。(5歳になるまでもよく間違えていたのでしょうが、幼稚園では保育士さんが訂正してくれていたり、家では私が履く前にあらかじめ正しい順番で置いてあげていたりしました)。今度は「子どもが靴を間違えないで履くテクニック」のライフハックです。これのおかげで、フリッツ君が靴の左右を間違えることはなくなりました!シールは剥がれてしまえばまた貼ればいいだけですし、新品の靴に買い換えたらそれにも新しいシールを貼ればいいだけなので、安価で簡単です。余談ですが、後日靴屋さんでまさにこのライフハックを利用したデザインの靴を発見。このライフハックを知ったとき「なんて斬新なんだ!」と感動したのですが、私が知らなかっただけで、結構ポピュラーなライフハックだったのかもしれません(笑)。なんにせよ、こうした「子育て・ライフハック」が世の中にたくさん溢れていて、さまざまな形で世界中の人に共有されていることはとっても素敵なことだと思いました。私も些細なことや、すでに有名な内容だったとしても積極的に発信していこうと思います!
2023年06月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です。わが家のフリッツ君は現在5歳で、ドイツ語と日本語を話すバイリンガルボーイです。彼が日本語を学ぶ機会はというと……。定番ですが、こんな感じ。そしてもちろんシチュエーションによっては私も彼とドイツ語を話しますし、ドイツの歌やアニメも楽しみますし、ドイツの絵本も読んでいます。それらに加えて、さらにドイツ語に触れる機会は……。こんな感じ。ドイツ暮らしなので、当然幼稚園ではドイツ語オンリー。わが家は私のドイツ人のパートナー・シュテフとの3人暮らしなので、シュテフと話す時は当然ドイツ語ですし、離婚した元夫の家でパパや祖父母と話すときもドイツ語です。こういった生活環境で、ドイツ語に触れる機会のほうが格段に多いため、もちろん日本語よりもドイツ語のほうが上手なフリッツ君。その差が顕著に現れるのが「叱ったとき」なのです。日本語の語彙(ごい)がまだ少ないからなのか、日本語で叱られたとき、フリッツ君はとっても素直に納得してくれます。一方でドイツ語で叱ると、スラスラと流暢に出るわ出るわ、反論の言葉!最終的には叱られたことを納得して行動してくれますが、とにかく言葉で反論しないと気が済まない様子。その上、彼のドイツ語は彼の祖母の影響を強く受けており、少し方言の混じった老年のドイツ人女性のようなしゃべり方をすることもあり……。実年齢が現在5歳のフリッツ君ですが、ドイツ語を話すときは15歳くらい、日本語を話すときは2歳くらいの子に感じてしまうのです!おまけにこれは大人にもよくあるのですが、日本語を話すときは少し声のトーンが高く、ドイツ語を話す時は声のトーンが低くなるので、目をつぶって聞いていると余計に同じ子供のセリフとは思えない! 母はそのギャップに困惑すること多し。そして、ある夜のこと……。フリッツ君が寝た後に、私は仕事部屋で少し作業をしていました。すると、隣のリビングからフリッツ君の声が。どうやら夜中に目を覚まして、子ども部屋から出て来てしまったようです。リビングにいたパートナーのシュテフに、自分の状況をドイツ語でスラスラと説明するフリッツ君。私が後ろから日本語で声をかけてみると……。突然、赤ちゃんのような声と日本語で甘えてくるフリッツ君!ギャップがかわいらしくて笑ってしまうときもあり、いつかこれが無くなってしまうのかも……? と思うとちょっぴり残念ですが、今後も様子を伺いたいと思います。これって、”バイリンガルの子あるある”なのでしょうか!?
2023年05月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!わが家のフリッツ君は5歳。お外遊びやおもちゃで遊ぶのももちろん好きですが、絵本を読むことが大好きです!まだ日本語が読めないので、1人で読んでいるときは絵を眺めているだけですが、私が読み聞かせをすると、とても興味を持って楽しんでくれます。そんなフリッツ君が特にお気に入りの絵本はというと……。多くの日本の子どもたちも読んでいるであろう、昔からの大人気絵本シリーズ! そんなシリーズの1冊を読んでいたときのことでした。主人公の行動に怒ったキャラクターが、ごつん! とげんこつをくらわせて叱るシーンです。何か引っかかる部分があったようで、質問を重ねるフリッツ君。それらに答えていくと、フリッツ君なりの考えを教えてくれました。私の感想としては「たしかにそうだ」ただそれだけ……。フリッツ君の周囲に、叱るときにげんこつをくらわせる大人なんていませんし、「暴力はいけない」という価値観で育っています。私はフリッツ君の考えを「そうだよね、そのとおりだよ」と肯定し、フリッツ君も納得してくれたようです。昔から人気を保ち続けている絵本なだけあって、現代の子どもたちにも楽しく読める内容になっていますが、ほんの少しだけ、時代の風潮の違いを感じた出来事でした。
2023年04月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで主婦をしているぱん田ぱん太です!私はドイツに渡ってからドイツ人男性と出会って結婚し、ひとり息子のフリッツ君を授かりました。コロナ禍の影響もあり、現在5歳のフリッツ君が最後に日本を訪れたのは1歳のとき。そしてフリッツ君が日本へ行ったのは、まだ元夫と婚姻関係にあった頃だったので、現在のパートナー・シュテフはまだ日本へ行ったことがありません。シュテフは旅行が好きでアクティブな男性ですが、タイミングが悪く、過去に予定していた日本旅行も中止になってしまったとのこと。それならなおさら、3人での旅行が楽しみです! シュテフとフリッツ君と3人で「どこへ行こうか、何をしようか」と情報を集める日々。さらに情報収集だけでなく、シュテフは旅行に向けて少しでも日本語を使えるようになりたいからと、近くの市民学校が行っている日本語コースに申し込んできてくれました!シュテフが日本語を勉強していることを知ったフリッツ君は……なんと、自分から「日本語を教えてあげる」と言ってくれました!さっそく身の回りにあるものを手に取り、日本語ではなんと言うかを教えてくれるフリッツ君。改めて見ると、和製英語って身近にかなり多いですね。そして周りにあるものをひととおり、日本語で紹介した後は……。「ママ」を日本語で教えてあげようとするフリッツ君。しかし……それは日本語ではなく我が家特有の呼び方……!(「ふりぽよ」というニックネームで呼んでいたら、それをマネして「ママぽよ」と呼ばれるようになりました)さらに「チリ(とうがらし)を食べたときの反応」という、非常にコアなシチュエーションの日本語まで教えようとしてくれるフリッツ君……。バイリンガルとして育てている我が子が、語学学習や語学交換に積極的な姿勢を見せてくれることほど、親として嬉しいことはありません!ひょっとしたら将来はドイツ語と日本語の通訳者を目指したりするのかも……? なんて想像を膨らませながら、これからもフリッツ君がもっともっと語学を楽しんでくれるように、母親の私も、パートナーのシュテフも、みんなでたくさん語学を学ぼうと思います!
2023年03月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで主婦をしているぱん田ぱん太です。皆さんは「子どもの習い事」についてどう考えていますか?まずは自分の話になってしまいますが……。私が人生で一番最初に習わせてもらったものは「ピアノ」でした。兄、姉も同じようにピアノを習わされていたのですが、2人にはピアノは刺さらなかったらしく、中学に上がるとともに辞めてしまいました。しかし私は肌に合っていたらしく、真面目に練習しない割にはずーっと楽しく続けられました。その結果、ピアノの先生から声楽を習うことも勧められたのをきっかけに声楽の道へ。私が今現在ドイツに暮らしているのも音楽大学でドイツ音楽を学び、興味を持ったことがきっかけですし、音楽に関してわが子と積極的に一緒に楽しんだり教えたりすることができて、私は本当に音楽をやらせてもらっていたよかったと思っています。ドイツは比較的寒く、あまり海とは縁のない国なので、サマースポーツよりもウィンタースポーツが断然人気。特に私たちが住んでいる地域には強いプロチームがいることもあり、数あるスポーツの中からアイスホッケーを習わせることに決めました。これは私の希望なのですが、スポーツの中でも、できれば集団競技を学んでほしかったのです。そうすれば個人競技よりも他の子どもたちと接する機会が増え、コミュニケーション能力を育てることにもなるかと思いました。私たちは当然ながら、プライベートの時間でもアイススケート場に遊びに行くことがあります。すると……。フリッツ君よりずーっと大きい子どもたちも、補助具を使用していたりするなか、アイスホッケーのトレーニングを1年近く行っているフリッツ君は、転ぶこともなくスイスイとスケートリンクを滑らかに滑ります。すると周りの人から誉め言葉をもらえるのです!こういった経験による自信が、フリッツ君の自己肯定感を育てるなど、大切な性格形成の一部になるのではないかと私は思っています。今のこの時期は「一生懸命習い事に通わせるよりもたくさん遊ばせたほうがいい」「ひとつのジャンルに集中させるのではなく、さまざまなものを習わせてみたほうがいい」などいろんな意見があると思いますが、わが家はこのままアイスホッケーを頑張ってみようと思います!
2023年02月01日兄2人はお絵かきに全然興味がなかったのですが、長女ももはお絵かきがとにかく大好き。時間があれば、ひとりでずっと絵を描いていました。何を描いてるのかと思ったら……。爆弾描いてました! いろいろな色を使ってきれいに……。この日はたまたま怖いものを描いてましたが、普段はお姫様や女の子を描くことが多かったです。幼稚園で使う兄たちのお絵かき帳は真っ白のままでしたが、もものお絵かき帳は絵でいっぱいでした。現在12歳になりましたが、今でも絵を描くことが大好きです!
2023年01月12日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です。わが家のひとり息子、フリッツ君は2月に誕生日を控え、もうすぐ5歳になる元気な男の子です!あくまで私のイメージですが、4~5歳の子供と言えば、とにかく「もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)なの!」「だからこんなすごいことができるの!」と背伸びしたがる時期だと思っていました。そんな私のイメージとは少し違って……フリッツ君は公園に来ると、なぜか赤ちゃんブランコにしか乗りたがらないのです。さすがにフリッツ君より1歳も2歳も小さい子に赤ちゃんブランコを譲ってもらったり、フリッツ君が赤ちゃんブランコを使っているせいで小さい子たちが使えなかったり、という状況にはしたくないので、周りに小さい子がいない場合にのみ許可しています。しかし、明らかにフリッツ君は赤ちゃんブランコに乗るにはもうギリギリの体の大きさで、はたから見るとアンバランス……。そんなフリッツ君が、赤ちゃんブランコについて質問を投げかけてきました。これを機に「なぜ赤ちゃんは赤ちゃんブランコを使う必要があるのか、なぜフリッツ君はもう赤ちゃんブランコを使う必要がないのか」を説明して理解してもらおうとしましたが……。なぜか赤ちゃんにマウントを取るフリッツ君。その赤ちゃんのためのブランコにあえて乗っておきながら、なぜ……。普通のブランコだと、誤って落ちてしまうのが不安だから赤ちゃんブランコに乗りたがるのかと思えば、ブランコ以外の遊具で遊ぶのはすっかりお手の物。はしごを使って高い場所に登ったり、そこからながーい滑り台で下に降りたりもできます。いったいなぜブランコを使うときだけ、赤ちゃんぶりたがるのか……??謎ですが、せめて5歳になるまでにはもう赤ちゃんブランコを卒業してほしいものです……。
2023年01月04日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!我が家のフリッツ君はもうすぐ5歳。すくすくと育ってくれて嬉しいことですが、母親の私にはほんの小さな悩みがあります。そう、フリッツ君が産まれて来た日から撮り続け、ひたすらに増えていく写真データです……。初めのうちはスマホに保存するだけで済みましたが、私のスマホの保存容量はあっという間に満タンになってしまいました。そこで、定番の手段として、大容量USBを購入! まずはスマホからPCに移し、PCからUSBに移してそこに保存していました。わざわざPCとUSBを用意して、写真を見る……「わざわざ」と言うほどの手間ではないのかもしれませんが、私はどうにもそこまでのモチベーションが湧かず、結局USBは引き出しにしまわれっぱなしで、写真を見る機会がなくなってしまいました。もっと簡単に、片手間に写真を見返せる方法はないものでしょうか。そこで今度は、スマホに直接繋げられるUSBを購入。これならPCを用意しなくても、USBをスマホに挿すだけでその中に保存した写真データをスマホで見られるんです! これは便利!これは私が最強にモノグサすぎるのでしょうか。やっぱりこれも写真を中に保存したまま放置……。もっと「あ、そうだ!昔の写真を見よう」と思い出すことができて、かつすぐにぱっと見られる方法。それは……。こんなに便利でコンパクトな世の中にも関わらず……。私が選んだ方法はシンプルに「アルバムを作る」というアナログなものでした(笑)。もちろん、印刷して保存するとしたらデジタルデータで保存するのとは違い、撮影したすべての写真を……というわけにはいきません。連射写真を1枚に絞ったり、ぼけている写真や、子供がちゃんと写っていない写真などは除外したりしていきました。しかし、それでも! 我が子の写真……特に新生児期の写真は、母親の私にとってどれも可愛くて可愛くてたまらないんです。きっと人から見たら「寝てる姿ばっかりじゃん」なんて思われるのではないでしょうか。写真をかなり厳選したにも関わらず、なんと約2か月分でアルバムが1冊埋まってしまったのです。もちろん、これもあるあるだとは思うのですが、新生児期の写真は特に多く、その後は少しずつ写真を撮る頻度が減っているので、2冊目以降のアルバムは1冊目のアルバムのように2ヵ月分で埋まってしまう……なんてことはありませんでした。しかし、きっと合計でとんでもない量になるに違いないことには変わりないでしょう。アナログのアルバムなら、ふと本棚に置いてあるのが目に入って「そうだ、アルバムを見よう」と思いつけますし、本棚から取り出して見るだけ。フリッツ君も、自分が赤ちゃんの頃を見るのはとても興味深いらしく、楽しく見てくれています。「このときはこんなことがったんだよ」と思い出話もできて、親子のコミュニケーションにもなって、この方法で私は満足です! 少しだけ大変ですが、これからも作り続けます!
2022年12月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です。突然ですが、過去記事にも少しだけ記載しているとおり、わが家は少しだけ複雑な家庭です。もともとはドイツ人男性と国際結婚をしてフリッツ君を授かりましたが、その後離婚。現在、フリッツ君は平日は私の元にいて幼稚園に通いながら、週末はパパの元に遊びに行く……という生活をしています。わが子がかわいいのは当たり前ですが、離婚家庭でしかもひとり息子という要素がさらにそれを加速させているのか……。とにかくフリッツ君がかわいくてかわいくてたまりません。しかし、甘やかすだけが親の仕事ではないこと、過剰に甘やかしてしまうことは愛する息子のためにならないことももちろん自覚しているので、厳しくする部分は厳しく! と日頃から意識しています。そんなある日のこと。フリッツ君、私のパートナーであるシュテフと3人でピクニックに出かけたときのことです。私はフリッツ君におやつの棒アイスを与え、フリッツ君とシュテフを2人にしてトイレに立ったのです。そして、トイレを終えて戻ってくると、ピクニックマットの上にフリッツ君が食べ終えたのであろうアイスの棒が落ちているのを見つけました。「ああ、アイスを食べ終えたんだな」と思い、それを拾おうとした私。それを見たシュテフに、真っ先にこう伝えられたのです。ぐうの音も出ないとは、まさにこの瞬間のことでしょう。そう、私はフリッツ君に「自分が食べ終わったごみを自分でごみ箱に捨てる」ということを一切教えてこず、赤ちゃんの頃のように私が捨ててあげるのが当然だったのです。これをきっかけにフリッツ君としっかり話をし、フリッツ君は自分のごみを自分でごみ箱に捨てることを少しずつ学んでくれました。そして前々から計画していたとおり、これまで別々に住んでいたシュテフと共同で大きな賃貸を契約して引越し、3人での生活が始まりました。シュテフとの3人の生活は、私との2人だけの生活では気付かなかった、フリッツ君の特徴がわかってきました。フリッツ君はシュテフにとても懐いており、おしゃべりするのが大好きなのに、なぜか「おはよう」「おやすみ」「ありがとう」などの基本的な挨拶をしようとせず、握手だけで済ませること。照れ隠しなのかもしれませんが、これもゆっくりと毎日話して聞かせることに。さらには…。シュテフの前では当然のように1人で靴を履くフリッツ君ですが、私がいるときは私に履かせてもらうのを待っていたことが発覚。私もフリッツ君がすでに幼稚園では1人で靴を履いたり脱いだりしていることを知っていたのに、ついつい無意識に手伝って(と言いますか、ほぼ100%やってあげて)しまっていたのです。こちらも「これからはちゃんと1人で靴を履こうね」とフリッツ君と話し、少しずつ改善させていきました。シュテフというパートナーの存在がなければ、私は自覚なしにフリッツ君を甘やかし、成長を阻害していたことに気付かないままでした。そして……きっとこれからも、いくつものことに気付かされるのでしょう。私はその都度、しっかりフリッツ君と話をして、親子で成長していこうと思います。しかし、やっぱり母親としては息子をめちゃくちゃに甘やかしたいときもあるもの。そんなときは、やっぱり遠慮なく私の望むとおり、息子の望むとおりに甘やかしちゃってます。たまにはいいですよね。
2022年11月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで一人息子を育てている主婦のぱん田ぱん太です!いつもどおり4歳の息子、フリッツ君を幼稚園にお迎えに行ったある日のこと。表紙はキラキラピンク色、ユニコーンなども描かれていて、恐竜やトラクターや緑色が大好きなフリッツ君の好みっぽくない本だな、と思いながら見てみると……。なんと懐かしの「プロフィール帳」でした! ちなみにドイツ語だと、直訳すると「フレンドブック」と呼ばれています。持ち主の名前を見てみると、フリッツ君と同じグループの女の子。やっぱりドイツでも日本と同じで、こういうのをやりたがるのは女の子が多いのでしょうか。家に帰って、さっそくフリッツ君と一緒にプロフィール帳を書いてみることに。私が小学生の頃、みんなで交換していたプロフィール帳には「好きな人」なんて質問がありましたが、どうやらこのプロフィール帳はもっと幼い年齢の子たちを対象にしているみたいです。「〇歳以上/以下向け~」など、年齢別で色んなプロフィール帳があったりするんでしょうか。その中で気になる項目が! 「将来の夢」です。ドイツの幼稚園は年齢ごとにグループが別れておらず、3~6歳の子どもたちが一緒になっています。そのため、フリッツ君のグループの年齢が上の子どもたちが書いたプロフィールを読んでみると、なかなかちゃんとした職業を書いていました。まだフリッツ君がちゃんとした職業を言えるとは思えず。大好きな「ゴジラ」になりたい、くらいの返事が返ってくるかな?と想定していたら……。意外! 自分で考えて、ちゃんとした答えが返ってきました!「ごはんを作るのが好き」な傾向はたしかにあります。おままごとが大好きだし、私が家で本物の料理をするときも興味深そうに観察していることがあるのです!もうそんなことを考えられるようになったなんて……と感慨深く思っていると……。違いました。ごはん(食事全般)じゃなくて、ごはん(白米、白ごはん)のことでした(笑)。ドイツ生まれドイツ育ちのフリッツ君ですが、白ごはんが大好きで、普段からそれだけを延々と食べたがるくらいなのです。当然、炊飯器にお米とお水を入れて洗ってボタンを押して……という作業もいつも観察しているので、「大好きなごはんを作る作業をぼくもしたい」と思ったのでしょうか。もちろん「ご飯を炊くだけのお仕事なんてないよ」なんて野暮なことは言わず、ひとまずその夢を応援することにしました。皆さんのお子さんは、何歳くらいから「将来の夢」を答えてくれるようになりましたか?子どもの「将来の夢」が年齢とともにどんなふうに変化していくのか、記録していくのも面白いかもしれませんね!
2022年09月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツでひとり息子を育てている主婦のぱん田ぱん太です。皆さん、暑い夏を満喫していますか? わが家で夏の間一番楽しんでいるのは、やっぱり定番のプールです!わが家のフリッツ君は現在4歳。ようやく水への恐怖がなくなって、子ども用のアームリングを着けたままなら、ひとりでぱちゃぱちゃと水の上に浮かべるようになりました!さらに、私の恋人が一緒にいるとき(わが家は離婚済みなので、父親と3人で遊びに行くことは残念ながらありません)は、彼がフリッツ君に泳ぎ方の指導をしてくれます。泳ぎ方を教えてもらって、小さな手足をぱたぱたと動かして泳ぐフリッツ君の姿が可愛くて可愛くて、わたしは思わず毎回笑ってしまいます。すると……。彼から「私があざ笑うせいで、フリッツ君が泳ぐのをやめてしまう」と注意されてしまいました。慌てて弁解しようとしましたが、ふとあることを思い出しました……。私自身にも小さな頃、おそらく悪気はなく、本当にただ子どもに対して「可愛い」と思っていたのであろう大人たちの笑いを、とても不快に思った経験があったのです。それ以来、プールでの泳ぎの練習に限らず、フリッツ君が何かを真剣に頑張っているときは、どんな理由があろうとも笑わず、こちらも真剣に応援することを心がけています。恋人から教えてもらった、新たな気付きでした。
2022年08月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です。これは先日、とあるブログ記事を目にした時のこと……。アメリカで国際結婚をした女性のブログなのですが、彼女の旦那さんはアメリカ人です(厳密には、欧州出身とのことですが)。夫婦でアメリカのスーパーでお買い物をしていた際、旦那さんが会計前のスーパーのドリンクを開けて飲み干し、空っぽになったペットボトルを会計で通した、というエピソードが描かれていました。実はこのお話、他人事ではないのです。この「どうせちゃんと後でレジを通すのだから、会計前の商品を開けてしまっても問題ない」という風潮は、ドイツにもあるのです!渡独して間もない頃、初めてスーパーでこの光景を見たときは「あの人、何してるの!?」と非常に驚いたものですが、その後ちょくちょく同じ光景を見かけたことから「ああ、ドイツでは会計前の商品を開けてしまうことは別に問題ないんだ」と文化の違いとして納得し、その後は特にそれについて考えることもありませんでした。改めてドイツ語で調べてみましたが、「その後きちんとレジを通すことは大前提として、ドイツで会計前のスーパーの商品を開ける行為自体が罪に問われることはありません。トラブルの元になる(万引きを疑われる等)場合もあるので、決して推奨される行為ではありませんが、まず問題は起きないでしょう」とのこと。しかし、上述のアメリカ在住の方のブログ記事に対するファンの皆さんの反応を見てみると……。「恥ずかしかった」という彼女と同じように、他の方もネガティブな意見ばかり。特に「子どもには教えない」という意見が、ドイツで現在4歳の子を育てている私にも刺さったので、これまで「そういうもんなんだな」と納得していた私も、これについて少し考えてみることにしました。まず、シンプルに「じゃあ私はそれをするのか?」と言われたら、絶対にやりません。私は日本人ですから「会計前の商品を開けることは絶対にしてはいけない」という文化で育っていますし、まず会計前に開けてしまう理由もありません。普通に会計まで待つことができます。もちろん、脱水症状や熱中症で倒れたりするほど水分が早急に必要な状況などであれば別ですが、まずスーパーでそのような状況になることはないのではないでしょうか……(笑)。じゃあ、わが子だったら? これも少し考えにくい状況です。わが家は子ども用の飲み物を持参していることがほとんどだからです。もちろん暑い夏、飲み物持参を忘れてしまったり、あっという間に飲み干してしまったりして、スーパーで飲み物を購入する……というシチュエーションもあるでしょう。その場合、子どもが喉が渇いて渇いて泣き出してしまったら……正直、あげてしまうかもしれません。だけど、あくまで子どもの場合です。大人は、我慢できますよね?そこでようやく、はっと気付きました。このテーマは「とがめられないとしたらやっていいのか/それでもやるべきではないのか」というのがポイントではなく「大の大人がちょっとした空腹や口渇感を、たったの数分だか十数分だかもガマンできないってどうなのよ?」という部分だと。自制心のなさは、何も「スーパーで会計前の商品を開けるかどうか」だけに影響するものではありません。決して「自分の欲求を何もかも抑えて、ガマンしすぎて無理をする」のが良い、ということではありませんが、適度な自制心は、わが子の人生にとっても非常に重要な要素のはずです。子どもが飲み物にしろ食べ物にしろ、会計前の商品を開けたがったときに「じゃあ、いいわよ」と許可してしまうのは、自制心の成長を阻害する要素のひとつではないか……と気付いたのです。そこで私は、改めてそれをテーマにした自分の教育方針について考えました。まず「我慢する=良いこと」ではないということ。「我慢をしなくていいように、少し先の未来について予測し、事前に手間をかけて対策をしておくのが大事」だということ。そして「とがめられる・とがめられないなどは関係なく、会計前の商品を開けることはマナー違反であり、よほどの例外を除き、やるべきではないこと」という考えを教えること。わが家のフリッツ君は一応その教育に納得してくれているようで、きちんと会計後まで待つことができます。彼がもう少し大きくなって、その目で誰かがスーパーの会計前の商品を見たときに、何を思うかはわかりません。でも「あの人はあれをやってるけど、僕はママがずっと言っていたとおり、やりたくないからやらないでおこう」……というように「人は人、自分は自分」と考えてくれるよう、これからもまっすぐに向き合って教育を続けたいと思います!
2022年07月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です。皆さんは、子どものほんの小さなケガの時、どのように慰めていますか?ドイツで以前やっていたベビーシッターのお仕事で知り合った親子や、公園などで見かける親子からよく聞いたのは、こういった言葉です。「魔法」なのがちょっぴりヨーロッパ流? だけど、日本人の私にはなぜかしっくり来なかったので、私がよく使うのは……。やっぱりこれです! 我が子フリッツ君も、まだ今より小さかった2歳くらいの頃でしょうか。これを言えば、すぐに「痛くなくなった」と暗示にかかってくれていました(笑)。しかし、我が子の成長は早く……。「痛いの痛いの飛んでけ」の後に、飛んで行った先について疑問を持ったり、ダメ出しをされたり……。「痛いのが飛んで行かなかった!」とクレームを受けたりするようになりました(笑)。そして、4歳になった現在のことです。またまたフリッツ君が公園で転んで小さな擦り傷を作ったので、いつものをすることに。こっちも趣向を凝らして、今回はママの友達でありフリッツ君もお話をしたことがある「ミヤギくん」という友達の名前を出してみました。すると……。え? まさかの! 「もっと痛くなった」という新しいパターン!面白かったので詳しく聞いてみると「ミヤギくんがふりぽよに投げたから、もっと痛くなった」とのこと。それはつまり……?子どもの発想って、なんて面白いのでしょうか。というわけで、年々簡単には通用しなくなってきた「痛いの痛いの飛んでけ」ですが、ふりぽよの柔軟な発想と反応をもっと楽しみたいので、これからも使い続けたいと思います!
2022年06月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツでひとり息子を育てているぱん田ぱん太です!突然ですが、昨年までわが家はドイツ人の夫との国際結婚家族でしたが、現在は正式に離婚が成立し、別居をしています。日本では「単独親権」が一般的ですが、ドイツでは基本である「共同親権」が適用され、4歳の息子のフリッツ君は平日はママ(私)の元、週末はいつもパパの元で過ごしています。そして、ある日のこと。フリッツ君が私に聞いてきました。突然の質問に驚きましたが、心当たりはあります。週末が終わり、いつもフリッツ君がわが家に戻って来たときに……。毎回「会いたかった」「会えて嬉しい」と口にすることです。フリッツ君はそれを聞いて「じゃあ、僕に会えないうちは悲しいのかもしれない」と心配したのかもしれません。心配をかけることがないように、私はフリッツ君とまっすぐ向き合って話をすることにしました。「そうだよ、フリッツ君が大好きだから、フリッツ君がいない間はママは悲しいんだよ」などと言って、フリッツ君が「自分のせいでママが悲しんでるんだ」と感じてしまうことは絶対に避けたいので、私はフリッツ君といない間も楽しいことを伝えようと思いました。だけど、それで逆に「ママは僕がいなくても平気なんだ、僕が好きじゃないんだ」とは誤解させないように……。私の大好きなデ◯ズニープリンセスをたとえに出してみました。これは本当のことで、私はできればフリッツ君と一緒にプリンセスが出てくる映画を観たり、音楽を聴いたりしたいのですが……。フリッツ君はスーパーヒーロー、あんぱんまん、恐竜など、別のコンテンツに夢中で、プリンセスを禁止するのです(笑)。それを説明すると、フリッツ君はしっくり来たようで、すぐに納得してくれました。その次の週末前にバイバイする時にも、笑顔でこう言ってくれました。ママがフリッツ君に依存しているわけでも、逆にフリッツ君を必要としていないわけでもないということを、プリンセス映画のたとえを通して理解してくれたようで、私はとても安心しました。きっとこれからもフリッツ君が大きくなるにつれ、少し人とは違う家庭環境や、両親同士の関係でいろいろと考えることが増えるのだと思います。そのたびに、フリッツ君がきちんと自分の考えを私に話してくれて、私もまっすぐに話ができる関係でいられるように頑張ろう!と思いました。
2022年05月01日