格安orジャルパック?ハワイのパッケージツアーその利点を今こそ見直そう
格安旅行会社てるみくらぶの破産により、にわかに旅行業界が注目されている今日この頃。特に今回は多くの消費者に甚大なる損害を与えていること、また、同社のツアーを利用したことがある人も多いため、他人事と思えない人も多いのではないでしょうか。そんな折、ハワイにパッケージツアーの取材に行くチャンスがあり、旅行のあり方、選び方を考えさせられました。
ただ「ハワイに行きたい」、そんな気持ちにさせてくれる最強のパワースポット、ワイキキビーチ
格安旅行会社パッケージ商品利用チェックイン時間までさまよう
実は筆者も、ずいぶん前にてるみくらぶのパッケージツアーでハワイに行ったことがあります。そのときは同社の主力商品、“スケルトン”と呼ばれる現地までの航空券と宿泊のみがパッケージされたツアーを利用。航空券、ホテルなどをいちいち調べる暇もないし、現地でやりたいことが決まっているので、観光や食事の場所が定められているタイプのパッケージは敬遠していたのも、格安旅行会社の商品を選んだ理由です。このときは子連れで、4歳の娘を連れての母子2人旅。現地で先に来ていた友人母子と合流して遊ぶのが目的だったので、予算に合った旅行商品を見つけて予約したのでした。
現地に到着したのは朝の6時台。バスでワイキキにあるてるみくらぶのラウンジまで連れて行ってもらい、滞在中の注意点やオプショナルツアーなどの説明を受けたらそのまま解散、あとはホテルのチェックイン時間まで時間をつぶします。まだ朝早く、お店も開いていないし、娘はベビーカーの中で爆睡中だし、さて困った。ビーチでのんびりしようにも、日焼け止めや水着などはすべてスーツケースの中。なにより着替える場所もない。お腹はぜんぜん空いていないけれど、しかたなくホテルの近くにある24時間営業のレストランに入ってぼんやりしていました。それも長くはいられないので、買い物に出かけ、町をうろうろ。数時間も経つとさすがに疲れてきて、イチかバチかとホテルに行き「もし部屋が空いていたら早めにチェックインできないだろうか」とお願いすると、幸い空いている部屋があるとのことで入れてもらいました。
それでも5時間くらいワイキキをベビーカーを押しながらさまよっていたことになります。
さて、無事にチェックインすることができ、あとはのんびりマイペースに過ごすだけ!子連れということもあり、ほとんどノープランで行きたいところがあれば自力で手配します。